死の蔵書 の商品レビュー
はまります!人物の設…
はまります!人物の設定と伏線のはり方が筆致力を感じさせます。ハードボイルドと本格推理がすごくきれいにマッチしていてどちらのファンも満足できる内容だと思います。
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安売りの古本の山から…
安売りの古本の山から数百ドルの価値のある古書を探し出す、腕利きの古本掘り出し屋が殺された!稀覯本に詳しい刑事のクリフが捜査に乗り出すが。。というもの。面白かったです。けっこう分厚いけどすんなり読める。古書店もの&ハードボイルドという珍しい組み合わせで、ハードボイルド要素が苦手な私...
安売りの古本の山から数百ドルの価値のある古書を探し出す、腕利きの古本掘り出し屋が殺された!稀覯本に詳しい刑事のクリフが捜査に乗り出すが。。というもの。面白かったです。けっこう分厚いけどすんなり読める。古書店もの&ハードボイルドという珍しい組み合わせで、ハードボイルド要素が苦手な私でもそんなに鼻につく感じはしませんでした。貴重な古書に夢中な男たちが微笑ましかったり。一時作家活動を休止して古書店を経営していた作家の復帰作で、ネロ・ウルフ賞というのを受賞してその年の話題をさらったのだとか。
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発売された頃ベストセ…
発売された頃ベストセラーで話題になっていたのは知っていたが、今頃読んで、やっぱり面白いなぁと。元刑事が趣味が講じて古本屋に。だから主人公が古本屋のおやじなのに、ものすっごいハードボイルドなんだ。
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メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1844966334482038863?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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(借.新宿区立図書館) ハードボイルド味もありミステリーらしさも。アメリカのこの頃の古本の状況が分かればさらに面白く読めるだろう。稀覯書の基準の一つが新品同様というのはちょっとどうかと思うが。
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2024年2冊目 本好きのためのミステリー ダラダラ読んでしまい、あんまり理解しきれないまま終わってしまった。 危険な香りするミステリアスな女性に惹かれる主人公はあー言ったらこういうタイプなんだけど バイオハザード のレオンとエイダみたいだった
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
'97年購入、今回で3-4回目の再読の筈。今回の再読にあたり、シリーズ続刊が出てなかったかWikipediaで確認したが、やはり『愛書家の死』(’06)以降のシリーズ続刊はなく、しかもダニングが今年の5月に亡くなっていたことを知った。ご冥福をお祈りします。
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もっともっとペダンティックで、本に対するフェティッシュな感情・所有欲を濃厚に描いたようなものを期待していたが、どちらかと言えば 稀覯本という投機対象をめぐる正統派犯罪小説、といった印象。 それでも全然ガッカリすることはなく、ぐいぐいと引き込まれて200Pあたりからイッキ読みモード...
もっともっとペダンティックで、本に対するフェティッシュな感情・所有欲を濃厚に描いたようなものを期待していたが、どちらかと言えば 稀覯本という投機対象をめぐる正統派犯罪小説、といった印象。 それでも全然ガッカリすることはなく、ぐいぐいと引き込まれて200Pあたりからイッキ読みモード。遅読の自分が540Pを10日で読み切った。結末も鮮やか。鮮やかすぎて、そのほろ苦さにしばらく気付かなかったくらい。 時代設定は1986年、作品発表は1992年で本邦初紹介が1996年。訳者さんは「こしらえる」て言い方が好きみたい(笑)。1996年当時でもかなりのおじさん言葉。でも訳文で引っかかりを感じたのはそこだけ。 1986年は前年のプラザ合意を受けて、ドル安が進んだ年。でも当時のハンバーガーの価格を見ると、プラザ合意以前の240円/$で考えたほうが、現在の貨幣価値により近づけそう。だから、例えば作中で言及されているファウルズ『魔術師』英国初版本US$300は、今の貨幣価値で¥72000くらいかな、と。勝手な推測です。 因みに、調べてみると、本作のサイン入りハードカバー原書初版本はUS$1000を超えてた。面目躍如。
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十セントの古本の山から、数百ドルの値打ちの本を探しだす―そんな腕利きの“古本掘出し屋”が何者かに殺された。捜査に当たった刑事のクリフは、被害者の蔵書に莫大な価値があることを知る。貧乏だったはずなのに、いったいどこから。さらに、その男が掘出し屋を廃業すると宣言していた事実も判明し…...
十セントの古本の山から、数百ドルの値打ちの本を探しだす―そんな腕利きの“古本掘出し屋”が何者かに殺された。捜査に当たった刑事のクリフは、被害者の蔵書に莫大な価値があることを知る。貧乏だったはずなのに、いったいどこから。さらに、その男が掘出し屋を廃業すると宣言していた事実も判明し…古書に関して博覧強記を誇る刑事が、稀覯本取引に絡む殺人を追う。すべての本好きに捧げるネロ・ウルフ賞受賞作。
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なぜ、「せどり」という言葉を使わなかったのだろう?という疑問が先に立ってちょっと乗るのが遅れた。大好きな古書がらみのミステリーだし、内容も面白かったのでちょっと残念。
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