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死の蔵書 の商品レビュー

3.6

66件のお客様レビュー

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2011/02/24

古本にまつわるミステリーだ。 ダニングは本にまつわるミステリーを立て続けに出していった。 稀覯本がとんでもない価格で取引されることに 著者も 読者も 登場人物も 怒りながら、話はすすんでいき、読み進めることになる。 みなとんでもない読書体験を望んでおり、 自分にとってとても大切...

古本にまつわるミステリーだ。 ダニングは本にまつわるミステリーを立て続けに出していった。 稀覯本がとんでもない価格で取引されることに 著者も 読者も 登場人物も 怒りながら、話はすすんでいき、読み進めることになる。 みなとんでもない読書体験を望んでおり、 自分にとってとても大切な読書体験なら、それが高い本(ただの紙の束)であっても、手元においておきたいという複雑な心理の上に成り立っている本。 本好き、ミステリー好き、古本好きにおすすめ。そもそも本好きで古本ぎらいって人はいるのだろうか。

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2011/02/08

刑事クリフが古本屋に転身する第一弾。 本に対する執着だとか愛情を感じる一冊。 読まれてこその本、とも思うが、収集して愛でたい本もある…。

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2010/12/29

本をめぐっての事件なので、古書好きにはたまらないと思います。古い本にそんなに値がつくなんてはじめて知りました。

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2011/08/03

大崎梢さんの「平台がおまちかね」で出版社営業さんがお薦めだった本。古書を発掘しる人たちといえば、漫画『金魚屋古書店』にもセドリさんとして登場しますが外国の名著を全く知らないなあと再認識。本の愛し方は人それぞれなのですね。

Posted byブクログ

2010/09/22

この間新刊コーナーで面白そうだな、と思って見ていた本の第一弾とのこと。どんな本なのかな~と思い図書館で借りてみました。本当に図書館って便利。 とりあえず昔の価値のある本、と言って思いだすのは父の同僚の方に見せて頂いた古い本。 昔はペーパーナイフを片手に読み進んで行ったのです...

この間新刊コーナーで面白そうだな、と思って見ていた本の第一弾とのこと。どんな本なのかな~と思い図書館で借りてみました。本当に図書館って便利。 とりあえず昔の価値のある本、と言って思いだすのは父の同僚の方に見せて頂いた古い本。 昔はペーパーナイフを片手に読み進んで行ったのですよ、と見せてくださった本は確かに折り曲げられたままの状態で保存されておりました。きっとあの中にも色々な珍しい本や価値のある本なんてのもあったんだろうなあ…。 本好きには垂涎の蔵書でも家族がその価値をわかってくれるわけでもないし大変だろうなあ、と読みながら思いました。まあそれを言ったら本だけではないですけどね。 色々勉強になることも多かったです。ラストの辺りは夜中に読んだので本気で怖かった。 続きも読みたいなと思います。

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2010/09/17

最後の一行まで楽しめるミステリーだ。 古書好きな人にはもちろん、そうでない人でも楽しめるはず。 ただ、古書といってもアメリカのそれと日本とでは、 かなり違いがあるなぁと感じた。

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2010/08/17

 何とも不思議な感覚のするミステリだった。「不思議な感じ」というのは、この物語もその主人公も、今まで自分が読んだことのあるミステリの類型から見事にはずれているところから来るような気がする。  主人公は異様な本好き、ある程度汚いこともやる、「キレる」。女性に関してはちゃんとほれちゃ...

 何とも不思議な感覚のするミステリだった。「不思議な感じ」というのは、この物語もその主人公も、今まで自分が読んだことのあるミステリの類型から見事にはずれているところから来るような気がする。  主人公は異様な本好き、ある程度汚いこともやる、「キレる」。女性に関してはちゃんとほれちゃうし、でもびしっと感情を切り捨てたりする。絶対にいないようで、実はどこに出もいるような、不思議なキャラクターである。共感しそうになるんだけど、共感しそうになっては突き放されるようなことが何度もあった。  物語も、一見軽いハードボイルド風の進み方をしているんだけど、びっしりとパズル・ストーリー的な要素も含まれているし、最後の一言でもう一度前を読み返したくなるような気持ちにしてくれるあたり、まさにサービス満点である。強いて難をあげればタイトルが重っ苦しいことだろうか。読むまで、もっと暗い話を想像していて、実は食わず嫌いだったのである。

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2010/07/04

古本の掘り出し屋が殺された。最近彼は「莫大な価値がある本を見つけた」と周囲に漏らしていた。警察官だったジェーンウェイが警察を辞めて古書店を開きながら真相を暴いていく。 なんでこの子が殺されるの!という理不尽なことはあったけど、本のこととかがたくさん載っていて、内容的にはおもしろ...

古本の掘り出し屋が殺された。最近彼は「莫大な価値がある本を見つけた」と周囲に漏らしていた。警察官だったジェーンウェイが警察を辞めて古書店を開きながら真相を暴いていく。 なんでこの子が殺されるの!という理不尽なことはあったけど、本のこととかがたくさん載っていて、内容的にはおもしろかったね。

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2010/06/28

ハードボイルドな推理小説。著者自身が古書稀覯本専門の書店を開いていた経験があり、そのためか小説の中に古書の知識がよく出てきます。最後に明かされるトリックも見事。

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2010/01/14

アメリカ古書事情全然シラン けど本好きはわくわくしながらページめくるんじゃないかな あの描写にちょっとどきどき 惜しい人物だな 幻の特装本もあるけど、ちょっと後回し、、、

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