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竜馬がゆく 新装版(八) の商品レビュー

4.6

228件のお客様レビュー

  1. 5つ

    147

  2. 4つ

    51

  3. 3つ

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2024/07/06

終わっちゃった〜ヽ(;▽;)ノ。最後、龍馬が殺される時だけ、客観的に書かれていて、なんだろう。もうすでに物語は終わった感があって、悲しかった。龍馬の潔さ、偉大さが深く伝わってきた。この本を読んだ人全員龍馬を好きになるって、本当だったんだね…!

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2024/06/29

どれだけかかっただろう?覚えていないほど、じっくり読んだがついに読み終えた。 司馬遼太郎さんの作品は多くが史実に基づくものという思い込み前提ではあるが、坂本竜馬はホントのヒーローだった。 月並みだが、この人がいなかったら日本はどうなっていたのだろう?と思わずにいられない。 神に使...

どれだけかかっただろう?覚えていないほど、じっくり読んだがついに読み終えた。 司馬遼太郎さんの作品は多くが史実に基づくものという思い込み前提ではあるが、坂本竜馬はホントのヒーローだった。 月並みだが、この人がいなかったら日本はどうなっていたのだろう?と思わずにいられない。 神に使わされるなんて信じるべくもないが、この人ならそうなのかも?と思わずにいられない。 素晴らしい人だった。司馬遼太郎さんにも感服。 次は坂の上の雲と決めている。

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2024/06/23

坂本竜馬という人に出会えてよかった。 この本に出会わなければ、明治維新の立役者の存在すら知らずに生涯を終えるところだった。 本を読み終えて、熱い想いが胸に宿った。 私心なく、社会をよくしたいと思う志を強くもって、仕事をしたい。

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2024/06/20

竜馬の大政奉還に対し反対する中岡慎太郎。が、やりとりの末、最終的には賛成し、長州藩に大政奉還を説得する中岡慎太郎。土佐藩大監察、佐々木三四郎登場。竜馬、永井尚志と会談。海援隊士が英国人を斬ったかもしれないという事件が起き、第二の生麦事件という事で英国公使はカンカンに怒る、土英戦争...

竜馬の大政奉還に対し反対する中岡慎太郎。が、やりとりの末、最終的には賛成し、長州藩に大政奉還を説得する中岡慎太郎。土佐藩大監察、佐々木三四郎登場。竜馬、永井尚志と会談。海援隊士が英国人を斬ったかもしれないという事件が起き、第二の生麦事件という事で英国公使はカンカンに怒る、土英戦争になるか?の瀬戸際。英国公使パークスと後藤象二郎の交渉、パークスは後藤を聡明な人物と認める。長崎の英国人水兵斬りの一件、落着。薩長とともに土佐も、いよいよ討幕戦に入ろうというところで竜馬が大政奉還の案を思いつく。後藤象二郎、大政奉還案を永井尚志ら他に説く。後藤は西郷らとの約束を破り、兵を一兵も連れず、紙切れ一つ持って上京。西郷は、即時開戦論を曲げず、後藤の活動ににがりきっている。薩では公卿岩倉は幼帝の外祖父中山忠能を籠絡して倒幕の密勅を手に入れようとし、大久保の担当は、その密勅をもって薩摩藩主を動かす事であり、西郷の担当は藩兵を革命の火中に投じて京都における武力戦の指揮をする事であった。徳川慶喜、大政奉還を受け入れるが、しかしそうやすやす事は運ばない。竜馬と中岡、近江屋で襲撃され死亡。詳細→ https://takeshi3017.chu.jp/file10/naiyou23905.html

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2024/06/02

最終巻。大政奉還への大奔走や、その途上での長崎での英国人殺人事件での海援隊への疑いを晴らす為の素早く且つ適切な動き。その大政奉還を成し遂げた時の涙。相当感慨深かったんだろうなあ、と想像するも、すぐさま、新官制を考案し、またその後の人選や調整にも自ら奔走。スーパーマンです。且つ私欲...

最終巻。大政奉還への大奔走や、その途上での長崎での英国人殺人事件での海援隊への疑いを晴らす為の素早く且つ適切な動き。その大政奉還を成し遂げた時の涙。相当感慨深かったんだろうなあ、と想像するも、すぐさま、新官制を考案し、またその後の人選や調整にも自ら奔走。スーパーマンです。且つ私欲がない。最期は分かっている結末ながら、本当に残念。里帰りする機会があった事かませめてもの救い。運の悪さも多分にあるが、危険な目に遭いながら、どうしてこんなに無防備だったのだろう。話途上や後書きで、登場人物がその後、どうなったか等記されているのも、思いを馳せるにもなお良かったです。読み継がれる名作ですね。

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2024/05/11

ついに慶喜が大政奉還を宣言。その後の新政府がどのように政治を行っていくのかまで考えている竜馬の時勢を読む力は流石だ。 それだけに、その先の日本と龍馬を見ることができないのが残念に思われる。

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2024/05/03

2024.5.3読了 随分前に挫折したこの物語も読み切ることが出来ました。 天命というのは本当にあるんだなと思う竜馬の一生。改めて史跡巡りもしたくなりました。 竜馬に会いたくなったらまた再読しようと思います。

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2024/04/30

★5つです! 乙女大姉、さな子、おりょう、千代 気がつけば竜馬が大人気。 ということもさることながら、大政奉還までの怒涛の展開。 最後は皆の前に竜が駆け上る描写など。。 高知は死の国、幻想的な表現が似合います。

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2024/04/27

▼大政奉還実現に奔走して、一方で「長崎で海援隊が英国人斬殺の冤罪に問われる事件」があり、新政府の閣僚まで人選交渉し、そして暗殺に倒れます。まさに歴史の花道を駆け抜ける終盤戦。  歴史小説の素晴らしさでありミステリー、「大まかどうなるのか全部分かっているのに、オモシロイ」という見本...

▼大政奉還実現に奔走して、一方で「長崎で海援隊が英国人斬殺の冤罪に問われる事件」があり、新政府の閣僚まで人選交渉し、そして暗殺に倒れます。まさに歴史の花道を駆け抜ける終盤戦。  歴史小説の素晴らしさでありミステリー、「大まかどうなるのか全部分かっているのに、オモシロイ」という見本です。やっぱりそれは、語り口であり、節回しであり、言ってみれば声色なんですね。 ▼第1巻から登場する、便利使いの子分「寝待の藤兵衛」というキャラがいて、「エンタメ系司馬作品」にはこのようなキャラが(女性が多いけど)主に序盤だけ出てその後いなくなる(笑)というパターンが多い気がしていましたが、今回の再読で、 「ああっ!8巻でも出てるっ!ちょっとだけどっ!」 というのを発見して、妙に感動。 ▼どうやら史実でしょうが、途中でいろいろのひょんなことで竜馬が高知に帰るんです。時世変節、脱藩他の罪科を解かれ、数日だけ、実家に帰ります。十年ぶり?くらいに、父親代わりの長兄、乙女姉さん、などなど家族親戚と再会します。物語はもう8巻だし、維新は目前だし、つまり竜馬は間もなく、あと100ページくらい?で、死ぬことが読者は分かっています。  実家に帰った竜馬は、歓迎されて楽しく過ごします。司馬さんの語り口の中では、たれも政治も国家も論じずに他愛もなく過ごします。竜馬さんも、嬉しい。司馬さんの描く竜馬さんは、姉乙女を筆頭に家族親戚に対して複雑な屈折なく育ってきた、言ってみればボンボンである、と描いていて、そんな竜馬が脱藩して天涯孤立の漂白歳月の中でも、家族親戚への他愛もない手紙を欠かさなかった。 ▼手紙は、保存され残っているので、司馬さんは読んでいます。そこから作り上げたであろう<司馬竜馬>を味わってきた身としては、この、「第8巻の里帰り」の下りは、なんだかグッと来てしまいました。  今回、恐らく人生で3度目か4度目の通読で、しかも恐らく10年以上ぶりなんですが、この下りでこれほど胸打たれたことは、今回が初めてです(こういう場面があったこと自体、憶えていなかった)。  こちらが経年変化したってことなんでしょうね。平たく言うと、トシを取ったんで。こういうところで泣けるようになりました(笑)。

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2024/04/03

司馬遼太郎さんの本は、何故か風神の門から入り、関ヶ原、花神、峠、戦雲の夢と読みましたが、どれも傑作ではありますが、改めて竜馬がゆくが内容、展開、そして今読み終えての読後感がなんとも言えず最高です。 幕末の日本人になった気分を味わえた数ヶ月、とても幸せでした。 創作の部分多数あれ...

司馬遼太郎さんの本は、何故か風神の門から入り、関ヶ原、花神、峠、戦雲の夢と読みましたが、どれも傑作ではありますが、改めて竜馬がゆくが内容、展開、そして今読み終えての読後感がなんとも言えず最高です。 幕末の日本人になった気分を味わえた数ヶ月、とても幸せでした。 創作の部分多数あれど、残した言葉の数々は心に残りました。 また読む機会あったら読み返してみたくなりました。 (てか実は10代、30代、40代と読み返し、更に50代で読んでるので五回目なんですけどね) 何回よんでも面白い、司馬遼太郎さんの作品は私のマイベストです。

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