竜馬がゆく 新装版(二) の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
竜馬が脱藩するまでをまとめた巻。最後の山内容堂が怒っていると言う1文にこれから起きる不穏なものを感じずにはいられない。何度も読んでるのに3巻が楽しみ。
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安政の大獄での弾圧を発端とした一連の騒動から、井伊直弼が桜田門外の変で暗殺され、それを契機に竜馬は江戸から土佐に帰る事になる。 土佐では武市半平太が土佐勤王党を樹立して土佐藩の転覆を目論む。 しかし、もっと壮大な目で世界を捉えている竜馬は、武市半平太の攘夷の考え方に賛同できずに、...
安政の大獄での弾圧を発端とした一連の騒動から、井伊直弼が桜田門外の変で暗殺され、それを契機に竜馬は江戸から土佐に帰る事になる。 土佐では武市半平太が土佐勤王党を樹立して土佐藩の転覆を目論む。 しかし、もっと壮大な目で世界を捉えている竜馬は、武市半平太の攘夷の考え方に賛同できずに、脱藩を図り袂を別つ事になる。
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憲法、議会、民主主義と今は当たり前と思っているものでさえ、この時代では驚きの考え方だった。 大志に向かって幅広く知識を吸収していき、味方を増やし、行動していく。 情報が無いことは判断出来ない。 安政の大獄、桜田門外の変により時代が大きく動いていく。 この時点ではまだ時代はどちらに...
憲法、議会、民主主義と今は当たり前と思っているものでさえ、この時代では驚きの考え方だった。 大志に向かって幅広く知識を吸収していき、味方を増やし、行動していく。 情報が無いことは判断出来ない。 安政の大獄、桜田門外の変により時代が大きく動いていく。 この時点ではまだ時代はどちらに向いていくかはほとんどの人はわかっていない。本当に激動の世の中であったと感じた
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p.307 龍馬が武市半平太に 「半平太、お前が悪謀家じゃということになれば、もはや人がまわりに集まって来るまい。人が集まらぬと大事はできぬ。されば半平太、悪人というのは、結局、小事ができる程度の男のことだぞ。」 p.431 武市一派の東洋暗殺にさきだつ十四日前の文久二年三月二...
p.307 龍馬が武市半平太に 「半平太、お前が悪謀家じゃということになれば、もはや人がまわりに集まって来るまい。人が集まらぬと大事はできぬ。されば半平太、悪人というのは、結局、小事ができる程度の男のことだぞ。」 p.431 武市一派の東洋暗殺にさきだつ十四日前の文久二年三月二十四日、闇にまぎれて脱藩してしまっていた。
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北辰一刀流免許皆伝取得した後、土佐へ帰郷。勤王党入党そして脱藩。 歴史上では、桜田門外の変、吉田東洋暗殺。 いよいよ尊皇攘夷が本格的に動き出す。 揺れ動く土佐がすごく気になる。
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武士もビジネスマンもあんまりかわらないかなぁ。刀はふるわないけど、修行に江戸へ行ったり(出張)、殿様(上司)の言うことには従わねばならず、脱藩(転職)は驚かれる。同士とともに酒をのみ、「やります」で通じる。
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最終章に脱藩をする竜馬が描かれていましたが、徳川幕府時代は平和ではあったのだが、自由がなかったんだなとつくづく感じました。日本も生まれながらにして身分が決まる、カースト制度のようなものがあり、これが300年も続いたのだからそれも驚きでした。。枠にはまっていれば安泰。 しかし その...
最終章に脱藩をする竜馬が描かれていましたが、徳川幕府時代は平和ではあったのだが、自由がなかったんだなとつくづく感じました。日本も生まれながらにして身分が決まる、カースト制度のようなものがあり、これが300年も続いたのだからそれも驚きでした。。枠にはまっていれば安泰。 しかし その裏で多くの人が犠牲になっているのも事実でしょう。 しかし、剣術の強さは宮本武蔵並みの免許皆伝の竜馬。 脱藩をして土佐藩の藩士が暗殺され、ここからの知略が楽しみです!
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政治的なことに少しずつ目を向けていく変化が見られる。それも目の前のことではなく、外国を相手にした日本全体のことを見ている。つい、自分のおかれた環境で何ができるか考えがちな私にとって、自分のやりたいことを遂げるために環境を変える強さ、土佐藩を脱藩する決心をした決断力が印象的だった。
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テンポが良い。土佐への帰国、水原播磨介、お田鶴さま、武市半平太、土佐勤王党、お初、松木善十郎、吉田東洋暗殺、ついに脱藩。
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江戸で剣術修業が終わり、北辰一刀流免許皆伝を得る。土佐勤王党立ち上げ、吉田東洋暗殺、竜馬脱藩と一気に幕末モードになってきた。
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