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村上春樹、河合隼雄に会いにいく の商品レビュー

3.9

217件のお客様レビュー

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「物語」の深さや効用…

「物語」の深さや効用を、心理学者と作家のお2人が、自分のために相手のために語りつくしてくれた一冊。村上春樹がカウンセリングを受けているような、河合先生の前では素直に心を開いちゃう感じが、とてもよく出ています。

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村上春樹は夢をほとん…

村上春樹は夢をほとんど見ないらしい。それについて河合先生は、「それはそうでっしゃろなあ」とおっしゃる。お2人とも毎日深い井戸を掘っている。人には物語が必要だという理由が、この本を読むとわかる。

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ものすごく癒されまし…

ものすごく癒されました。一切の社会常識的なものから離れて、物事を見ている二人という感じが心地よかった。

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河合隼雄さんのお話は…

河合隼雄さんのお話はとってもおおもしろいです。もっとつっこんだ話なんかも聞きたかったけど。村上春樹の文体が大好きなのでなかなかいい企画でした。ややものたりないけどね。

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作家村上春樹さんと、…

作家村上春樹さんと、日本の心理学の大家 河合隼雄さんの対談です。対談はプライベートにくつろいだ感じで始まるのですが、すごく内容が深いです。

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タイトルの通り村上春…

タイトルの通り村上春樹さんが河合隼雄さんに会いに行って対談する本です。河合隼雄さんという方はユング心理学というものを研究されている方です。そんな2人が真面目な話を語ってくれます。

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河合隼雄の語りについ…

河合隼雄の語りについては、ほとんど見るべきものはないが、村上春樹が自分自身の小説について語っているというところが貴重。村上春樹、自分に会いに行く、くらいのつもりで読むとよいのでは。

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村上春樹と河合隼雄の…

村上春樹と河合隼雄の対談。阪神大震災や、オウムの事件、60年代の学生闘争など、興味深い内容について語り合っている。

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2026/04/02

30年前の対談ではあるが、今も色褪せない部分がたくさん。アメリカ、日本、韓国のそれぞれの社会的違いの表現は秀逸。 正しいことをいかに「自分にとって正しいものとするか」という言葉に、社会と自分のズレを疑っても良いのだとハッとさせられた。

Posted byブクログ

2026/02/03

最近は対談集をよく読んでいる。この本もその流れで買った。村上春樹と河合隼雄。小説界と心理学界の大御所対談。やはり面白く、読むたびに自分のなかで立ち上がる何かがある。 「深く病んでいる人は世界の病いを病んでいる」という言葉が印象的だった。 病むということは、その人が病んでいる、...

最近は対談集をよく読んでいる。この本もその流れで買った。村上春樹と河合隼雄。小説界と心理学界の大御所対談。やはり面白く、読むたびに自分のなかで立ち上がる何かがある。 「深く病んでいる人は世界の病いを病んでいる」という言葉が印象的だった。 病むということは、その人が病んでいる、というよりも、世界や社会、時代の病いをその人が引き受けている、というニュアンスで書かれており、なるほど確かにそうかもしれないと唸らされた。 私はこれまで社会と個人を分けたものとして考えていたかもしれないが、それは渾然一体としているのかもしれない。 ---------- このレビューを書いている現在、衆議院選挙が行われている。政治について、あまりにも状況が複雑化していて、どこからどう考えればいいか、私は分からなくなっていた。 けれどもこの本を読み、もしかすると、私個人、もしくは目の前にいる個人について考えることが大切なのかもしれない、と思うようになった。 私のなかの井戸を深く掘っていったとき、そこには時代に共通して流れる水脈のようなものがあるのではないか。 もっといえば、社会的課題とされる、ときに目を背けたくなるようなドロドロとしたものが、認めたくないけど、自分のなかにもその欠片みたいなものが確かにあって。そのことを認めたうえで、ではそれをどう社会と共存可能な形で、表現していくかなど。 つまりは、自分と向き合うことが、そのまま社会や世界について考えていくことにほかならないのかもしれない、と考えるようになった。 うまく言葉にはまだできないけれども、個人と社会の関係性について、新たな視点を得ることができた一冊である。

Posted byブクログ