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竜馬がゆく 新装版(八) の商品レビュー

4.6

228件のお客様レビュー

  1. 5つ

    147

  2. 4つ

    51

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

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2009/10/07

「世に生を得るは事を成すにあり」と考えていた竜馬が、疾風の如く駆けていく様を描いた作品。豊かな計画性を持ち、よのなかを回天させるも、「志とは何か」、「成功とは何か」を考えさせられる作品。

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2011/09/09

やっと8巻がやってきた!あまりにも竜馬がすごいので、本当にこんなに先見の明があったのかとちと疑ってしまう、素直じゃない私です。初司馬遼を完読できたので、次は坂の上の雲かな。

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2009/10/07

薩長の武力による討幕の寸前に、竜馬の船中八策に基づく大政奉還が成立する。後藤象二郎の活躍が非常に大きい。薩長の西郷や木戸、公家の岩倉具視を維新政府の頭にし、竜馬は海運業に専念することを思い描き、その半ばで竜馬は暗殺されてしまう。読み終えて、日本やそれを作った人物について、いろいろ...

薩長の武力による討幕の寸前に、竜馬の船中八策に基づく大政奉還が成立する。後藤象二郎の活躍が非常に大きい。薩長の西郷や木戸、公家の岩倉具視を維新政府の頭にし、竜馬は海運業に専念することを思い描き、その半ばで竜馬は暗殺されてしまう。読み終えて、日本やそれを作った人物について、いろいろと考えました。10代のときに読みたかった。

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2009/10/04

幕末の文化・政治が詳しく分かる本。竜馬の先見性・器のでかさに惚れました。 日本史を勉強した人は、様々な人が出てくるのでそれも楽しめる。 一読の価値あります。

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2009/10/04

このシリーズ、最初本屋で立ち読み読破してしまいました。 最悪の客ですね。 おもしろかったんで〜、しかたなく〜。 ・・・・スミマセン。 後に買い揃えました。

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2009/10/04

小説なのですけれど、実在と綿密なリサーチによって、すべてが本当のストーリーになっているかのようで、そしてつまるところ、司馬さんの物事を見る高い視点、ジャーナリズムによって人間物語はできあがっているようです。

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2009/10/04

ついに8巻読みきった。長かったが面白かった。 学ぶべきことがあまりにも詰まっていって感無量。 竜馬の先見性にはあらためて関心した。

Posted byブクログ

2020/07/15

竜馬は、相手を観察している。 佐々木三四郎は、顔も手足も大づくりな男で、どことなく人を圧する威もある。笑顔も愛嬌もあって、いやみではない。 (相当な人物ではある) 能弁な男で、ニ、三さしさわりのない話題を佐々木は出した。竜馬はむっつりきいていたが、多少失望した。 (頭は、よくない...

竜馬は、相手を観察している。 佐々木三四郎は、顔も手足も大づくりな男で、どことなく人を圧する威もある。笑顔も愛嬌もあって、いやみではない。 (相当な人物ではある) 能弁な男で、ニ、三さしさわりのない話題を佐々木は出した。竜馬はむっつりきいていたが、多少失望した。 (頭は、よくない) 佐々木の話しぶりはすらすらと言葉は弾むのだが、独創性がない。一つの概念をしゃべるとき、その内容か表現に独創性がなければ男子は沈黙しているべきだと竜馬は思っている。そのつもりでいままで自分を律してきた。 (薩の西郷や大久保はこの佐々木のようではない) 多少の失望を感じたが、乾退助、後藤象二郎のほかは人材皆無といっていい土佐藩士のなかでは、佐々木などは上等の部類だろうと思ったのだ。(p.47) 「おれは日本を生まれかわらせたかっただけで、生まれかわった日本で栄達するつもりはない」 といった。さらに、 「こういう心境でなければ大事業というものはできない。おれが平素そういう心境でいたからこそ、一介の処士にすぎぬおれの意見を世の人々も傾聴してきてくれた。大事をなしとげえたのも、そのおかげである」 またさらに、 「仕事というものは、全部をやってはいけない。八分まででいい。八分までが困難の道である。あとの二分はたれでも出来る。その二分は人にやらせて完成の功を譲ってしまう。それでなければ大事業というものはできない」(p.331)

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