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竜馬がゆく 新装版(八) の商品レビュー

4.6

232件のお客様レビュー

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2023/04/17

初めての司馬遼太郎作品 幕末知識は義務教育レベルなので知らない名前や事件が多数出てきたが、個性豊かで魅力的な登場人物たちのおかげでとても楽しく読めた 特に竜馬と陸奥陽之助のコンビがお気に入り

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2023/04/19

全8巻読破。 感無量。 満足感で胸いっぱい。 難しい本だと思っている方は、全然そんな事はないですよ。龍馬のいる幕末、サイコー!

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2023/02/22

読み終えてしまった。 後半になるにつれ、ゆっくり読んだ。終わってほしくなくて。 私にとって特別な本になった。

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2023/01/17

「世に生を得るは、事をなすにあり」 坂本龍馬の口にしたこの言葉通りに生きた生涯であったと、追体験ができた。 竜馬という自分の道をひたすら貫き生き続けた人生に感動した。

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2022/12/21

読み切った…達成と喪失!!! 大学後期から読み始めて終わる一日前に読了。 私の大学1回生後期の思い出となりました〜!!! ていうか、わたしも大政奉還したい 大事なしとげたくねえ〜!!!?

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2022/09/26

仕事というものは、全部をやってはいけない。 八分まででいい。 八分までが困難な道である。 あとの二分はたれでも出来る。 その二分は人にやらせて完成の功を譲ってしまう。 それでなければ大事業というものはできない

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2022/08/21

全8巻に及ぶ大長編小説を読み切ったのは、初めて。 維新史の奇跡こと、坂本権平弟竜馬の自由奔放さ、快活さ、思想的鋭さ、先進さなどあらゆる感覚が、書き出されていた。 あっぱれ!司馬遼太郎!!

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2022/08/19

史実とは異なる点もあるそうですが、物語としては十分、筋が通っており、読み応えがあります。竜馬視点で描くことで、幕末の出来事に、意味や関わる人の意図を見出だし、1つの流れにまとめ上げた作者の力量が、すばらしい!

Posted byブクログ

2022/06/28

竜馬が奮闘した大政奉還が実現し、徳川幕府の時代が終わり、新しい時代の幕が開ける… あぁ、ついに終わってしまった! 読み終わった私は完全に竜馬のファンになっている。 倒幕の後の地位や名誉を当然気にする人たちの中で、ここまでやっておきながら大政奉還の後は全てを他の人に任せて自分は世...

竜馬が奮闘した大政奉還が実現し、徳川幕府の時代が終わり、新しい時代の幕が開ける… あぁ、ついに終わってしまった! 読み終わった私は完全に竜馬のファンになっている。 倒幕の後の地位や名誉を当然気にする人たちの中で、ここまでやっておきながら大政奉還の後は全てを他の人に任せて自分は世界の海に出ると言う。 かっこいい〜〜かっこよすぎる!! 権力に媚びず、人を見る目を持って仲間を増やし、大胆に行動する。竜馬の器が大きくて、時に些細なことでクヨクヨしたりイライラしたり悩んだりする自分がとてつもなくちっちゃな人間に思える。 「しかない、というものは世にない。人よりも一尺高くから物事をみれば、道はつねに幾通りもある」 「仕事というものは、全部をやってはいけない。八部まででいい。八部までが困難の道である。あとの二部はたれでも出来る。その二部は人にやらせて完成の功を譲ってしまう。それでなければ大事業というものはではない」 「人の跡を慕ったり人の真似をしたりするな。釈迦も孔子も、シナ歴朝の創業の帝王も、みな先例のない独創の道をあるいた」 司馬遼太郎の文章にも痺れる。 「この長い物語も、おわろうとしている。人は死ぬ。 竜馬も死ななければならない。その死の原因がなんであったかは、この小説の主題とはなんのかかわりもない。筆者はこの小説を構想するにあたって、事をなす人間の条件というものを考えたかった。それを坂本竜馬という、田舎うまれの、地位も学問もなく、ただ一片の志のみをもっていた若者にもとめた。 主題は、いま尽きた。 その死を詳しく語ることは、もはや主題のそとである。 竜馬は、暗殺された。」 この後に竜馬暗殺の場面も描かれているが、竜馬らしい潔い最期に泣けてくる。 竜馬を暗殺した人、なんてことしてくれるんだ!!と思わずにいられない。 竜馬がここで暗殺されていなかったら新しい時代にどんなことを成し遂げたのか。 今、この現代に竜馬が生まれていたら、竜馬は何を成すのか。 文句無しに面白かった。 本棚の永久保存版にしよう。

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2022/05/09

将軍慶喜の大政奉還の決意が伝えられる場面は、回覧文書を待っている時、いよいよ手元に来て文書を開ける時、結果を知っていながらも、まるで自分もその場にいるような感覚になり手に汗握れる見事な描写でした。 「アメリカでは大統領が下女の給料の心配をするという」事実に突き動かされ続けてきた竜...

将軍慶喜の大政奉還の決意が伝えられる場面は、回覧文書を待っている時、いよいよ手元に来て文書を開ける時、結果を知っていながらも、まるで自分もその場にいるような感覚になり手に汗握れる見事な描写でした。 「アメリカでは大統領が下女の給料の心配をするという」事実に突き動かされ続けてきた竜馬。一つ一つを用意周到に時期を見極めて、丁寧に積み上げていく様子は仕事をするうえで見倣うべきものでした。 一方で盗賊ですら受け入れる広い心の持ち主でも、どうにも反りが合わない相手(岩崎弥太郎)がいたのかと思うと一気に親近感が湧きました。 幕末を竜馬と共に疑似体験できる作品でした。

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