虹を操る少年 の商品レビュー
色彩感覚に優れ、天才的な頭脳を持つ少年の物語。 もし世の中に本当に光楽というものがあるのなら、1度見てみたい。 きっと素晴らしいものなのだろう。そしてその中に込められているメッセージを読み解けるという能力も本当にすごいと思う。 読んでいて、魔法使いのような少年だなぁと思っていた。
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絶対音感のように、光や色を言葉に変えてしまう少年。 面白く1日で読み終えました。 最後の終わり方が今後の未来を表しているようです。
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途中から夢中になって読んでいたのだが、終わり方が。。 ……そこで!? 感が半端ない。 壮大な何か、が色々不明のままで、うーむと唸ってしまう。 それでも読みやすかったし面白かったので、貴重な読了体験となった。 灰色の目をこすりながらね。 ところで…… 虹は操ってなく...
途中から夢中になって読んでいたのだが、終わり方が。。 ……そこで!? 感が半端ない。 壮大な何か、が色々不明のままで、うーむと唸ってしまう。 それでも読みやすかったし面白かったので、貴重な読了体験となった。 灰色の目をこすりながらね。 ところで…… 虹は操ってなくね?
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非凡主人公がかっこいいというだけの理由でなぜか何度も読み返している本。一番最初に読んだ時のワクワク感はさすがにもう生まれないけれど。言い知れない能力を持っているというわけではなく、人間の進化過程で当然生まれるべき能力を得ただけのことだというのがいい。
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内容(「BOOK」データベースより) 「光にメロディがあるの?」「あるさ。みんな、そのことに気づいていないだけさ」。“光”を“演奏”することでメッセージを発信する天才高校生・光瑠。彼の「光楽」に、感応し集う若者たち。しかし、その力の大きさを知った大人たちの魔の手が忍び寄る。新次元...
内容(「BOOK」データベースより) 「光にメロディがあるの?」「あるさ。みんな、そのことに気づいていないだけさ」。“光”を“演奏”することでメッセージを発信する天才高校生・光瑠。彼の「光楽」に、感応し集う若者たち。しかし、その力の大きさを知った大人たちの魔の手が忍び寄る。新次元コミュニケーションをめぐる傑作長編ミステリ。
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友「ストンって終わるところ以外はよかったで」 僕「そうか。ストンて終わるって聞いてもたらどうストンって終わるかが気になって集中できひんから次からは言うのやめてな」 友「ごっ、ごめん」
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「心の命じるまま、メッセージを光に変えている」これが光楽なんだ-。すべての生物は、種の保存を最優先にしている。そのために自己を犠牲にすることもある。種を残すために世代交代をする。それが大事だと知っている」「人間ほど」といって、光瑠は首を振った。「世代交代を忌み嫌う生物は、地球上に...
「心の命じるまま、メッセージを光に変えている」これが光楽なんだ-。すべての生物は、種の保存を最優先にしている。そのために自己を犠牲にすることもある。種を残すために世代交代をする。それが大事だと知っている」「人間ほど」といって、光瑠は首を振った。「世代交代を忌み嫌う生物は、地球上には存在しない。」
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光を操ることができる少年の話。光によって感情を伝播することができるという不思議な力は人類にどういった変化をもたらすのか。この本の中にある「人間ほど世代交代を嫌がる生物はいない」という言葉は読んだ時つい唸ってしまった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人間の進化論の話。視覚でコミュニケーションを取る新しい人類の発生とそれを阻止する旧人類が対立する。 人類も進化の途中だということは考えた事がある。新しい生物はどういう生き物なのか? 人類の延長上にあるのか、それとも既に分岐していて現在の形が人類の最後なのかは分からないけど、昔沢山想像した。 私は進化論は生物の退化だと勝手に思っている。植物は動かず生きて行けるのに、進化するに従って生きていく行為(動物の場合は食べる)が難しくなるからだ。究極である人間は基本的に火を使わないと生きて行けない。でも、この小説の新しい生物は人類の先らしい。突然変異で出来た割には分岐した生物ではないらしい。食べ物は新旧一緒ということと、新しい人類の最大の特徴は視覚であるという設定が新生物発生にしてはちょっと物足りないが、そういう事を久しぶりに考えたことが楽しかったし嬉しかった。
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色んな意味で衝撃を受けた作品。 これまた斬新な内容のお話です。 光の演奏ってどういうものかしら…と想像をかきたてられました。 現実にこういうものがあったら流行りそうだけど、 でもこの話の通り、悪い大人たちに利用されてしまうのかな……。 最後の最後まで一気に読んでしまいました。
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