疫病神 の商品レビュー
期待してたほど面白くない。主人公2人のキャラいいが、おんなじようなヤクザがふた手に分かれて事件の背景が解りにくい。
Posted by
おもしろいわー好きだわ桑原節。二宮と桑原の掛け合いもまだぎこちないけど後半調子出てくるね。続編も読もう。
Posted by
初めて黒川さんの作品を読む。同シリーズの「破門」が直木賞を受賞したことから興味を持ち、まずは一作目からと。 面白かった。スピード感のある展開、ハードボイルドテイストながら主人公達が圧倒的な強さを持つわけでもなく、知恵も使って難局を乗り越えていく。関西やくざの痛快さがとても楽しめた...
初めて黒川さんの作品を読む。同シリーズの「破門」が直木賞を受賞したことから興味を持ち、まずは一作目からと。 面白かった。スピード感のある展開、ハードボイルドテイストながら主人公達が圧倒的な強さを持つわけでもなく、知恵も使って難局を乗り越えていく。関西やくざの痛快さがとても楽しめた。次作も近いうちに読みたい。
Posted by
浪速版で作った「ダイハード&24」みたい。金の匂いに群がってくる人間は恐ろしいですね。軽快な大阪弁がテンポと明るさで救われますが、ろくな人間が出てこない、完全なピカレスク小説です。映画化すると面白そう。
Posted by
産廃処分地の建設のため、危ない連中が暗闘を繰り広げる。スケールが大きく、アンダーグランドの世界に目をみはった。テンポがよく、前のめりになり読んでしまった!
Posted by
実際の極道は、桑原みたいではないんだろうなあと思いつつも、楽しめながら読めた。大阪では、極道もボケとツッコミののりなんだなあと感じた。
Posted by
出てくるやつほぼ全部悪人。 だからみんなやりたい放題だが、それが面白い。 二宮がどんどん肝っ玉座っていって、 それがなかなか痛快だった。 でも、このあと二宮はこの業界で生きていけるのだろうか。
Posted by
ドラマのCMで気になったので。昨年の後半は恋愛もの?女性が主人公の話が多かったからこんなに男くさい本久しぶり。それもドンパチ系で!色々な組が出てきて話を追うだけで大変だったけど読み応えのある話で面白かった。たまにはこういうコテコテなのもいいね。
Posted by
産業廃棄物処理場の利権に群がるゼネコンとヤクザのお話。直木賞候補にもなり、主人公の二宮・桑原コンビは「シリーズ疫病神」として後日続編でも登場する。まさに黒川さんの出世作といってもいい本作、Amazonのレビューでも絶賛の嵐である。 読んでみてまず目を引いたのは相当リアルな関西弁...
産業廃棄物処理場の利権に群がるゼネコンとヤクザのお話。直木賞候補にもなり、主人公の二宮・桑原コンビは「シリーズ疫病神」として後日続編でも登場する。まさに黒川さんの出世作といってもいい本作、Amazonのレビューでも絶賛の嵐である。 読んでみてまず目を引いたのは相当リアルな関西弁である。これは『悪果』を読んだ時も感じたのだが、関西弁というやつは悪い奴らの会話と非常に相性がいい(関西のみなさんすみません)。二宮・桑原の凸凹コンビの掛け合いも漫才のようで面白い。また、市井の人があまり知らない産業廃棄物問題の裏側を描いているあたりもなかなか興味深い。 前述の通り魅力はそれなりにあるのだが、本作の最大の難点は背後関係の分かりにくさである。同じような組織、同じようなヤクザが多数登場するため、情けないことに読んでいる途中で混乱した。そのせいで、肝心の物語が今一つ私の脳の中で咀嚼できず、消化不良気味となってしまったことが大変残念である。未読の方は、登場人物の相関図を書きながら読み進められることを勧めたい。 シリーズ疫病神の次作『国境』は傑作との評判である。今度は気合を入れて読んでみたい。
Posted by
関西弁の二人の会話のテンポが好き。 わたしの知らないアウトローな世界を垣間見るのがとってもドキドキした26.12.25
Posted by