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坂の上の雲 新装版(一) の商品レビュー

4.1

528件のお客様レビュー

  1. 5つ

    200

  2. 4つ

    163

  3. 3つ

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2021/10/19

●秋山好古(兄)と秋山真之(弟)と正岡子規 高岡虚子も出てくる。秋山真之のことを地元の凄い先輩的な扱いしている。 ●内藤鳴雪(今後出るか分からないけど) 人柄が優しくて達観してて好み。

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2021/10/05

歴史小説で少し難しい部分はあるが、当時の状況がよく分かり、何か行動したくなるような物語。 このまま続編に挑む!

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2021/09/25

明治時代に活躍した3人を主軸に当時の時代風景や外国との関係について知ることができる歴史小説。正岡子規と秋山真之の友情が羨ましいと思った。まだ一巻しか読めていないのでこれからの日清戦争や日露戦争で秋山兄弟がどのような活躍をしていくのか気になる。

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2021/09/18

秋山好古(よしふる)、真之(さねゆき)兄弟かっこいいなぁ。好古さんヨーロッパの国にたくさん留学しててすごい!

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2021/09/07

大学2年または3年の時、同期から「読んだこともないの?」と言われてくやしくて読んだ。 長くかかったことだけを覚えている。 文庫本は実家にあるか、売却した。 そして2009年のNHKドラマの数年前にまた入手して読んだ。 秋山好古・真之、正岡子規について、初期など部分的に爽快感はある...

大学2年または3年の時、同期から「読んだこともないの?」と言われてくやしくて読んだ。 長くかかったことだけを覚えている。 文庫本は実家にあるか、売却した。 そして2009年のNHKドラマの数年前にまた入手して読んだ。 秋山好古・真之、正岡子規について、初期など部分的に爽快感はあるが、とにかく二百三高地の長く暗い場面の印象が強い。 読むのにとても時間がかかった。 その後3回目を読んだ。 バルチック艦隊の軌跡など勉強になる点はある。なお現職の同僚が、バルチック艦隊を見つけて通報した者の子孫であることを知った。 いずれまた読んでみようと思う。(2021.9.7) ※売却済み

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2021/08/26

古い本なので構えていたけど面白くてどんどん読み進んだ。ちょうど授業で東アジア史を学んだばかりだったのでその知識ともリンクしていて面白かった。故郷の伊予にいる時にはそれほど大した少年のように書かれていなかった主人公たちが故郷を出るとどんどん成長していき、それがさも当然のように書かれ...

古い本なので構えていたけど面白くてどんどん読み進んだ。ちょうど授業で東アジア史を学んだばかりだったのでその知識ともリンクしていて面白かった。故郷の伊予にいる時にはそれほど大した少年のように書かれていなかった主人公たちが故郷を出るとどんどん成長していき、それがさも当然のように書かれているのも不思議な感じだった。後半に子規が出てからは勉強以外の私生活を感じることができたが、やはり今と昔では熱中するものが全く違う。その点も面白かった。 やっぱりこのあたりの時代の小説は好きなのかもしれない。

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2021/05/23

今更ながら全巻読了して思うこと。最終巻に島田謹二氏が解説するように、わが国の民族に残してくれた偉業だと思う。(作中の価値判断や人物評に異論あるのは当然として) 司馬遼太郎先生が、インタビューで本作の執筆動機をお答えになっておられた内容で、太平洋戦争の理不尽さと惨めな敗北を経験し「...

今更ながら全巻読了して思うこと。最終巻に島田謹二氏が解説するように、わが国の民族に残してくれた偉業だと思う。(作中の価値判断や人物評に異論あるのは当然として) 司馬遼太郎先生が、インタビューで本作の執筆動機をお答えになっておられた内容で、太平洋戦争の理不尽さと惨めな敗北を経験し「この国の指導者はなぜこんなにつまらない人物で占められてしまったのか?昔は違ったのではないか?この作品は20歳の自分の疑問に宛てた手紙のようなものだ」とのニュアンス(不正確すみません)を語っておられた。 少子高齢化でひたすら衰退する日本、東日本大震災で第二の敗戦を迎えた日本、コロナ禍で見えたエスタブリッシュメントのレベルの低さとか、そんな日本に呆然とする我々にとって、著者の思いを追体験することは有意義と思う。 注:今の時代にロシアとか中国と戦争して国威発揚するとかそういう意味じゃなくて、著者の描きたかったとは未知の状況とか危機に対する明治日本人の振る舞いのことですね。

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2021/05/09

約10年ぶりに読み直してみた。やはり面白く、あっという間に1巻を読み終えた。 当時の時代の若者の考えかたが、明治維新の新時代だからこそ今とは全く違う。先駆者がいない分野がいくつもあり、自分こそがその分野を作りあげようという意識を持っている。

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2021/06/14

幕末から明治維新を経て、日清戦争・日露戦争へ向かう日本の中で、当時の若者が大志を抱いて文明開化と富国強兵の時代を駆け抜ける様を克明に描いている。 中心人物は、日本の軍事史に名を遺す秋山兄弟と明治を代表する俳人の正岡子規であり、この3名の半生を追うことで、当時の日本を取り巻く軍事・...

幕末から明治維新を経て、日清戦争・日露戦争へ向かう日本の中で、当時の若者が大志を抱いて文明開化と富国強兵の時代を駆け抜ける様を克明に描いている。 中心人物は、日本の軍事史に名を遺す秋山兄弟と明治を代表する俳人の正岡子規であり、この3名の半生を追うことで、当時の日本を取り巻く軍事・外交情勢や世相、文化がよく理解できる。 ただし、一部通説と異なる持論が織り交ぜられている(所謂、司馬史観)箇所もあり、多面的な目線を持って読む必要があると思う。 本書を読んで、兎にも角にも感銘を受けるのは、当時の若者はみな、”自分自身の成長は即ち国家の発展に直結する”といった感覚をごく自然に持っていたと思われること。 現代の日本では、全世代的に冷めた人が多いと思うが、つい150年前の日本の先人たちは、大志を燃やして雲にも続くような坂道を駆け上がっていたのだ、と思うと身が引き締まる。 大作だが、読み直したいと思える作品。

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2021/02/23

司馬遼太郎は過去に「燃えよ剣」と「新選組血風録」を読んで以来。8巻までという長編ということを理由にこれまで敬遠してたことを悔やむ。秋山兄弟については全く知らず、正岡子規についても教科書で見た程度の知識であったが、すぐに引き込まれた。3人とも魅力的に描かれている。幕末〜明治期の知っ...

司馬遼太郎は過去に「燃えよ剣」と「新選組血風録」を読んで以来。8巻までという長編ということを理由にこれまで敬遠してたことを悔やむ。秋山兄弟については全く知らず、正岡子規についても教科書で見た程度の知識であったが、すぐに引き込まれた。3人とも魅力的に描かれている。幕末〜明治期の知ってる名前が次々に登場するところも勿論心躍る。さぁ2巻へ。

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