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坂の上の雲 新装版(一) の商品レビュー

4.1

528件のお客様レビュー

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2009/10/04

日露戦争当時の日本軍のぎりぎりっぷりがよくわかる。 それでも大国ロシアに勝つんだからそりゃー爽快ですが。 毎回そう上手く行くわけじゃないから、よい子は真似しないでねv 個人的には日本の「幼年期の終わり」とでも言うべき話じゃないかと思ってます。

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2009/10/04

俺は竜馬のファンだが、これは竜馬がゆくよりおもしろい。若者にはマジ読んでいただきたい。読み終えた時、この国に誇りを抱き、今を生きようと強く思える。決定的!

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2009/10/04

日露戦争から100年ということでこの本を読む人が多いと聞いた。今の閉塞感漂う日本と比較し、国際社会の中での地位向上のために力を注ぐ「日露戦争の頃の日本」を美化して見る人もいるようだが。しかし、そのような見方ばかりにとらわれてしまうと、司馬氏がこの本で書こうとしている本質を見落とす...

日露戦争から100年ということでこの本を読む人が多いと聞いた。今の閉塞感漂う日本と比較し、国際社会の中での地位向上のために力を注ぐ「日露戦争の頃の日本」を美化して見る人もいるようだが。しかし、そのような見方ばかりにとらわれてしまうと、司馬氏がこの本で書こうとしている本質を見落とすことになりかねないと思う。日本が目指した「国際的地位向上」はいったい具体的に何をもって地位が向上すると考えられていたのか、そしてこの戦勝によってその後の日本がどのような道を歩み、現在に至るのか。歴史とは「あの頃」の過去の出来事として学び知ることではなく、そこから続く、今自分が立つ「現在」を知るための材料のひとつなのだから。

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2009/10/04

前々から読みたくてなかなか機会がなかったが ついに読み始めた。 正岡子規、幕末日本の人々の思想が描かれていて 非常におもしろかった。 あと7巻楽しみです。

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2009/10/04

坂の上に見える近代化という雲を必死で追いかける明治日本。この時代には確かにあった『日本人らしさ』が僕には少し羨ましい。

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2009/10/04

松山出身の歌人正岡子規と軍人の秋山好古・真之兄弟の三人を軸に、維新から日露戦争の勝利に至る明治日本を描く大河小説。全八冊

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2009/10/04

明治の叙述詩です。 男の生き様とは、そして日本本来の強みとは、そんなことを考えさせられる物語です。

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2020/07/15

「おれは、単純であろうとしている」 と、好古はいった。さらに、 「人生や国家を複雑に考えてゆくことも大事だが、それは他人にまかせる。それをせねばならぬ天分や職分をもったひとがあるだろう。おれはそういう世界におらず、すでに軍人の道をえらんでしまっている。軍人というのは、おのれと兵を...

「おれは、単純であろうとしている」 と、好古はいった。さらに、 「人生や国家を複雑に考えてゆくことも大事だが、それは他人にまかせる。それをせねばならぬ天分や職分をもったひとがあるだろう。おれはそういう世界におらず、すでに軍人の道をえらんでしまっている。軍人というのは、おのれと兵を強くしていざ戦いの場合、この国家を敵国に勝たしめるのが職分だ」 負ければ軍人ではない。 と、好古はいう。 「だからいかにすれば勝つかということを考えてゆく。その一点だけを考えるのがおれの人生だ。それ以外のことは余事であり、余事というものを考えたりやったりすれば、思慮がそのぶんだけ曇り、みだれる」(p.197)

Posted byブクログ