村上春樹、河合隼雄に会いにいく の商品レビュー
「物語」の深さや効用…
「物語」の深さや効用を、心理学者と作家のお2人が、自分のために相手のために語りつくしてくれた一冊。村上春樹がカウンセリングを受けているような、河合先生の前では素直に心を開いちゃう感じが、とてもよく出ています。
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村上春樹は夢をほとん…
村上春樹は夢をほとんど見ないらしい。それについて河合先生は、「それはそうでっしゃろなあ」とおっしゃる。お2人とも毎日深い井戸を掘っている。人には物語が必要だという理由が、この本を読むとわかる。
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ものすごく癒されまし…
ものすごく癒されました。一切の社会常識的なものから離れて、物事を見ている二人という感じが心地よかった。
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河合隼雄さんのお話は…
河合隼雄さんのお話はとってもおおもしろいです。もっとつっこんだ話なんかも聞きたかったけど。村上春樹の文体が大好きなのでなかなかいい企画でした。ややものたりないけどね。
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作家村上春樹さんと、…
作家村上春樹さんと、日本の心理学の大家 河合隼雄さんの対談です。対談はプライベートにくつろいだ感じで始まるのですが、すごく内容が深いです。
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タイトルの通り村上春…
タイトルの通り村上春樹さんが河合隼雄さんに会いに行って対談する本です。河合隼雄さんという方はユング心理学というものを研究されている方です。そんな2人が真面目な話を語ってくれます。
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河合隼雄の語りについ…
河合隼雄の語りについては、ほとんど見るべきものはないが、村上春樹が自分自身の小説について語っているというところが貴重。村上春樹、自分に会いに行く、くらいのつもりで読むとよいのでは。
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村上春樹と河合隼雄の…
村上春樹と河合隼雄の対談。阪神大震災や、オウムの事件、60年代の学生闘争など、興味深い内容について語り合っている。
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個人を突き詰める欧州・米国に精神を追いつめられた人が多いというアイロニーの指摘、なかなかに興味深いです。 さらに進めば相対的存在としての神を据える構造の検討にも行きそうで極めて奥深いポイントかと。
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98年の本だから26年前だけれど。この頃も社会的な悩みは変わらないのだと感じた。その時の大人が今の若者に対してまた「近頃の若者は弱い」と言っているのは、嫌味というか繰り返すものだなぁと。 勿論中身は変わっているのだろうけど。 もっと昔の哲学・思想面との考察も面白かった。村上春樹さ...
98年の本だから26年前だけれど。この頃も社会的な悩みは変わらないのだと感じた。その時の大人が今の若者に対してまた「近頃の若者は弱い」と言っているのは、嫌味というか繰り返すものだなぁと。 勿論中身は変わっているのだろうけど。 もっと昔の哲学・思想面との考察も面白かった。村上春樹さんの作品にも興味を持った。河合隼雄さんの分析は流石だなぁ。
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