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死の蔵書 の商品レビュー

3.7

66件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    29

  3. 3つ

    18

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2014/12/25

古本掘り出し屋ボビーが何者かに殺され、古書に関して博覧強記を誇る刑事クリフは捜査を開始する。 貧乏だったボビーの蔵書に莫大な価値がある本が見つかり・・・ 苦手な海外文学だけど、以前読んだ大崎梢さんの「平台がおまちかね」で出てきたので気になってた作品。そこで紹介されてたのは2作目だ...

古本掘り出し屋ボビーが何者かに殺され、古書に関して博覧強記を誇る刑事クリフは捜査を開始する。 貧乏だったボビーの蔵書に莫大な価値がある本が見つかり・・・ 苦手な海外文学だけど、以前読んだ大崎梢さんの「平台がおまちかね」で出てきたので気になってた作品。そこで紹介されてたのは2作目だったけど、いちおう1作目から読んだほうがいいかな~って思ってこちらを借りてきました。 最初は全然読み進められなかったけど、2部から目が離せなくなった。 二転三転する展開が面白かった。 ただ、作中に出てくる海外文学や地名や習慣がさっぱりわからなかった・・・ 知ってるほうが楽しめるんだろうなぁ・・・(+o+)

Posted byブクログ

2013/08/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公は、ありがちな頑固で融通の利かない独断型の腕利き刑事。ありがちでないのが希少本が好きなことで、刑事辞めて古本屋になっちゃいました。おいおい。で、辞める前から辞めた後まで古本の売人を殺した犯人を追いかけて、結局、捕まえます。かわいそうなのが、店の従業員の女の子で、犯人に殺されちゃいます。

Posted byブクログ

2017/10/14

「古書店主クリフ」シリーズの1作目です。 ただし、第1部でクリフはまず刑事として登場します。 古本の掘出し屋が殺されるという事件で幕を開けるのですが、 クリフにはこの事件とは別に2年程前からの宿敵がいます。 なかなか確実に逮捕できず、 お互いに目の敵と認識しているこの相手...

「古書店主クリフ」シリーズの1作目です。 ただし、第1部でクリフはまず刑事として登場します。 古本の掘出し屋が殺されるという事件で幕を開けるのですが、 クリフにはこの事件とは別に2年程前からの宿敵がいます。 なかなか確実に逮捕できず、 お互いに目の敵と認識しているこの相手との確執があって、 どんどんハードボイルドな方向に展開していくのでハラハラしました。 そんなこんなで、すっぱり警察を退職し、 第2部では古書店主として再出発と相成る訳ですが。 読み始めた当初は、 クリフに刑事としての順法精神がまだ効いていて、 事件の謎に集中できていた気がするのですが、 古書店主として事件を追うようになってからは何でも有りで、 ハードボイルドな展開に振り回された感があります。 謎解きミステリーかハードボイルドか。 厳密な言葉の定義は知りませんが、 何と言うか、私個人の中ではジャンル的に分類出来ず、 未消化な感じが残りました。 事件の謎については納得できたし意外性もあって面白かったです。

Posted byブクログ

2013/01/10

本好き&ハードボイルド好きには堪らん。 古書店に魅力がありすぎて、10代で読んでたら生き方変わってたかもと思う。

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2013/01/01

古書掘り出し屋のボブが殺される。 古書に詳しい刑事のクリフは、捜査を開始するが… 話は二転三転してなかなか面白かった。特に後半は一気読み。 ちょっと理解しにくい&納得しにくいところがあるのは、海外の作品でハードボイルドだからか? 古書の話は難しかったけど、奥深くてもっと色々知...

古書掘り出し屋のボブが殺される。 古書に詳しい刑事のクリフは、捜査を開始するが… 話は二転三転してなかなか面白かった。特に後半は一気読み。 ちょっと理解しにくい&納得しにくいところがあるのは、海外の作品でハードボイルドだからか? 古書の話は難しかったけど、奥深くてもっと色々知りたいなと思った。

Posted byブクログ

2012/09/15

本好き(というか、古書マニア)の刑事が、訳あって警察を辞める。ならばそれを機会に新たな人生をと、昔からの夢だった稀観本限定の古書店をついに開店。 以前からコツコツ集めていた極上の蔵書をお店に並べるのだもーん! しかし身近に事件が頻発、しかも古書がらみの…とくれば黙っていられない...

本好き(というか、古書マニア)の刑事が、訳あって警察を辞める。ならばそれを機会に新たな人生をと、昔からの夢だった稀観本限定の古書店をついに開店。 以前からコツコツ集めていた極上の蔵書をお店に並べるのだもーん! しかし身近に事件が頻発、しかも古書がらみの…とくれば黙っていられない主人公さんは、もう刑事さんではないのに、独自で捜査に乗り出しちゃったりするのです。 こっそり現場検証に向かった先では、被害者の部屋に残された稀にみる保存状態のよい古書たちに内心興奮しながらも、顔では平静をよそおい証拠物件として箱詰めしてたりとか、ハードボイルドの必須アイテム、素性のしれない美女にドキドキしたりとか… こないだまで本当に腕利き刑事だったのか?と突っ込まずにはいられない主人公さんの自然体っぷりが、おかしかった! 随所に飛び出す「値打ちのある古書とは」の蘊蓄には、へぇ~ってなりました。 保存状態の綺麗さと、作家本人のサインや書き込み付き至上主義。古書の考え方もいろいろあるんですね。お国柄の違いかしら? なんて思いながら、この分厚い本を読んでいたのですが、残りページも少なくなり、各種事件も片付き、「もうすぐこの元刑事さんともお別れね…」となかば気を許しながらラスト一行。 この、「うわ~!!」な感じを楽しみに読んでいただければうれしいです♪

Posted byブクログ

2012/08/18

一昔前のハードボイルドな推理小説。ただし主人公が古書好きという少し変わったもの。ごくごく普通の事件が古書と絡まり展開されていく様は二重にドキドキワクワクしてしまう。本とミステリが好きな人にはオススメ。

Posted byブクログ

2012/07/03

著者自身が古書業に携わっていたこともあり、日本とは少し違う古書の世界とその魅力が詰まった本。ジーンウェイが大活躍の一作目です。 ハードボイルドが好きな人にはオススメ。

Posted byブクログ

2012/06/29

この本のことを知らなかったので、読み終わってすごく得した感じ。 題名通り 本(稀こう本)を巡るミステリー。

Posted byブクログ

2012/04/01

読み進めるにつれて面白くなってきた作品でした。 古本に対しては、特に興味がなかったのですが読み終わったときにはかなり興味がわきました。

Posted byブクログ