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竜馬がゆく 新装版(八) の商品レビュー

4.6

224件のお客様レビュー

  1. 5つ

    143

  2. 4つ

    51

  3. 3つ

    14

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2020/11/15

司馬遼太郎の長編時代小説の8巻目 ついに最終巻。 ついに大政奉還を実現する。これを漕ぎつけるために中岡慎太郎や岩倉具視、後藤象二郎といった人物と世を動かす姿勢がとても熱かった。今、この時代にそういった意志をもって世を動かそうとする人はいるのだろうか。目立つために政治をするのでは...

司馬遼太郎の長編時代小説の8巻目 ついに最終巻。 ついに大政奉還を実現する。これを漕ぎつけるために中岡慎太郎や岩倉具視、後藤象二郎といった人物と世を動かす姿勢がとても熱かった。今、この時代にそういった意志をもって世を動かそうとする人はいるのだろうか。目立つために政治をするのではなく、弱体化する国を建て直すための一石を投じるために身を粉に、命を賭してまで動く人は現代にいるのだろうかと思った。 大政奉還をしたのちは残念ながら中岡慎太郎共々、暗殺されてしまうが、改めてその貢献は多大なものだったと感じた。 最後ということもあってか、この最終巻では手紙のやり取りばかりであった姉・乙女との再会をするところが切なかった。それも司馬遼太郎の文才と思うが、大きなことをする直前を牧歌的にさせる描写は逆に美しく映えるものと感じさせられた。 さて、8巻読み切ってまずは読み切ったと思い吐息が出てしまう。振り返ってみると、自分がもともとイメージしていた坂本龍馬と司馬遼太郎が描く坂本龍馬はギャップがあり、洟垂れ坊主で、心許ない人物であったことが意外であった。また、そこから自分が思う以上に日本を思う熱い漢であり、商才、船の感覚が研ぎ澄まされており、人間味があるすごい人物であったことがわかった。 この本で描かれたような竜馬のいいところを自分にも取り入れたいなと思った次第である。まずは事を成すための意志を興すところから始めたい。

Posted byブクログ

2020/10/18

最高に面白い!!! あっちゃんのYoutube大学で坂本龍馬に興味を持ち、そこから引きずり込まれるように一気読み。 さらに、この物語の7巻あたりで、Go to travelを使って、京都旅行へ。本作を読みながら歴史観光をするという非常に贅沢な日々を過ごした。 20~30代の若者...

最高に面白い!!! あっちゃんのYoutube大学で坂本龍馬に興味を持ち、そこから引きずり込まれるように一気読み。 さらに、この物語の7巻あたりで、Go to travelを使って、京都旅行へ。本作を読みながら歴史観光をするという非常に贅沢な日々を過ごした。 20~30代の若者が日本の未来を変えた。このエネルギーを本作を通じて感じた。そして、自分もこのエネルギーを胸に秘めながら行動したい。と感じた。 本作を読んだ後に『維新ミュージアム』にいくことは非常におすすめ。 龍馬の面白さは藩に縛られず「日本」を考え、行動した。今日の日本も龍馬のおかげといっても過言ではないのでは。

Posted byブクログ

2020/08/13

今まで自分が抱いていた龍馬像を一変させられる着眼点、目線で読ませていただいた。以前から自身の龍馬像は暗殺のイメージ、人生最後の命の消え方に偏っていましたが、著書の中でも著者が読者に投げかけられていた事は、龍馬の「死」よりも生き生きと駆け抜けた「命」である事に大きな感動を覚えた。こ...

今まで自分が抱いていた龍馬像を一変させられる着眼点、目線で読ませていただいた。以前から自身の龍馬像は暗殺のイメージ、人生最後の命の消え方に偏っていましたが、著書の中でも著者が読者に投げかけられていた事は、龍馬の「死」よりも生き生きと駆け抜けた「命」である事に大きな感動を覚えた。この著書(大作)の前に読んだのが同著者の「燃えよ剣」であったことも、同時代を違う目線で立場を変えて描かれている事が非常に新鮮で楽しく読ませていただいた。

Posted byブクログ

2020/08/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

フィナーレにかけてドキドキの高まりがやまなかった。 英雄、ついに死す。 しかし、その死は突然訪れたものではない。むしろ必然でもあったかのように竜馬は天へ帰っていった。無血の大政奉還へ一人奔走する竜馬。陸奥や作太郎ら少数から始まったムーブメントは、他のリーダーたちを巻き込んでいく。同志の中岡や薩摩西郷さえも巻き込んだ熱量と世界観は、幕末で竜馬しか持ちえなかったものだろう。 新政府の役人に自分の名を連ねなかった竜馬は自分の芯を最後まで貫き通した。回天後は世界を股にかける。その夢は岩崎弥太郎が受け継いだが、龍馬の先見眼に驚かされた。 人を惹きつけるカリスマと圧倒的なリーダーシップは後世まで同志が暗殺犯探しをしていた証。それほど竜馬は大きな存在であったけど、竜馬は犯人が誰でもよかったのではないかとも感じる。中岡の「卑怯憎むべし。剛担愛すべし」に笑って賛同しそうだ。

Posted byブクログ

2020/07/20

読み終わった後、ゾクゾクした。 竜馬は本当にいたのか。 いたとしたら、神が送ってきた人物なのではないか。 広い日本を、日本とするために走り回り、数々のキーマンをおさえ、事を成すのがどれほど難しく、運を持っていないといけないのか。土佐藩でも多くの人が死ぬなかで、なぜ竜馬だけは事を...

読み終わった後、ゾクゾクした。 竜馬は本当にいたのか。 いたとしたら、神が送ってきた人物なのではないか。 広い日本を、日本とするために走り回り、数々のキーマンをおさえ、事を成すのがどれほど難しく、運を持っていないといけないのか。土佐藩でも多くの人が死ぬなかで、なぜ竜馬だけは事を成すまで生き続けることができたのか。 この物語を世に出してくれた司馬遼太郎に感謝の一言である。

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2020/05/24

◯「世に絶望ということはない」竜馬は、にがい顔でいった。死んだ高杉晋作もそういう意味のことを言い、いっさい絶望せぬ、それが信条であると平素言っていたのを、竜馬はふとおもいだした。(321p) ◯よくも断じ給へるものかな。(322p) ◯「世界の海援隊でもやりましょうかな」(3...

◯「世に絶望ということはない」竜馬は、にがい顔でいった。死んだ高杉晋作もそういう意味のことを言い、いっさい絶望せぬ、それが信条であると平素言っていたのを、竜馬はふとおもいだした。(321p) ◯よくも断じ給へるものかな。(322p) ◯「世界の海援隊でもやりましょうかな」(342p) ★英国水兵殺害事件いる?大政奉還直前にじれったかった。

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2020/05/01

竜馬がゆく、もう何回目でしょうか。多分4回目?何となく10年ごとに読んでる気がするのですが、その度に、新鮮で、そして今回も楽しく拝読。 何回も読める、というのが名作の証なのでしょう。 どうでも良いですが、さなこさん、お田鶴さま、お登勢さん、やっぱり魅力的でした。 竜馬みたいな男、...

竜馬がゆく、もう何回目でしょうか。多分4回目?何となく10年ごとに読んでる気がするのですが、その度に、新鮮で、そして今回も楽しく拝読。 何回も読める、というのが名作の証なのでしょう。 どうでも良いですが、さなこさん、お田鶴さま、お登勢さん、やっぱり魅力的でした。 竜馬みたいな男、男の永遠の憧れですね。 また、十年後に読んで同じこと+αを感じると思います。その時まで。

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2020/04/26

再読了完了、長かった、、、 で読了後率直思ったことは、竜馬という人物に血を感じないというか、何か作中仕立て上げた感が、、、 この作家の他のこの時代の作品もそれなりに読んでいますけれども、当方の認識では、それらの作品中、竜馬という人物は影が薄いんですよねぇ。そして主人公でもある本作...

再読了完了、長かった、、、 で読了後率直思ったことは、竜馬という人物に血を感じないというか、何か作中仕立て上げた感が、、、 この作家の他のこの時代の作品もそれなりに読んでいますけれども、当方の認識では、それらの作品中、竜馬という人物は影が薄いんですよねぇ。そして主人公でもある本作でも同じ印象で、基本的に影が薄い。特に後半。必死に作家が訴えておりますが、この人物がその時代を動かしたとか以前に、動きそのものに深くリンクしているように読めないんですよねぇ、うーむ、少数派の意見であること承知ですが、そう思ったんだから仕方ない。 この観点で、当方にとっては本作はあんまり面白い作品とは思えなかったということで。

Posted byブクログ

2020/04/18

この小説は幕末期に興味を持つきっかけとなりました。 大政奉還後の、越前福井に向かう道中でこの本のタイトルの「竜馬がゆく」という一文があります。それがとても寂しく悲しく、でもとても感動致しました。

Posted byブクログ

2019/11/29

いよいよ最終巻。討幕運動は大団円を迎え、もちろん竜馬は最後、その生涯を閉ざすことになるわけです。竜馬の最期を知っていながら読んでいると、大政奉還がなるのか命が尽きるのか、運命と競争しているような生き様に魅せつけられました。すごい人物でした。

Posted byブクログ