怪しい人びと の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
灯台にてが面白かった。 最初の主人公と友人との関係性、 旅行後にどうなったかを明確に書いてはいないけれど 明らかに変化があったのではないかと思う。
Posted by
ロアルド・ダールの「あなたに似た人」と同様に、「奇妙な味」を持ったライトな短編集。 各短編ともに、冒頭からの興味深い話で関心を引き、不思議な謎が示され、それなりのオチが用意されている。 主要な登場人物が3人で、いずれもが"怪しい人びと"である「灯台にて」が最も...
ロアルド・ダールの「あなたに似た人」と同様に、「奇妙な味」を持ったライトな短編集。 各短編ともに、冒頭からの興味深い話で関心を引き、不思議な謎が示され、それなりのオチが用意されている。 主要な登場人物が3人で、いずれもが"怪しい人びと"である「灯台にて」が最も面白い。 「寝ていた女」 友人の逢い引きのために部屋を貸しやると、見知らぬ女が居付くことに…。 「もう一度コールしてくれ」 2年前の高校野球のコール(判定)を巡る恨み。その時の審判宅に押し入って、再度聞いたコールの結果は…。 「死んだら働けない」 仕事のやりすぎにはくれぐれもご用心。 「甘いはずなのに」 新婚旅行で出会った老人が、重要な役割を担う。 「灯台にて」 僕と祐介との関係は、旅の前後でどのように変わったのか。 「結婚報告」 学生時代の友人からの結婚報告の手紙に同封されていた写真。友人の顔が別人のように変わっている…。 「コスタリカの雨は冷たい」 コスタリカで強盗に襲われる話。この短編集では、一番意外性のない真相。
Posted by
やはりこの人の短編集は秀逸だ。 他と一線を画するクオリティ。 導入部から掴みはOK! 死んだら働けない。
Posted by
7つの物語が収録されている短編集です。東野圭吾さんが短編集を書いておられるのを知りませんでした。 やっぱり長編の方がミステリーは面白いと思う。始まりから落ちまでの距離が短いので、ドキドキするような感じもなく、あっこういう落ちなのねという印象しかありませんでした。
Posted by
怪しい人に関する短編集。物語によって、怪しい人の対象がかわってくる。被害者本人の行動だったり、突然現れた謎の女だったり、妻だったり、タイトルと表紙とは反していい話も多くて良かった。
Posted by
2005.5初読。 本棚整理のため再読。 短編集。 ⚫寝ていた女 ⚫もう一度コールしてくれ ⚫死んだら働けない ⚫甘いはずなのに ⚫灯台にて ⚫結婚報告 ⚫コスタリカの雨は冷たい 何作かは新鮮味なし。 とりあえず保留。
Posted by
七つの短編集。 さらりと読めた。それぞれ不思議な設定と 面白い仕掛けがあり、電車で読むにはちょうどよい。
Posted by
東野圭吾のミステリー短編集。 一見普通に見える人が実は怪しいというコンセプトで書かれた短編で一編づつはそう長い話ではないが、しっかり伏線やトリックが張られていて読みやすく仕上がっていたと思う。
Posted by
東野圭吾さんの短編集でそのタイトル通り、各ストーリー毎に”怪しい人々”が登場します。いつも思うんですが東野圭吾さんの守備範囲の広さには本当に驚かされます。僕的には「灯台にて」と「結婚報告」がおすすめです。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
東野には期待が大きい分、期待外れだと評価が低くなってしまうのでちょっと申し訳ない気分でこれを書いている。 ミステリー風の短編集で……、いやミステリーの短編集ではあるが、秀逸なトリックがあるわけでも無く、感動させるようなストーリーでも無く、出張に行った時の社内の手持無沙汰に読むような話。と言った感じである。
Posted by