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死の蔵書 の商品レビュー

3.6

66件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    28

  3. 3つ

    19

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2012/04/01

読み進めるにつれて面白くなってきた作品でした。 古本に対しては、特に興味がなかったのですが読み終わったときにはかなり興味がわきました。

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2012/04/01

 レアな古本業界をめぐるミステリー。以前にも読んだのだけど、刑事と古本のイメージしか残っていなかったので純粋に楽しめた。尻上がりに面白くなっていって、後半からは最後まで一気読みしてしまった。

Posted byブクログ

2012/01/16

古書好き元警察官現古書店経営者のハードボイルド推理劇。 ちょっと消化不良でしたが、面白かったです。本に対する愛が溢れてました。

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2011/11/13

良くも悪くも、洋書ですよ!!って感じ。プレミアがつく程の古書を巡る殺人事件。なんか海外と日本もので何が違うって、ヒロインの性質が1番大きい気がする。 勿論一概には言えないけど、古いミステリーにおいて グラマラスで煙草吸ってるような人「刑事ですって?あんたなんかに喋ることはない...

良くも悪くも、洋書ですよ!!って感じ。プレミアがつく程の古書を巡る殺人事件。なんか海外と日本もので何が違うって、ヒロインの性質が1番大きい気がする。 勿論一概には言えないけど、古いミステリーにおいて グラマラスで煙草吸ってるような人「刑事ですって?あんたなんかに喋ることはないわよ。ガキはさっさと帰りな!」 →(日本)次の死体 →(洋書)「ふーん、でもなかなかタフなところもあるんじゃない、気に入ったわ!私を守りなさい!」→「事件も解決してベガスの夜景を見ながら飲むワインは格別ね。今夜は私の謎を解きたいと思わない?」→happyend 華奢で儚げな人「私…怖いわ…でも事件が気になるから刑事さんと一緒に行動します…」 →(日本)誘拐される→助け出される→「ありがとうございました、刑事さん、このご恩は…」→恋人にならないことも多いけど一応ヒロイン →(海外)次の死体 って感じがする。 他にも、海外や(笑)ってなるとこ満載で、因縁深い犯罪者についに刑事がきれて、河原で顔が変わるほどぼこぼこにして免職。そのすぐあとに本好きだったから古本屋開く。みんながお祝いにきて、「てめーにはデカより似合ってるよ!署内きってのエリートだったもんな!」ととっても心優しい。 恐ろしい文化の違いである。でもちょっと羨ましい。 ちなみにこの本はめっちゃ昔ながらの古書店で、カバーもない状態で見つけたんだけど、読んでみると内容とリンクしててちょっと縁を感じてしまった。 2011年06月11日 12:56

Posted byブクログ

2011/09/23

ハードボイルドなのか。USミステリーでは久々に良いと思った。古書の蘊蓄が楽しい。アリバイトリックがシンプルだが意表を衝く。犯人も意外。

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2011/08/20

海外ミステリーでこのミス賞を受賞!!! それだけでも読んでみたいと思うのですが、すごいのは作者の本に対する含蓄です。 私にとって海外文庫を開拓するきっかけとなった本になりました。

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2011/07/28

翻訳の本が苦手ってのもあるけど、最初は正直「うーん?」って感じ。 でもどんどん止まらなくなる! 最後まで読むべき!

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2011/07/15

 '97年版“このミステリーがすごい!”の海外編1位を獲得した1冊。ミーハーな私は“このミス”で知り、読んでみるに至ったのだ。  古書おたくの刑事を主人公に、古書店業界(?)を舞台に起きた殺人事件を中心に物語は進行する。  ハードボイルド調の作風(きっと、そうだと思う。...

 '97年版“このミステリーがすごい!”の海外編1位を獲得した1冊。ミーハーな私は“このミス”で知り、読んでみるに至ったのだ。  古書おたくの刑事を主人公に、古書店業界(?)を舞台に起きた殺人事件を中心に物語は進行する。  ハードボイルド調の作風(きっと、そうだと思う。あまりハードボイルドって読まないからなぁ……。でも、かなり読みやすかった)に、最後まで読者を悩ませる謎解き、奥の深い舞台設定……と、どれをとってもなかなかの秀逸。“1位”へのランキングも、十分、納得の出来る内容なんじゃないかな?  ただ、この主人公にとっての本の価値というのは、内容よりも美術的なモノが強いのね。書かれている内容よりも、初版で、発行部数が少なく、保存状態が良いものがBestである、とか(極端すぎるかも知れませんが)。ちょっと、その辺が私の考え方とは、全くといっていい程違い、余り良い気持ちがしなかったな。

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2011/06/12

最初50Pくらい読み進んだときは、読了を 諦めようかと思った。 本を読んでこんな気持ちになったのは初めて。 しかし、そのまま読み進んでいくと、段々と そのスルメ的面白さにはまっていく。 推理小説でこの感覚は珍しい。題名から 好きなエラリー・クイーン的なものを想像して 読み始めた...

最初50Pくらい読み進んだときは、読了を 諦めようかと思った。 本を読んでこんな気持ちになったのは初めて。 しかし、そのまま読み進んでいくと、段々と そのスルメ的面白さにはまっていく。 推理小説でこの感覚は珍しい。題名から 好きなエラリー・クイーン的なものを想像して 読み始めた部分もあり、気持的乖離もあったのかも しれないが、読み進むにつれ、自分自身の先入観の 方向性も修正され、途中で止めるのが惜しいくらいの 引きこまれ度合いであった。 トリックや驚きというのは、ほぼ皆無の珍しい推理小説。 主人公とそれを取り巻く日常があまりにも普通すぎて 逆にそれが新鮮で面白かった。 星ゼロからの巻き戻しなので、結構高評価である。

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2011/05/20

言わずと知れたダニングの古書店シリーズ第1弾。もはや語りつくされているようにも思うけど、いわゆる本格的なミステリを想像すると肩透かしを食うかも。固定の枠にとらわれない、といっていいのかな。ハードボイルドとミステリの融合にたいな感じかな。本が好きな人にもお勧めかもしれません。といっ...

言わずと知れたダニングの古書店シリーズ第1弾。もはや語りつくされているようにも思うけど、いわゆる本格的なミステリを想像すると肩透かしを食うかも。固定の枠にとらわれない、といっていいのかな。ハードボイルドとミステリの融合にたいな感じかな。本が好きな人にもお勧めかもしれません。といっても、アメリカの古書界は日本のそれとは大分違いますが。とにかく私は楽しめました。途中で飽きさせない1冊です。

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