疫病神 の商品レビュー
話のストーリーがすすむにつれ、様々な組織や会社がからまってくるので、少しややこしいが、建設業界についての知識がついてよい。
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関西弁が頭の中でぐるぐるする 飛び交う金の額が大き過ぎて、クラクラする でも、企業の儲けって、こんな感じなのね
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佐藤さんに借りたまま長期積ん読で、ようやく読了。 建設業界の怖い話!やくざの一瞬の攻防が面白いし、自分の命とか組織の名誉とか義理とか複雑な諸々を、瞬時に判断するところがカッコイイ。でも私にはお腹いっぱいすぎた。「岸和田少年愚連隊」ぐらいが丁度いい。 6〜7年前の小説やけど「情報」...
佐藤さんに借りたまま長期積ん読で、ようやく読了。 建設業界の怖い話!やくざの一瞬の攻防が面白いし、自分の命とか組織の名誉とか義理とか複雑な諸々を、瞬時に判断するところがカッコイイ。でも私にはお腹いっぱいすぎた。「岸和田少年愚連隊」ぐらいが丁度いい。 6〜7年前の小説やけど「情報」の重要さは今と変わらず大きい。
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ちょっとしたバディムービーを観た感じでなかなか面白い。 特に桑原、非常に映像的に描き込まれていると感じた。 ただやっぱり関西弁が、、、 この作品は相当良いと思うのだが、一応関西育ちと定義付けられよう当方から見ると、やっぱり関西弁は書き言葉としては向いていないのかなと感じざるを得な...
ちょっとしたバディムービーを観た感じでなかなか面白い。 特に桑原、非常に映像的に描き込まれていると感じた。 ただやっぱり関西弁が、、、 この作品は相当良いと思うのだが、一応関西育ちと定義付けられよう当方から見ると、やっぱり関西弁は書き言葉としては向いていないのかなと感じざるを得ない。 話し言葉のスピード感が異様なまでに無くなってしまう、だからこの本も少し展開にもっさり感が抜けきらない、何でだろう?
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二宮のボロボロ具合がすごいけど「国境」を読んでから思い返すとこのあたりはまだまだ、だったのがすごい。喧嘩の国の王子様のファッションセンス… 好きなシリーズです。ごついけど。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主人公、二宮(カタギ)が三好(ヤクザ)の家に不法侵入して、 桑原(これまたヤクザ)と行動を共にし始めてからの テンポがよい。 話が進むにつれ二宮と桑原の かけあいも癖になる。 登場人物に共感も憧れも抱けはしないけど、 「業界」のお勉強にはもってこいである。 作中での用語の解説が親切だし。 それを踏まえても作中の登場人物の 関係がわかりづらい(これがこの作品のミソでもある)。 二宮が相関図書いてくれるまでごちゃごちゃ。
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面白かった。一気に読んでしまった。 建設コンサルタントとやくざのコンビの話。 知らない業界じゃなかったから(建設の方)それほど難しくはなかったけど、相関図を理解するのはちょっと大変だった。
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疫病神シリーズ第1弾。 建設コンサルタントとヤクザの金儲け話。 とにかく会話のテンポがいいので、あっという間に読み終わった!本当は、裏社会や建設業界の怖〜い話なんだろうが二人の大阪弁での掛け合いが面白おかしく一気に読める一冊。
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いやー。面白かったです。 大阪弁の会話のテンポ 実にいいんですね。 これだけ、小気味いい 会話は あんまりないなぁ。 放火、青酸流し、脅し、暴力、・・・裏をかく。 何でもありの中で 二宮が 筋を通して まっしぐら。 駆け引きの巧みさ・・・そして 焦点を明確にする。 一見さえない...
いやー。面白かったです。 大阪弁の会話のテンポ 実にいいんですね。 これだけ、小気味いい 会話は あんまりないなぁ。 放火、青酸流し、脅し、暴力、・・・裏をかく。 何でもありの中で 二宮が 筋を通して まっしぐら。 駆け引きの巧みさ・・・そして 焦点を明確にする。 一見さえないオトコにみえるが じつに 信念と勇気 がある。 それに、脱帽せざるを得ない。読後感がステキである。 相方になってしまった ヤクザモンの 桑原が シノギがあるといって・・・ 突っ込んでいく。 カタギ、チンピラ、ヤクザ それぞれが 格が違う。 桑原は ホンモノのヤクザの 自覚がある。 いろんなものに カネを注ぎ込んでいる。 ヤクザなりの 自覚が 自分を支えている。 産業廃棄物処理場をめぐって ゼネコン、下請け、そして コンサルティング(サバキ)の思惑が絡んで どんな欲が その中にもぐりこんでいるのか ただでは 転ばない人たちの 欲と欲の絡み合い。
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黒川博行の本の面白さは、私的にはスピード感につきます。一度読みだすと、止まらない感がいいですね。疫病神シリーズは、本当面白い。映画化されないか、密かに期待しています。
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