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竜馬がゆく 新装版(八) の商品レビュー

4.6

230件のお客様レビュー

  1. 5つ

    149

  2. 4つ

    51

  3. 3つ

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2024/08/11

幕末の英雄を描く全8巻シリーズ、これにて完結。 大政奉還がついに成就し、ついに新時代が開幕。 日本の新たな未来への扉をこじ開けた竜馬が散る。 歴史として知ってはいたものの、これからやっと… という中での突然の死はあまりに無念。 大河ドラマ「龍馬伝」に影響を受け、学生時代から読...

幕末の英雄を描く全8巻シリーズ、これにて完結。 大政奉還がついに成就し、ついに新時代が開幕。 日本の新たな未来への扉をこじ開けた竜馬が散る。 歴史として知ってはいたものの、これからやっと… という中での突然の死はあまりに無念。 大河ドラマ「龍馬伝」に影響を受け、学生時代から読み始め、途中で中断期間を経ながらも少しずつ読み進め、この度、ようやく読了。 本書は「小説」であり、事実と違う脚色もあって当然ですが、志ある若者が動乱の世を変えていく生き様は、長年、多くの者に愛読されて然るべきものだと思いました。

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2024/07/16

最後まで、竜馬の魅力がなんとなくわかるよ程度だったのが、死ぬ間際の潔さがかっこよすぎて、一気に竜馬ファンになります。暗殺のシーン、あっけないです。それともそこだけ集中して読んだから、短く感じたのか。 司馬さんも仰ってる通り、たしかに幕末で異色の思想の持ち主なんだなと、私の頭では、...

最後まで、竜馬の魅力がなんとなくわかるよ程度だったのが、死ぬ間際の潔さがかっこよすぎて、一気に竜馬ファンになります。暗殺のシーン、あっけないです。それともそこだけ集中して読んだから、短く感じたのか。 司馬さんも仰ってる通り、たしかに幕末で異色の思想の持ち主なんだなと、私の頭では、最後まで読んでやっと腑に落ちた。竜馬にだけは、目の前にある世界じゃなくて、その先の明るい未来が見えていた。 成就させるタイミングを辛抱強く待って、その間に周りをどんどん固めていって、その上運の神様も竜馬に微笑んだ。そして、神様は、天命が終わるとすぐに命を奪った。 現代の世知辛い日本にも竜馬が必要だ。

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2024/07/06

終わっちゃった〜ヽ(;▽;)ノ。最後、龍馬が殺される時だけ、客観的に書かれていて、なんだろう。もうすでに物語は終わった感があって、悲しかった。龍馬の潔さ、偉大さが深く伝わってきた。この本を読んだ人全員龍馬を好きになるって、本当だったんだね…!

Posted byブクログ

2024/06/29

どれだけかかっただろう?覚えていないほど、じっくり読んだがついに読み終えた。 司馬遼太郎さんの作品は多くが史実に基づくものという思い込み前提ではあるが、坂本竜馬はホントのヒーローだった。 月並みだが、この人がいなかったら日本はどうなっていたのだろう?と思わずにいられない。 神に使...

どれだけかかっただろう?覚えていないほど、じっくり読んだがついに読み終えた。 司馬遼太郎さんの作品は多くが史実に基づくものという思い込み前提ではあるが、坂本竜馬はホントのヒーローだった。 月並みだが、この人がいなかったら日本はどうなっていたのだろう?と思わずにいられない。 神に使わされるなんて信じるべくもないが、この人ならそうなのかも?と思わずにいられない。 素晴らしい人だった。司馬遼太郎さんにも感服。 次は坂の上の雲と決めている。

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2024/06/23

坂本竜馬という人に出会えてよかった。 この本に出会わなければ、明治維新の立役者の存在すら知らずに生涯を終えるところだった。 本を読み終えて、熱い想いが胸に宿った。 私心なく、社会をよくしたいと思う志を強くもって、仕事をしたい。

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2024/06/20

竜馬の大政奉還に対し反対する中岡慎太郎。が、やりとりの末、最終的には賛成し、長州藩に大政奉還を説得する中岡慎太郎。土佐藩大監察、佐々木三四郎登場。竜馬、永井尚志と会談。海援隊士が英国人を斬ったかもしれないという事件が起き、第二の生麦事件という事で英国公使はカンカンに怒る、土英戦争...

竜馬の大政奉還に対し反対する中岡慎太郎。が、やりとりの末、最終的には賛成し、長州藩に大政奉還を説得する中岡慎太郎。土佐藩大監察、佐々木三四郎登場。竜馬、永井尚志と会談。海援隊士が英国人を斬ったかもしれないという事件が起き、第二の生麦事件という事で英国公使はカンカンに怒る、土英戦争になるか?の瀬戸際。英国公使パークスと後藤象二郎の交渉、パークスは後藤を聡明な人物と認める。長崎の英国人水兵斬りの一件、落着。薩長とともに土佐も、いよいよ討幕戦に入ろうというところで竜馬が大政奉還の案を思いつく。後藤象二郎、大政奉還案を永井尚志ら他に説く。後藤は西郷らとの約束を破り、兵を一兵も連れず、紙切れ一つ持って上京。西郷は、即時開戦論を曲げず、後藤の活動ににがりきっている。薩では公卿岩倉は幼帝の外祖父中山忠能を籠絡して倒幕の密勅を手に入れようとし、大久保の担当は、その密勅をもって薩摩藩主を動かす事であり、西郷の担当は藩兵を革命の火中に投じて京都における武力戦の指揮をする事であった。徳川慶喜、大政奉還を受け入れるが、しかしそうやすやす事は運ばない。竜馬と中岡、近江屋で襲撃され死亡。詳細→ https://takeshi3017.chu.jp/file10/naiyou23905.html

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2024/06/02

最終巻。大政奉還への大奔走や、その途上での長崎での英国人殺人事件での海援隊への疑いを晴らす為の素早く且つ適切な動き。その大政奉還を成し遂げた時の涙。相当感慨深かったんだろうなあ、と想像するも、すぐさま、新官制を考案し、またその後の人選や調整にも自ら奔走。スーパーマンです。且つ私欲...

最終巻。大政奉還への大奔走や、その途上での長崎での英国人殺人事件での海援隊への疑いを晴らす為の素早く且つ適切な動き。その大政奉還を成し遂げた時の涙。相当感慨深かったんだろうなあ、と想像するも、すぐさま、新官制を考案し、またその後の人選や調整にも自ら奔走。スーパーマンです。且つ私欲がない。最期は分かっている結末ながら、本当に残念。里帰りする機会があった事かませめてもの救い。運の悪さも多分にあるが、危険な目に遭いながら、どうしてこんなに無防備だったのだろう。話途上や後書きで、登場人物がその後、どうなったか等記されているのも、思いを馳せるにもなお良かったです。読み継がれる名作ですね。

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2024/05/11

ついに慶喜が大政奉還を宣言。その後の新政府がどのように政治を行っていくのかまで考えている竜馬の時勢を読む力は流石だ。 それだけに、その先の日本と龍馬を見ることができないのが残念に思われる。

Posted byブクログ

2024/05/03

2024.5.3読了 随分前に挫折したこの物語も読み切ることが出来ました。 天命というのは本当にあるんだなと思う竜馬の一生。改めて史跡巡りもしたくなりました。 竜馬に会いたくなったらまた再読しようと思います。

Posted byブクログ

2024/04/30

★5つです! 乙女大姉、さな子、おりょう、千代 気がつけば竜馬が大人気。 ということもさることながら、大政奉還までの怒涛の展開。 最後は皆の前に竜が駆け上る描写など。。 高知は死の国、幻想的な表現が似合います。

Posted byブクログ