殺竜事件 a case of dragonslayer の商品レビュー
これは出た当時に読んでたんだけど、続きを読んでなくて、そしてやっぱり買ってあったのがあったから2巻から読んだんだけど、内容をあまりにも覚えてなかったので読み返した1冊。「面白かった」ということだけ覚えてた・・。 作者は本好きの方ならご存知のブギーポップの方です。読んだ当時はブギ...
これは出た当時に読んでたんだけど、続きを読んでなくて、そしてやっぱり買ってあったのがあったから2巻から読んだんだけど、内容をあまりにも覚えてなかったので読み返した1冊。「面白かった」ということだけ覚えてた・・。 作者は本好きの方ならご存知のブギーポップの方です。読んだ当時はブギーポップ知ってたけど読んでなくて、こっちは絵が金子一馬氏だったので所謂イラスト買いで手を出しました。珍しいファンタジー×ミステリーな内容なんですが、なかなかうまく出来てると思います。キャラクターも魅力的だし。 腐女子的視点で見るならば、風の騎士ヒースロゥ・クリストフと戦地調停士エドワース・シーズワークス・マークウィッスルの関係が素敵です。腐女子的というか、男同士の熱い関係というか、お互い分かり合ってるという関係が好きな人ならその辺も楽しいかと。 その辺を置いておいても世界観が非常にしっかりしてるのでファンタジー好きにもオススメです。ただのミステリー、ただのファンタジーじゃないとこがオイシイ感じです。 本当にミステリーの中でも、「殺竜」という珍しい事件です。
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初めて読んだとき『?』でぶっちゃけあまり好みでない作品だった(ブキーッポップと比べてしまったせいかも)。それが発売から数年たってから読んでみたら、あまりのおもしろさにはまってしまった。苦手だった一人称を克服したことも大きいと思う。ミステリーといえばミステリー。ファンタジーと...
初めて読んだとき『?』でぶっちゃけあまり好みでない作品だった(ブキーッポップと比べてしまったせいかも)。それが発売から数年たってから読んでみたら、あまりのおもしろさにはまってしまった。苦手だった一人称を克服したことも大きいと思う。ミステリーといえばミステリー。ファンタジーといえばファンタジー。この方の作品はLINKが多いので、それを一切忘れて読まないと、ワタシみたいに時間を無駄に。絶対LINK作品だと思いこんでたのも敗因。あぁ、もったいないことした。
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ミステリーファンタジーといったところかしら。 ミステリーに重点はない。 読んですぐに犯人は分かってしまうし。 ファンタジーとして、かなり面白いんじゃないかと。
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ブギーポップとはうって変わって、今度はファンタジー×推理小説!!!うわっ、そう来たか!!って感じの展開が待ってます…上遠野さんだからこそのファンタジーって感じです!!
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推理小説×ファンタジー。ファンタジー嫌いな私でもスイスイ読めるくらい面白い同作者のソウルドロップシリーズもおすすめ。
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「それはこだわらないが、おまえと常識という言葉の関係については大いに疑問があるぞ。」 「あははは、苦労かけてるみたいだねえ。」 「みたい、じゃない!」 《公式》 竜。それは善悪を超越したもの。勇者を十万、軍を千万集めても倒せぬ無敵の存在。その力を頼りに戦乱の講和を目論んだ矢...
「それはこだわらないが、おまえと常識という言葉の関係については大いに疑問があるぞ。」 「あははは、苦労かけてるみたいだねえ。」 「みたい、じゃない!」 《公式》 竜。それは善悪を超越したもの。勇者を十万、軍を千万集めても倒せぬ無敵の存在。その力を頼りに戦乱の講和を目論んだ矢先に、不死身の竜が完全閉鎖状況で刺殺される。戦地調停士EDは謎に挑むために旅立つ。 《私的見解》 ペルソナー!!とかメガテンと思った方は多いはず、挿絵は悪魔絵師の金子一馬氏で 作者のブギーポップシリーズで有名な上遠野浩平氏の文章が麻薬を混ぜ合わせたバットトリップのようにぐらぐらと精神を掻き毟ります。 ファンタジーな世界にありながらその論理【ロジック】はとても怜悧にして無理がなく・・・心地が良い。 騙されるのは面白いと喉を鳴らしてしまう、一冊で、推理小説でありがちな個の喪失・・・キャラクターの没個性性質がなく、それでいて読みやすくそう宣伝負けしていない素晴らしい推理小説です。
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架空の生物である竜を題材にしたミステリー。 竜が何者かに殺されたような形で死んでいる、それを登場人物たちが推理するという話。 最強の生物である竜が人間に殺されることはないという暗黙の定義をうまく利用しており、ファンタジーとリアリティがうまく融合している。
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上遠野さん作品なので。 気になって読んでみた。 別にそこまで思い入れもなく 別にそこまで期待もなく なんとなーく読み始めた作品。 初めは世界観とか、ようわからん特徴の登場人物とかに戸惑って???って感じにもなったけど、読み終わる頃には「読みごたえあって面白いかも」と、思いのほ...
上遠野さん作品なので。 気になって読んでみた。 別にそこまで思い入れもなく 別にそこまで期待もなく なんとなーく読み始めた作品。 初めは世界観とか、ようわからん特徴の登場人物とかに戸惑って???って感じにもなったけど、読み終わる頃には「読みごたえあって面白いかも」と、思いのほかはまった作品。 実際、この事件シリーズは全部読んでるしw ブギーポップシリーズでは挫折したのに、自分にしては珍しいぞ! 不思議と読んでしまうシリーズですね。うん。
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講談社ノベルスはこういう「ミステリとしてはどうしようもないのに何でかとっても面白いっ!」って話に強いなあ。面白かったですとも。 ファンタジーもミステリーもロードムービーも大好きなので、嫌いなわけがなかったです。ここでもブギーポップとリンクしてるのですが、ほんのちょこっとだけの慎ま...
講談社ノベルスはこういう「ミステリとしてはどうしようもないのに何でかとっても面白いっ!」って話に強いなあ。面白かったですとも。 ファンタジーもミステリーもロードムービーも大好きなので、嫌いなわけがなかったです。ここでもブギーポップとリンクしてるのですが、ほんのちょこっとだけの慎ましやかなリンクだったのも個人的には良かった。あんまりしつこく引っ張られると、熱心じゃない読者としては辛いので…
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ファンタジーを書くのが上手いなぁとしみじみ。異世界の文化だから、異世界の住民だから、っていう部分がちゃんとしていると思いました。登場人物達の個性にも注目!個人的にはキャラは紫骸城、ストーリーは海賊島が好き。
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