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カモメに飛ぶことを教えた猫 の商品レビュー

3.9

32件のお客様レビュー

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    12

  2. 4つ

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2024/03/14

少し前にブクログに登録していたので、何でこの本を知ったのかすっかりわからなくなってしまったのですが、手にしてからタイトルを眺めてはいつ読もうかとうずうずしており、ようやく読めました。 キャラクターたちの行動の動機や気持ちの流れがわかりやすく描かれており、物語文の理解の初歩のレベ...

少し前にブクログに登録していたので、何でこの本を知ったのかすっかりわからなくなってしまったのですが、手にしてからタイトルを眺めてはいつ読もうかとうずうずしており、ようやく読めました。 キャラクターたちの行動の動機や気持ちの流れがわかりやすく描かれており、物語文の理解の初歩のレベルかなと思います。ただ漢字はほぼふりがながなく、小学校高学年からしか渡せなさそうなのが残念。語彙も「憤慨」や「荘厳」などやや難しめな熟語も見受けられます。 猫社会を想像たっぷりに描いた童話はたくさんありますが、その中でも「筋を通す」という気持ちよさ、情の厚さを根っこに据えてストーリーを展開しておられます。 登場キャラクターはそれなりに出てくるのに意外と混乱しないのはセリフが特徴的だからかな? 中学生以降には、ややストーリーが子どもっぽく感じられてしまうかも。絵も日本の子どもウケはしにくいかな…勧めるのはちょっとしりごみしてしまいます。でも、自分と違う生活をする生きものに対する慈しみを描いた作品として、湿っぽすぎず、男の子でも読みやすいキャラクターなのは特筆する点です。見極めて勧めていきたい良作でした。

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2023/12/10

港の猫の名誉と誇りにかけて、交わした約束は守り抜く。 優しさを胸に秘めたゾルバのハードボイルドなセリフがカッコよい。 いいかい、きみはカモメだ。そして、カモメとしての運命を、まっとうしなくてはならない。 だからきみは、飛ばなくてはならない。 飛ぶことができたときこそ、きみはきっ...

港の猫の名誉と誇りにかけて、交わした約束は守り抜く。 優しさを胸に秘めたゾルバのハードボイルドなセリフがカッコよい。 いいかい、きみはカモメだ。そして、カモメとしての運命を、まっとうしなくてはならない。 だからきみは、飛ばなくてはならない。 飛ぶことができたときこそ、きみはきっと、本当に幸せになれる。

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2023/11/29

飛ぶことができるのは、心の底からそうしたいと願った者が、全力で挑戦したときだけだ というゾルバのセリフが、 心にささりますね^ ^ 引用されている、ベルナルド・アチャガという詩人が書いた「カモメ」という詩も、 カモメが飛ぶためのヒントになり、すてきな詩です!!

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2023/08/13

何のお勧めだったか、読む頃には忘れている。 よくある「カモメに飛ぶことを教えた猫」の話し。 向かい風やら博士やら大佐、さる、秘書やら脇役が騒がしいのは楽しいが、それ以上はない。小学中学年には良いかも。

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2023/05/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

猫がどうやってカモメに飛ぶことを教えるの?? って気になったのと、劇団四季がミュージカルで 上演する物語だと知り、読んでみたくなった。  人間が海に垂れ流した原油にまみれてしまった 1羽のカモメ。  ひん死の母カモメは命とひきかえに卵を産み、 黒猫のゾルバに託します。  ゾルバは、母カモメと交わした「3つの約束」を 果たすために、仲間と力を合わせて奮闘する姿が 描かれています。  優しい気持ちにさせてくれる物語で感動。 あとがきもよかった。  ミュージカルを観に行こう!とチケットを買った のに、コロナのせいでチケットは払い戻し、、 観たかったな。 

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2020/10/14

瀕死のカモメが、猫に三つお願いをした。 わたしが産む卵を食べないで。 ヒナが産まれるまで、世話をして。 ヒナに飛ぶことを教えて。 そして、カモメは卵を一つ産んだ。 卵を託された猫ゾルバは、どうやってヒナに飛ぶことを教えるのか。

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2019/01/15

原油漏れの海に入ってしまい飛べなくなったカモメのケンガーが太った黒猫のゾルバに卵を託し死んでしまう。 ゾルバは孵化させ育てて最後に飛ぶことを教える。猫の仲間たちや人間に助けられて。 短いお話だったのであっという間に読んでしまいました。

Posted byブクログ

2018/12/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

劇団四季の会報誌「ラ・アルプ」を読んでいて、ファミリー・ミュージカルの題材になった本として紹介されていたので興味を持って借りて読んだ。 小学生からでも読める「童話」な話。 単調ながらも要点がグッと押さえられていて、しかもクスリと笑えるところがなんとも言えない。 最後のタブーと飛べるきっかけのヒントがよくわからなかったけど、童話に理屈をこねるのはやめにして素直に面白かった。 久しぶりに挿絵だらけの本で気晴らしに良かったかも。

Posted byブクログ

2013/12/17

重油にまみれて飛べなくなったカモメと、ひなに飛ぶことを教えると約束した猫。無理難題を港の猫仲間たちと解決しながら、愛するひなの旅立ちを見守る、ハートウォーミングなおとぎ話。

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2013/10/05

オス猫がひょんなことから、 カモメを卵から育てることになった。 仲間の猫に食べられないように 守らなきゃ。

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