殺竜事件 a case of dragonslayer の商品レビュー
上遠野浩平の独特の世界感と 「悪魔絵師」金子一馬氏の美麗なイラストを味わえる、 異世界SFミステリー。 物語の舞台は、発達した魔法で文明が成り立った世界。 通商連合「七海連合」に所属する、仮面の男こと「エド」と その名を轟かす風の騎士「ヒースロゥ」 カッタータ国 特務大尉「レ...
上遠野浩平の独特の世界感と 「悪魔絵師」金子一馬氏の美麗なイラストを味わえる、 異世界SFミステリー。 物語の舞台は、発達した魔法で文明が成り立った世界。 通商連合「七海連合」に所属する、仮面の男こと「エド」と その名を轟かす風の騎士「ヒースロゥ」 カッタータ国 特務大尉「レーゼ・リスカッセ」が 常識では解決不可能な難解な事件に遭遇していく。 所謂「事件シリーズ」の第1作である「殺竜事件」。 何故・どうやって 地上で最強・不死身と言わる竜が刺殺されたのか? 謎を解くタイムリミットは1ヶ月。 エドはヒースロゥ・レーゼと共に、世界中に散らばる容疑者を訪ねて旅立つ。 賛否両論あるかと思いますが、私は上遠野浩平氏の作品の中で このシリーズが一番好きです!! 世界感にしろキャラクターにしろ、とにかく物語に引き込まれます。 ブギー・ポップシリーズよりも、断然面白い! 魔女とか呪いとかエドの過去とか、あと微かな(?)恋愛フラグ(笑)とか。 惜しむべくは、発売が遅い&不定期なこと。 次はいつ出るの??? しかも、シリーズ5巻目からは金子さんのカバーじゃなくなっている!! 手に取って半泣きしました。 結局買いましたけどね…。(笑)
Posted by
この人にファンタジーが描けるのか、 読むまで少しだけ不安やったけど、 読んだらもう面白くて一瞬で読了してしもた。
Posted by
上遠野作品ではマイナーなのかしら事件シリーズ。一番好きなのに。主人公(?)二人のお互いがお互いを世界の王にしようとしてるのにウケた(笑)
Posted by
この小説は「表紙」で買ってしまいました。 金子さんの絵好きなんですよ!無機質な感じなのですが、CG独特の良さを十分に出しているところがいいですね。 ファンタジーとミステリーを融合したストーリーでキャラクターも個性的で魅力的です。 このあと続く「~事件」シリーズの第1作目だけあって...
この小説は「表紙」で買ってしまいました。 金子さんの絵好きなんですよ!無機質な感じなのですが、CG独特の良さを十分に出しているところがいいですね。 ファンタジーとミステリーを融合したストーリーでキャラクターも個性的で魅力的です。 このあと続く「~事件」シリーズの第1作目だけあって、主人公のいる世界を紹介していながら旅をして、事件の解決に向かっています。 この殺竜事件で出会った人物が、あとの事件では重要人物になっているので、他の作品を読んだあと、またこの本に戻って読むと新たな発見がきっとあるはずです。
Posted by
ファンタジー世界でのミステリー。旅先で色んな人に会う面白さと、真相が気になったことから最後まで読み通せた。
Posted by
高校の時に金子先生の事が大好きな友人から借りたものでした。ファンタジーで推理物と言う、ありそうであまり無いのがニッチだなあとか思いました。あまり推理物って読まないタイプなのですが、割と面白かったです。
Posted by
テーマを拾い上げにくく読んでいて淡々と物語が進行していっているようにしか感じない。EDの境遇とか思想とかに筆者の書きたいところがあるのかどうなのか
Posted by
不死身の竜は、誰に、なぜ、いかにして刺殺された!?『ブギーポップ』の上遠野浩平が挑む、ミステリーとファンタジーの二重奏。
Posted by
「闇の中で光を探すのは正しいこととは限らない。 ほとんどの場合、光は幻惑に過ぎず、闇それ自体が既に答えであるからだ」 竜。…それは善悪を超越したもの。勇者を十万、軍を千万集めても倒せぬ無敵の存在。その力を頼りに戦乱の講和を目論んだ矢先に、不死身のはずの竜が完全閉鎖状況で刺殺され...
「闇の中で光を探すのは正しいこととは限らない。 ほとんどの場合、光は幻惑に過ぎず、闇それ自体が既に答えであるからだ」 竜。…それは善悪を超越したもの。勇者を十万、軍を千万集めても倒せぬ無敵の存在。その力を頼りに戦乱の講和を目論んだ矢先に、不死身のはずの竜が完全閉鎖状況で刺殺される。 戦地調停士EDは謎に挑むため、仲間と混迷の世界に旅立つ…。 ミステリーの謎解きとファンタジーの異世界が融合する時、 新たなる冒険の物語が始まる。 キャラクターの魅力、ストーリー展開、上遠野先生の冴え渡る文章。また読んでしまいました。 「事態が不条理だからこそ、 解決は論理的なのさ」 もう、カッコよすぎです!!
Posted by
話の展開、登場人物の魅力、竜の存在する世界 どれをとっても上遠野氏の作品群の中で 一番すきだ。 何度も読み返してしまうし、 何度読み返しても飽きることがない。
Posted by