疫病神 の商品レビュー
このシリーズの「破門」がドラマ化されるってので、北村一樹、浜田岳が主人公と知った日、たまたまラジオで著者が黒木瞳と著者の新作「後妻業」について話してたのを耳にし、どーしても読みたくなって手にした次第。 舞台が大阪。 会話は大阪弁でんねん。 けっこう登場人物が多く、誰のなんの繋...
このシリーズの「破門」がドラマ化されるってので、北村一樹、浜田岳が主人公と知った日、たまたまラジオで著者が黒木瞳と著者の新作「後妻業」について話してたのを耳にし、どーしても読みたくなって手にした次第。 舞台が大阪。 会話は大阪弁でんねん。 けっこう登場人物が多く、誰のなんの繋がりだか考えるのがけっこう面倒。 主人公2人のキャラが濃厚で、人物相関図が若干あやふやなままでも勢いで終盤まで行った。 フィリップ・マーロウの台詞を日本判で言ったら、きっとこんな感じちゃうんかなあ・・・と桑原の会話を読んでて思った(・∀・)
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2014年12月12日 面白かった! 直木賞作品『破門』を読んでからの読破。文句なしに面白い。好き嫌いは分かれると思うが、無駄な場面が一切ないのが大好きです。ただ、登場人物が多く、頭の中で整理するのが大変でした・・・。
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大阪を舞台に、産業廃棄物の処分地を求めて、ゼネコン、土建屋、コンサルタント、不動産屋、地上げ屋、地方議員、極道たちが暗闘を繰り広げる(解説より)はなし。 億単位のカネを巡る画策の嵐に巻き込まれ、それぞれの筋を通すために奮闘するのは冴えないコンサルタントとカネ至上主義ヤクザのコンビ。 産廃、土地、権利に加えて堅気-極道のカネの流れや枝関係まで、なじみないうえに大変込み合った素材と力関係で個人的には筋書きを追うのが難しかった… 暑苦しくなく、クールすぎない温度と、関西弁の軽快な会話劇が好ましい作品。
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この前、破門読んでシリーズだとしって本書を読んだ。 ダイハードやな。 インコはいつ出てくるのかな!?
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人気シリーズらしかったので、まずは第1作目を読んでみよう、と手に取りました。 読後感の良い、人情ハードボイルド(ハードってほどでもないかもw)でした♪ 最初は、主人公の二宮が頼りなさ過ぎて、相棒の桑原だけが疫病神なのかと思ってましたが、後半戦に入ると主人公のしぶとさ(生命力?)...
人気シリーズらしかったので、まずは第1作目を読んでみよう、と手に取りました。 読後感の良い、人情ハードボイルド(ハードってほどでもないかもw)でした♪ 最初は、主人公の二宮が頼りなさ過ぎて、相棒の桑原だけが疫病神なのかと思ってましたが、後半戦に入ると主人公のしぶとさ(生命力?)がハンパなく、桑原にとっても二宮が疫病神に思えてくる、という展開が楽しい♪ 産廃業界の利権の裏側を探るところはちょっと複雑でとっつきにくいかも、ですが、すべては 読後感 が予想外に爽やかだったので、細かい点は気にならなくなりましたw もう5作くらいあるのかな? とりあえず、第2弾も読んでみようかと思います。
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お互いを疫病神扱いしながらも奇妙な縁で繋がっている相棒の関係性が良い。決して馴れ合わないし、すきあらば出しぬかれる様な間柄であるが、なんとも漢を見せてくれる。 複雑に絡み合った産廃利権を巡る展開も読み応えがあり素晴らしい。
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デフォルメはされてるんだろうが、かなり取材したと思われる。カネの匂いに敏感な悪党どもが図太くしたたかに生きる様子が痛快。
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建設コンサルタントの二宮とヤクザの桑原のコンビシリーズ第1弾。 建設廃材最終処分場の設立をめぐるハードボイルド。 主人公を含め金を欲するくせのある奴らが複雑に絡み合います。 産廃処分場設立の複雑さにもまして、物語上の組織や人間の関係も複雑で、ちょっと混乱しました。 思いっきりハードボイルド調なんですが、死者が出ないというのと、主人公はあくまで堅気であるということで、事件後も爽快な感じが残りました。
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くーっ、これは面白いっ‼︎ 大阪の地名と、入り乱れた登場人物達の肩書きと名前を覚えるのが大変だけどね(^^;; 産廃ビジネス、ヤクザ、ゼネコン、政治家、、いろんなワル達のシノギ合い!シリーズ化されてるみたいなので、早速、買います!2014/9読了。
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直木賞受賞作「破門」を読んで見ようと まずはシリーズ第一作を読んでみた。 建設コンサルタントの二宮と二蝶会の桑原が 産廃処理場の造成に絡んだ狸たちの思惑に巻き込まれていく話。 二宮と桑原の会話がテンポよく、次々起こる厄介ごとを 見捨てたり見捨てられたりして、お互いが疫病神にな...
直木賞受賞作「破門」を読んで見ようと まずはシリーズ第一作を読んでみた。 建設コンサルタントの二宮と二蝶会の桑原が 産廃処理場の造成に絡んだ狸たちの思惑に巻き込まれていく話。 二宮と桑原の会話がテンポよく、次々起こる厄介ごとを 見捨てたり見捨てられたりして、お互いが疫病神になりながらも 前に突き進んでいく姿がおもしろく、目が離せなかった。 続編も読んでみたいと思う。
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