1,800円以上の注文で送料無料

竜馬がゆく 新装版(一) の商品レビュー

4.4

593件のお客様レビュー

  1. 5つ

    313

  2. 4つ

    170

  3. 3つ

    69

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/11/13

人生で一度は読んでおかなければと思い、GWの間に思い切って読み始めた。なぜもっと早くに読んでおかなかったのかと思うくらい面白い。 ゆとり世代の私は、幕末は中学の授業ではほとんど扱わなかったし、歴史がすっかり苦手だったけど、早くも坂本龍馬(竜馬)という人間を好きになってしまってい...

人生で一度は読んでおかなければと思い、GWの間に思い切って読み始めた。なぜもっと早くに読んでおかなかったのかと思うくらい面白い。 ゆとり世代の私は、幕末は中学の授業ではほとんど扱わなかったし、歴史がすっかり苦手だったけど、早くも坂本龍馬(竜馬)という人間を好きになってしまっている。ここまでは、郷士として剣の道をゆく段階。

Posted byブクログ

2022/06/30

まだすべて(全巻)読んでいないけど竜馬がど言う性格かがわかった。 なぜこの時代に生きていないのにここまで詳細に書けるのかが気になった

Posted byブクログ

2022/05/23

司馬遼太郎の名作。 明治維新前の動きが克明に描かれており、竜馬やその周囲の人たちの考え、動きが伝わる。 この時代に同じ若者としていたらどう考えるのかを考えさせられた。

Posted byブクログ

2022/05/18

坂本龍馬と剣道とのつながりを、知識としてもたなかったので驚きました。だいぶ脚色してあるとは思いますが、ものぐさな一方、まっすぐな人物像に親しみが湧きます。作者の好みかな、とも感じます。

Posted byブクログ

2022/03/12

圧倒的に人生で一番読んだ本。中高時代に8巻を5周以上はした。 剣を極めながら剣に頼らず、常識に縛られずあるべき世界を見つめたこと。それが命取りになるが、龍馬の甘さではなく世への信頼、道義を貫く姿勢なのだと思う。 龍馬が描いた未来は、実現し始める手前で見ることが叶わなくなる。天の意...

圧倒的に人生で一番読んだ本。中高時代に8巻を5周以上はした。 剣を極めながら剣に頼らず、常識に縛られずあるべき世界を見つめたこと。それが命取りになるが、龍馬の甘さではなく世への信頼、道義を貫く姿勢なのだと思う。 龍馬が描いた未来は、実現し始める手前で見ることが叶わなくなる。天の意志で世を変えるために送られ、召されたと司馬遼太郎が書いて締めるが、まさにその通りだと思う

Posted byブクログ

2022/03/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1巻で心に残ったくだりを2つ挙げます。 一つ目は竜馬と桂小五郎が初めて出会った場面 「自分の腹の中でちゃんと温もりのできた言葉だからで、その言葉一つ一つが確信の入った重みがある。だまって聞いているとその言葉の群れが、小五郎の耳から心にこころよいすわりで一つ一つ座ってゆくのである」「同じ内容の言葉をしゃべっても、その人物の口から出ると、まるで魅力がちがってしまうことがある。」 竜馬を褒めているだけでなく、こういう感覚を覚える桂小五郎も素敵な人物だと思います。こんな二人が相思相愛、生意気投合して友となる様子は本当に晴れ晴れしく大好きな場面です。 2つ目は先輩藩士武市に試合に出るよう促されている時に言い放った竜馬の思想。  (竜馬)武士武士とがみがみいわすんな  (武市)されば、おぬしはなんじゃ  (竜馬)坂本竜馬じゃ 「武士であるとか町人であるとか。そういうものはこの世の借り着で、正真正銘なのは人間いっぴきの坂本竜馬だけである」という竜馬の一生を通しての思想と、それを先輩武市に言い放つ信念の強さに惚れます。

Posted byブクログ

2022/02/23

土佐藩の上士 無能 コロナ 政治家 無能 →どこにもぶつけられない 抗うことができない 坂本龍馬 桂小五郎 →剣の実力ありき めんどくさいから乾燥はメモのまま

Posted byブクログ

2022/01/30

歴史小説は「燃えよ剣」に続き、読むのは2作目。 竜馬がまだ歴史に登場する前、若かりし頃の剣術修行中のお話ですが、飄々とした人物像に惹きつけられます。聞き慣れない土佐訛りも読んでいて面白い。歴史に疎い為、ちょくちょく単語や人名、地名を検索して調べながらですが… 歴史に興味を持ち始め...

歴史小説は「燃えよ剣」に続き、読むのは2作目。 竜馬がまだ歴史に登場する前、若かりし頃の剣術修行中のお話ですが、飄々とした人物像に惹きつけられます。聞き慣れない土佐訛りも読んでいて面白い。歴史に疎い為、ちょくちょく単語や人名、地名を検索して調べながらですが… 歴史に興味を持ち始めたところで、試しに読んでみるかー、と1巻だけ買った古本でしたが、見事にハマりました。この先の展開が歴史的事実としてよりも、物語として気になるので、大長編ですが、読み進めたいと思います。また、ブックオフ行かなければ…

Posted byブクログ

2022/01/26

北辰一刀流の名人となって外見からして強そうに見える竜馬だけど人斬り以蔵など様々な人を助けると言う心の優しい人だと思った。千葉貞吉の門人となりさな子や重太郎などとの人間関係が面白い。

Posted byブクログ

2022/01/12

坂本龍馬を英雄視し過ぎているなどという声をよく耳にするが、陳腐な批判は何であっても許されない。本作は歴史書ではなく史実を題材にした小説、あくまでエンタテイメントなのである。自分自身この著作に心酔し三年と空けず通読を繰り返しているので、こうして感想を述べるにあたって、文庫版各巻ごと...

坂本龍馬を英雄視し過ぎているなどという声をよく耳にするが、陳腐な批判は何であっても許されない。本作は歴史書ではなく史実を題材にした小説、あくまでエンタテイメントなのである。自分自身この著作に心酔し三年と空けず通読を繰り返しているので、こうして感想を述べるにあたって、文庫版各巻ごとの魅力を登場人物ひとりにそれぞれフォーカスして挙げてみたい。 第一巻目はなんといっても江戸の千葉道場の娘、さな子である。著者の女性の描写力は底抜けと思うが、特にこのさな子のキャラクター設定は秀逸と言うより他ない。竜馬を想い、慕い、ときにやっかみでなんとも忙しい彼女の様子は見ているだけで愉しい気持ちになる。悪態でさえ愛おしくなるのは、言葉の中に日本語が古来から持つ奥ゆかしい品格、とりわけ女性特有の優しさがあふれているからだと思う。

Posted byブクログ