坂の上の雲 新装版(三) の商品レビュー
主人公のうち1人の死…
主人公のうち1人の死を通じて、戦場へ向かうもの達の青春時代との別離を描いているように感じる。楽しかった時間の思い出を胸に、彼らはどこへ向かうのか。そして果たして向かう道は、目指す道なのだろうか。明治という時代。なぜか物悲しい。
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日本はロシアと開戦し…
日本はロシアと開戦し、緒戦は旅順口での戦いとなる。海軍の司令長官は東郷平八郎がなり最初は凡将かと思われていたが、実戦に入り人としての大きさを見せていく。カッコいい。
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明治維新を行ったばかりの日本は、その文明の低さから、諸外国からバカにされていた。 ロシアの皇帝などは、日本人を猿と呼び、ロシアの足元にも及ばない小国と見ていた。 ロシアが日本を占領するのは時間の問題と見ていた。 いよいよ、日本とロシアとの戦争回避は避けられなくなってきたこの時期、日本の国民はロシアとの戦争に意気揚々であった。 逆に日本政府はロシアとの戦争を回避するため、英国との軍事同盟を結んだ。 当初、伊藤博文などは英国との軍事同盟などは無理であると思い、ロシアと軍事同盟を結ぼうとしたが失敗した。 開戦前のロシア皇帝は日本の戦意喪失を目論み、自国のの大演習観覧へ日本人を招いた。 この時、招かれたのが、秋山好古だった。 好古はロシアの各軍事拠点をつぶさに見て、ロシアの優位性を認識した。 日本政府には資金が無かった。 陸軍大臣の児玉源太郎は、市中銀行頭取の渋沢栄一を訪ね、資金の拠出を頼んだ。 渋沢は初めのうちは拒否していたが、満州、朝鮮がロシアに侵略されて行くのを見るうちに容易ならざる相手だと思い、資金を出した。 ロシアは満州、朝鮮を支配し、その触手を日本にまで伸ばそうとしている。 政府は日露戦争の決心をし、六部四部で勝ち、戦争終結の仲介を米国にして貰いたかった。 最初に日本がロシアへ戦争を仕掛けた。 ロシアは、まさか日本が戦争を仕掛けてくるとは思っていなかった。 仁川においてロシアの戦艦二隻を沈めた。 ロシア側の死傷者は二百二十三人、日本側は一人の死傷者も出なかった。 ロシアの極東艦隊を打つべく、遼東半島の旅順要塞へ、日本の連合艦隊が向かい本格的な戦争の火ぶたは切られた。 陸戦では、秋山好古率いる騎馬隊が奮戦するが、ロシアの圧倒的物資と人員に苦戦する。 一方、旅順要塞に守られたロシアの艦隊は港口から出てこない。 連合艦隊は機雷を設置し、ロシアの軍艦を沈めるが、同じ手法でロシアの機雷で日本の軍艦も相当数沈められた。 ロシアには旅順艦隊の他にバルチック艦隊もあり、旅順艦隊はバルチック艦隊との合流を待っていた。 日本連合艦隊はいよいよ追い詰められた。 明治維新を終えたばかりの日本が、無謀とも言える、この戦争をいかにして勝利したのか。 次巻では、激しさを増す日露戦争の様子が展開する。 次巻も期待大だ。
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闘病の末に世を去った子規。病床でも生を愉しもうとする姿に胸を打たれる。 そんな中で日本は世論の後押しもあり、大国ロシアとの開戦に突き進む。無口ながら器を感じさせる東郷平八郎の任命は、ロシア側で慕われた老将マカロフともリンクし、序盤の旅順港での睨み合いに迫力を添える。ダメ元の機雷作戦で敵に損失を与えつつも、同じ手でさらに大きな被害を受けるなど、戦争における隙の怖さや運の要素も感じる。
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正岡子規は、若くして亡くなった。二巻でその魅力が十分描かれたのに、三巻で早くも退場。 日本側では、強大なロシアとの開戦を避けようとする努力が続けられるも、ついに日露戦争が勃発。 歴史上初めての本格的な近代戦における戦場での様々な悲劇が続く。 秋山好古、真之兄弟の魅力、東郷、マ...
正岡子規は、若くして亡くなった。二巻でその魅力が十分描かれたのに、三巻で早くも退場。 日本側では、強大なロシアとの開戦を避けようとする努力が続けられるも、ついに日露戦争が勃発。 歴史上初めての本格的な近代戦における戦場での様々な悲劇が続く。 秋山好古、真之兄弟の魅力、東郷、マカロフら、日本側、ロシア側の各登場人物の人柄などが、細かく活き活きと描かれている。
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3巻読了。相変わらず読みずらいけど…。正岡子規がこんなに前半で居なくなってしまうなんて。日露戦争開戦。ロシアより日本の戦略と士気の高さがうかがえる。今更ながら日本の辿ってきた歴史、感慨深い。
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とても緻密に描かれており、歴史の授業だけでは到底感じれなかった日露戦争開戦までの経緯と日本人の苦悩、また開戦に向けての準備とロシアの驕りがよく描かれていて面白かった。 途中から話しが横に流れて読みづらい側面もあったが、日本から見るロシアの強大さ。日露戦争に勝ったのは知っていたけど...
とても緻密に描かれており、歴史の授業だけでは到底感じれなかった日露戦争開戦までの経緯と日本人の苦悩、また開戦に向けての準備とロシアの驕りがよく描かれていて面白かった。 途中から話しが横に流れて読みづらい側面もあったが、日本から見るロシアの強大さ。日露戦争に勝ったのは知っていたけど、それがどんなに困難で奇蹟的なことだったのか。 念入りな作戦や準備とロシアから見るとまだまだ弱小新興国の日本に対しての驕りが交わり合ってどう進んでいくのか。 まだまだ8集のうちの3集目でどこに物語は向かっていくのか先が気になる。
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105ページ 『ロシア人は、民族としてはお人よしだが、それが国家を運営するとなると、ふつう考えられないようなうそつきになるというのは、ヨーロッパの国際政界での常識であつた。』 106ページ 『ロシア国家の本能は、略奪である』 108ページ 『忠告しておきますが、ロシア人といのはい...
105ページ 『ロシア人は、民族としてはお人よしだが、それが国家を運営するとなると、ふつう考えられないようなうそつきになるというのは、ヨーロッパの国際政界での常識であつた。』 106ページ 『ロシア国家の本能は、略奪である』 108ページ 『忠告しておきますが、ロシア人といのはいつでもその盟約を反故にするという信義上の犯罪の常習者です。伊藤候に、ロシアの冬の快適さにあまり浸らないほうがよろしいとおつたえください。』 なるほど、100年前から言われていたんですね。トランプさんは、本当にプーチンさんとディールが出来ると考えたのだろうか。
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ポイント - 相手を見下し追い詰めると痛い目を見る - 人事は過去の実績や感情ではなく合理的に判断する - 強大な相手にも弱点はあり、研究し、諦めないことで勝機は見える 感想 ロシアとの戦いが始まり、様々な視点で描かれる。 西郷従道の覚悟や、山本権兵衛の徹底した人事などが印象的...
ポイント - 相手を見下し追い詰めると痛い目を見る - 人事は過去の実績や感情ではなく合理的に判断する - 強大な相手にも弱点はあり、研究し、諦めないことで勝機は見える 感想 ロシアとの戦いが始まり、様々な視点で描かれる。 西郷従道の覚悟や、山本権兵衛の徹底した人事などが印象的。 どんな強大な相手にも弱点はあるし、どんなに弱く見える相手にも舐めてかかっては負ける。
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特に印象に残った場面。 1 正岡子規の最期。(正岡子規が好きなので、今後、登場しなくなると思うと残念!) 2 日露戦争に至るまでの、日露英の思惑。 3 広瀬武夫の人間性。(ロシア海軍人へに寄せる思い、友情にグッときました。恋人の女性がロシア語で送ってきた詩に漢詩で返し、ロシ...
特に印象に残った場面。 1 正岡子規の最期。(正岡子規が好きなので、今後、登場しなくなると思うと残念!) 2 日露戦争に至るまでの、日露英の思惑。 3 広瀬武夫の人間性。(ロシア海軍人へに寄せる思い、友情にグッときました。恋人の女性がロシア語で送ってきた詩に漢詩で返し、ロシア語の訳をつけるなど、粋なことする!と思いました。)
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