竜馬がゆく 新装版(七) の商品レビュー
安定した面白さ、そろそろクライマックス!何度も思ったけど、やっぱりこの竜馬、もてるぅ〜!龍馬を好いてる女子、これで3人目くらいじゃない?大政奉還も、そろそろ! 次巻で、終わり。焦る。
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今まで、周りからみれば、じれったく、ともすれば信念がないようにもみえたかもしれない龍馬がいよいよ、時機が来たとばかりに猛烈に動きだした感じ。好きな中岡慎太郎の大活躍、親友仇でもある後藤象二郎との協力(利用?)。先見性抜群の船中八策、大政奉還へ遂に動きだす。クライマックスに向けて、...
今まで、周りからみれば、じれったく、ともすれば信念がないようにもみえたかもしれない龍馬がいよいよ、時機が来たとばかりに猛烈に動きだした感じ。好きな中岡慎太郎の大活躍、親友仇でもある後藤象二郎との協力(利用?)。先見性抜群の船中八策、大政奉還へ遂に動きだす。クライマックスに向けて、アクセル踏まれた感がワクワク感いっぱいでした。
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いろは丸でのくだりもそうであるが、「法」によって争いごとを解決しようとしたり、倒幕後の新しい国を治めようという竜馬の考え方が、新しい日本という国に繋がっているのだと思うと、なんだか不思議な気持ちになる。 また、血を流さずに回天を成す「大政奉還」をここで実行しようというのも、竜馬と...
いろは丸でのくだりもそうであるが、「法」によって争いごとを解決しようとしたり、倒幕後の新しい国を治めようという竜馬の考え方が、新しい日本という国に繋がっているのだと思うと、なんだか不思議な気持ちになる。 また、血を流さずに回天を成す「大政奉還」をここで実行しようというのも、竜馬という人物の大物たるところなのだと思う。
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▼第6巻に引き続き、第7巻もわくわく山場です。まあつまり、文庫版全8巻で言えば、竜馬さんは5巻までは準備運動だったとも言えます。その5巻までは面白く読ませる「節回し」「語り口」こそが、小説竜馬がゆくの凄みと言えましょう。という訳で、そりゃ面白いに決まっている第7巻。 ▼話は「第...
▼第6巻に引き続き、第7巻もわくわく山場です。まあつまり、文庫版全8巻で言えば、竜馬さんは5巻までは準備運動だったとも言えます。その5巻までは面白く読ませる「節回し」「語り口」こそが、小説竜馬がゆくの凄みと言えましょう。という訳で、そりゃ面白いに決まっている第7巻。 ▼話は「第二次長州征伐で、長州軍(竜馬も参加)に、幕府側は負けてしまった。講和交渉」から始まります。つまり、7巻から、幕府が倒れていく。日本中の大名たちが「えっ…幕府弱くね?こりゃマジで薩長雄藩が天下取っちゃう?幕府の言うこと聞いている意味なくね?」と気づく。この巨大な「ムード」の展開がわくわくします。 ▼そして、「いろは丸事件」という、紀州徳川藩の居船と竜馬の船の海上事故の交渉物語を交えながら‥‥。「後藤象二郎登場」→「幕府びいきだとまずいと思った土佐藩が、竜馬に連携をお願いする」→「それに応えて、大政奉還案を竜馬が出す」「船中八策で、倒幕後の国のありかたを示す」というのが中盤~終盤のわくわく。 ▼これまでに比べて、竜馬さんが天下の名士になっている。その落差みたいなものも楽しい。ちょっと眩暈がするような、 「思えば遠くに来たもんだ(©中也)感傷」 を味わえるのが、大長編だけが持つ醍醐味。 それにしても中原中也の日本語センスのなんて良いことでしょうねえ。
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5寄りの★4つです 竜馬がついて無さ過ぎます。。 また船を無くしてしまい、可哀想です。 後半はとうとう岩倉具視が登場! 更に大政奉還! 司馬さんの本読みやすいです。 飽きないのが良いですね
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後藤象二郎とか山内容堂ってあまり良い印象は無かったのだが、やはり人間の短所ばかりに目を向けてばかりではなく良い点を見つけて適材適所の活躍をさせることが大切なのだと実感
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歴史弱者の自分でも名前だけは知っている大政奉還。 竜馬がこんなに中心になって推し進めていたとはしらなかった。 竜馬の思想が一〜七巻をかけてどのように変わってきたか、この七巻でようやくはっきり見えてきました。 この巻は特に竜馬が何か考えている描写が多いように感じました。今まで血を流...
歴史弱者の自分でも名前だけは知っている大政奉還。 竜馬がこんなに中心になって推し進めていたとはしらなかった。 竜馬の思想が一〜七巻をかけてどのように変わってきたか、この七巻でようやくはっきり見えてきました。 この巻は特に竜馬が何か考えている描写が多いように感じました。今まで血を流してきた同志や、対立勢力のことを思っていたのかと思うと胸が熱くなります。 八巻も楽しみです。
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「人の一生というのは、たかだか五十年そこそこである。いったん志を抱けば、この志にむかって事が進捗するような手段のみをとり、いやしくも弱気を発してはいけない。たとえその目的が成就できなくても、その目的への道中で死ぬべきだ。生死は自然現象だからこれを計算に入れてはいけない」 202...
「人の一生というのは、たかだか五十年そこそこである。いったん志を抱けば、この志にむかって事が進捗するような手段のみをとり、いやしくも弱気を発してはいけない。たとえその目的が成就できなくても、その目的への道中で死ぬべきだ。生死は自然現象だからこれを計算に入れてはいけない」 2020/2/6読了(再読) 学生時代から十数年振りに読んで、改めて日本人たるもの、一度は読むべき小説だと思った。文庫本8巻の大長編は名場面、名台詞も多いのだが、、竜馬がその人生観・死生観を語った台詞を採り上げてみた。
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「竜馬がゆく」の第7作目は、討幕へ向けて薩長同盟を実現させた龍馬が次の一手として土佐藩と連携していく様子が記されている。数多の勤王志士達を死へ追いやった土佐藩の上士らと手を取り合おうとする龍馬の行動に初めは違和感を感じた。しかし、そうせざるを得ない程に状況が逼迫していたのも事実で...
「竜馬がゆく」の第7作目は、討幕へ向けて薩長同盟を実現させた龍馬が次の一手として土佐藩と連携していく様子が記されている。数多の勤王志士達を死へ追いやった土佐藩の上士らと手を取り合おうとする龍馬の行動に初めは違和感を感じた。しかし、そうせざるを得ない程に状況が逼迫していたのも事実である。仲間を思い信念を突き通す事は大事だが、世の中の動きに敏感になり時勢によって信念をも変えてしまうくらいの器の人が新しい時代を作っていくのかなと複雑な気持ちになった。
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亀山社中から海援隊に変わり、大政奉還に向け志士が動き出す回。 龍馬が凄いのは、階級をなくし人は平等であり法によってのみ裁かれる時代にしようと行動した所。 先見の明がある。 ついに次で最終巻。 龍馬よ、死ぬなー!
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