理由 の商品レビュー

宮部みゆき(著者)

2011/03/22

都会のマンション暮らしで
ご近所付合いは殆どない。

命の尊さとかよくわからん。

金が欲しい。

家族とか柵でしかない。

3つ以上当てはまる人はご注意を。
後はきっかけしだいなんで。
でも、意外といると思うのよねぇ。

因みに僕も･･･

2011/03/17

おもしろいんですが、これが直木賞？　どう考えても、宮部みゆき作品なら「火車」の方が上でしょ。「理由」はインタビューに答える形で、展開が進んでいくんだけど、これでは感情移入ができないんだよね。それは宮部さんも分かっていて、この手法を選んだと思うんだけど・・・。となると、一歩引いた冷静な目で、家族の大切さ（宮部作品のテーゼ）、をかみしめて欲しい、ということなのだろうか。

2011/03/06

事件はなぜ起こったか。殺されたのは「誰」で、いったい「誰」が殺人者であったのか―。東京荒川区の超高層マンションで凄惨な殺人事件が起きた。室内には中年男女と老女の惨殺体。そして、ベランダから転落した若い男。ところが、四人の死者は、そこに住んでいるはずの家族ではなかった...。ドキュメンタリー的手法で現代社会ならではの悲劇を浮き彫りにする、直木賞受賞作。

2011/02/12

事件の真相がだんだん明らかになっていく様子が面白かった。
すべてが、事件の数年後にだれかが書いた文章となっているので、少し迫力と言うか、臨場感に欠けるような気がした。
全体量が大きく、読むのに時間がかかるのもちょっとマイナス。

2010/10/30

宮部みゆきさんは時代小説しか読んだことがなかった。
この長編はかなり厄介だった。
面白くはあったが、ストーリーが複雑で、入り組んだ構成が私には悩ましく感じられた。
どの人物も丁寧に描かれていて、それが少し過ぎているように思ったが読み応えはあった。

これは高層マンションが舞台でもあるので、マンション住まいの人はこの小説を読んでしまうと、
恐ろしくはならないだろうか？

2010/08/11

２度目の読了。読み始めてから「読んだ」と気づくも、ラストを思い出せず再度読破。高層マンションをモチーフにした人間模様は、最近の高齢者失踪問題と重なって、１度目よりも感慨深く読めたような!?　高いところで暮らしていると何かがおかしくなる……わかるような気もするなぁ〜。

2010/08/29

高層マンションで起きた一家四人殺し。どういう状況だったのか？何故こんなことが起きてしまったのか？

『悪女について』のように証言を軸に話が進んでいて、『アンダーグラウンド』みたいにノンフィクションみたいな感じ。おもしろかった。競売物件のこととか、家族内での孤独・孤立とか色々深く係わってきてる。ほとんどの登場人物のことは理解できたけど、実際に3人を殺した男のことだけは、どうしてあんな人になってしまったのか心理的な面が理解できなかった。もう少し掘り下げても良かったかな。

2010/05/17

この本を読んで占有屋の存在を初めて知りました。
高級マンションの中の１戸を巡って起きた事件、これは現代の様々な『負』の部分を含んだものでした。
だからこそ、最後の幽霊のくだりは、とても印象に残りました。

2010/05/24

荒川の高層マンションで起きた一家四人殺し。しかしそこに住んでいるはずの家族はほかの場所で暮らしていた。殺されたのは誰か、殺人者は誰なのか。事件はなぜ起こったのか。家が、家族が、そして人が徐々に壊れていく。（amazonより抜粋）

2010/03/01

ほったらかしすぎて、いまさら読了です。

いろんな人がでてきて整理に時間がかかるーだらだら読んでたせいで覚えきらんかった…
インタビュー形式も、慣れれば問題ないんだけど、最初は読みにくかったなあ。
まとまってるようなそうでないような…うーん　おもしろかったけど

お姉ちゃんの自分勝手さに苦笑。弟えらいと思う！
あ、刑事さんが主に絡んできてないのがちょっと新鮮かも。宮部みゆきで。