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フェルマーの最終定理 の商品レビュー

4.5

113件のお客様レビュー

  1. 5つ

    62

  2. 4つ

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2014/09/27

数学的な知識は要らず,数学の歴史と数学者の自身に焦点を当てた本.詰まらずに一気に読めて,非常に面白いです.

Posted byブクログ

2014/09/20

数学の綿々と流れる真理への飽くなき憧れの一端を見ました。数式、公式が後半になってさっぱり分からなくなっても、身近な例えで何となく雰囲気がつかめ、数学者の熱い思いはよく分かり、感動しました。

Posted byブクログ

2014/04/03

数論という世界に触れることができた。 虚数は縦軸である。 数は数直線上に載っているものである。 現代の証明は力ずくになっている。

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2013/10/31

「フェルマーの最終定理」は、17世紀の数学者フェルマーが残した難問を、あまたの数学者たちの挑戦と挫折を経て、現代の天才数学者アンドリュー・ワイルズが初めて証明するまでを追ったドキュメンタリー小説です。 続きはこちら→ GUEST 106/南場 智子:スミスの本棚:ワールドビジネ...

「フェルマーの最終定理」は、17世紀の数学者フェルマーが残した難問を、あまたの数学者たちの挑戦と挫折を経て、現代の天才数学者アンドリュー・ワイルズが初めて証明するまでを追ったドキュメンタリー小説です。 続きはこちら→ GUEST 106/南場 智子:スミスの本棚:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京 http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/blog/smith/2013/10/post154983.html

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2013/06/05

節目節目で日本人や女性が非常に大切な役割を果たしており、胸が震えます。青木薫さんの訳が素晴らしいと思うのです。青木さんが訳された別の本までド文系でちんぷんかんぷんながら読んでしまいました。美しい日本語の使い手でありながら理系な理解力もあり、語学も堪能だなんて凄い方ですね。

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2013/02/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

≪内容覚書≫ 17世紀にフェルマーが残したことば。 「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、 余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」。 果たして、ワイルズは、 「3以上の自然数nに対してXn+Yn=Znを、 満たすような自然数X、Y、Zはない。」 という命題を証明し、フェルマーの最終定理に たどりつくことができるのか。 ピュタゴラスに始まる数論、 解決のカギとなった「谷山=志村予想」など、 数学の歴史の感動ドラマ。 ≪感想≫ 正直なところ、命題の証明はもちろん、 その途中途中に使われた数論を、 すべて理解できたとは言えない。 しかし、それでも、熱中して読むことができた。 挫折と挑戦を繰り返すサクセスストーリーは、 目指すものが何であっても、面白い。 日本人が貢献していたことにも驚いた。 戦前の教育と戦後の教育。 時代と共に変わって行くことは仕方ないとしても、 果たしてこれから先、 世界的に名前を知られるようになる学者を、 日本は輩出できるのだろうか。 そんなことをうっかり考えてしまった。 また、文系一筋で、数学を避けて生きてきたので、 「数学者」というものに触れられた点も、 良い経験となった。 「文学者」とは、やはり違う生き物だな、と、 しみじみと、笑ってしまった。

Posted byブクログ

2013/02/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

多くのレビューにあるように、この本には古代ギリシャのピュタゴラスから、20世紀末にワイルズが証明するまでの、フェルマーの最終定理に関する数多くの数学者のエピソードが綴られている。 非数学者でも証明の流れが理解できるように、巻末に補遺を設けるなど、さまざまなすばらしい工夫がされている。 筆者のサイモン・シンは、インド人ということもあってか、多くのフェルマーの最終定理に関する洋書には省かれがちな、谷山・志村予想などの東洋人の貢献についても、詳細かつドラマチックにストーリーを展開させている。 日本人として谷山志村その他の数学者の貢献には大変誇りに思う(上から目線。笑) ワイルズが谷山・志村予想の証明に取りかかったときからは興奮度は上昇の一途たどった。ワイルズは7年間孤独な中で試行錯誤を繰り返し証明を完成させたが、とはいってもやはり同僚の数学者の手助けなしには成し遂げられなかったことを知り、協力することの美しさを実感知った。 この本を読んでいるときは、現実のあまり向き合いたくない事柄には払う注意も残らないほど本にのめり込むことができた。()。この本を読み終えた心境は、ワイルズがフェルマーの最終定理を証明したときの心境に似ている(スケールは全然違いますけど!)。達成感もあったが、読み終わって寂しい心持ちもする。 著者のサイモン・シンさんはほかにも暗号に関する本を出版しているそうなので、今度は原書で挑戦してみようかなと思う。

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2012/12/16

数学の世界の奥深さを感じられる一冊。難しい数式を殆ど用いる事なく、分かりやすく説得力のある文章で書かれている。ただ一つだけの明確な「解」が存在する、数学の世界の揺るぎない美しさを少しでも感じ取れた気がした。フェルマーの最終定理を取り巻く人間模様も興味深く、感動的。

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2012/11/12

3 以上の自然数 n について、x^n + y^n = z^n となる 0 でない自然数 (x, y, z) の組み合わせがない。 アマチュア数学界の天才フェルマーが生前残したこの数式の証明を3世紀以上に渡り数学界の天才たちが解き明かす数学の歴史ドキュメンタリー。 数式や定理...

3 以上の自然数 n について、x^n + y^n = z^n となる 0 でない自然数 (x, y, z) の組み合わせがない。 アマチュア数学界の天才フェルマーが生前残したこの数式の証明を3世紀以上に渡り数学界の天才たちが解き明かす数学の歴史ドキュメンタリー。 数式や定理よりこの証明に関わった人物の生い立ちや業績、定理証明にどの様に貢献したかが書かれており、数学に自信がなくても問題ないです。 また本書に出てくる数式や定理の一部を解きたい、解説を読みたいという方のために付録で解説がついているのも嬉しい。 科学の発展は元をたどれば数学の発展に行き着くことから、数学の勉強の必要性に疑問を感じる人にはぜひ読んでもらいたい本です。

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2012/10/25

★2012年SIST読書マラソン推薦図書★ 所在:展示架 資料ID:10000656 本を読んで読書マラソンに参加しよう! 開催期間10/27~12/7 (記録カードの提出締切12/13)

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