全一冊 小説 上杉鷹山 の商品レビュー
★2017年5月30日読了『小説 上杉鷹山』童門冬二著 評価B+ たびたびビジネス書にも名前が出てくる上杉鷹山を知ろうと購入してみた。 680ページの大作だが、内容の面白さに3日で読んでしまうほどだった。 東北の名藩である米沢藩の藩主として上杉家に九州高鍋藩から養子入りしてき...
★2017年5月30日読了『小説 上杉鷹山』童門冬二著 評価B+ たびたびビジネス書にも名前が出てくる上杉鷹山を知ろうと購入してみた。 680ページの大作だが、内容の面白さに3日で読んでしまうほどだった。 東北の名藩である米沢藩の藩主として上杉家に九州高鍋藩から養子入りしてきた治憲が17歳。 そこから、一部の藩士を味方につけてひどく難儀な藩政改革に着手する。 幾多の困難を乗り越えて、領民、藩士の心を変えて、皆で努力して藩の財政改革、民の豊かな生活を勝ち取る。 このような民主的な改革が江戸時代に進められたことが驚きではあるが、そこから学べることは数多い。
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J.Fケネディが尊敬する日本人だと名前をあげた上杉鷹山。 その人物が良くわかる。 小説としても面白いし、ビジネス書としても面白い。 以下、仕事への解釈。 企業とは人である。 改革とは人である。 マネジメントは愛と徳で行え。 人への愛と徳である。 目先の利益にとらわれず長期的...
J.Fケネディが尊敬する日本人だと名前をあげた上杉鷹山。 その人物が良くわかる。 小説としても面白いし、ビジネス書としても面白い。 以下、仕事への解釈。 企業とは人である。 改革とは人である。 マネジメントは愛と徳で行え。 人への愛と徳である。 目先の利益にとらわれず長期的で俯瞰的な思考であれ。 過去の慣習にとらわれるな。 生産を生む現場を大切にしろ。 そして、企業の存在意義とは人を幸福にすることである。
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上杉鷹山、いい本だった。どの時代にも、慣習にとらわれずに、大事なことをしっかりと自分で考え、実行する人がいる。勉強になった。 何よりも大切なのは、自分を変えることだ。そして、自分を変えるときに、いちばんさしさわりになるのは、古い考えへのこだわりだ。そして、それは、自分がこの考...
上杉鷹山、いい本だった。どの時代にも、慣習にとらわれずに、大事なことをしっかりと自分で考え、実行する人がいる。勉強になった。 何よりも大切なのは、自分を変えることだ。そして、自分を変えるときに、いちばんさしさわりになるのは、古い考えへのこだわりだ。そして、それは、自分がこの考えは絶対に変えられないのだ、と思いこんでいることだ。 お互いに、信じ合って、何でも話せる、今では貴重なことだ。 過って改むるに憚ることなかれ 徳 やさしさ、忍びざるの心 人と人との出会いというのは、人間にとって、大変な事件なのだ 人が人に与える影響というのは、大変なものだ どんな絶望的な状況にあっても複眼の思考方法を持ち、歴史の流れをよく見つめるならば、閉塞状況の中でも、その壁を突破する道はあるのだ 柔軟な思考と、果断な行動力 徳と愛 率先垂範 先憂後楽 人間の心に愛と希望を蘇らせる、心を甦らせる、信じ合う心を甦らせる 信じること、だまさないこと 過程を大事にする 他人へのいたわり、思いやり
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若き藩主が「思いやり」を軸にして、藩を改革していく話 主人公の上杉鷹山の人物像は『海賊と呼ばれた男』の主人公の国岡鐵三と重なる所が多く、 自分を勘定に入れずに徹底的に相手の為に尽くそうとする姿勢が、周囲の人々を変えていき、その結果、改革へとつながっていく ただ、そういったリー...
若き藩主が「思いやり」を軸にして、藩を改革していく話 主人公の上杉鷹山の人物像は『海賊と呼ばれた男』の主人公の国岡鐵三と重なる所が多く、 自分を勘定に入れずに徹底的に相手の為に尽くそうとする姿勢が、周囲の人々を変えていき、その結果、改革へとつながっていく ただ、そういったリーダーの姿勢ありきの改革だから、リーダーが変われば全く成り立たなくなることもこの話では描かれている。 後へ引き継ぐことの難しさも実感させられた。
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江戸時代の米澤藩 破綻した藩の財政を建て直す為、若くして藩主になった上杉治憲が藩の改革をする 主人公の治憲は養子のうえに、17歳ぐらいで藩主になる。改革の大変さがよく伝わる内容。
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飫肥出身で米沢藩を立て直した名君。郷土が生んだ偉人なのに最近まで知らなかったことを恥じる。不屈の精神、民を思う気持ち、部下の使い方、家族との関係等々、すべてを尊敬する。史実をベースにしている小説で読みやすい。
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職場の大先輩に、薦められた。また読みたい。改革には何が重要なのか、民への愛、民主主義とはなにか。大切なことが詰まっている。
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組織として大きな変革を遂げるには、人の心に火を灯さなければならない。どんなに優れた法律や制度があっても、そこに関わる人のやる気がなければ何も変わらない。 リーダーは明確なビジョン、それを実現するための施策を提示しなければならない。またそれによって、将来どうなっていくのか夢を与えな...
組織として大きな変革を遂げるには、人の心に火を灯さなければならない。どんなに優れた法律や制度があっても、そこに関わる人のやる気がなければ何も変わらない。 リーダーは明確なビジョン、それを実現するための施策を提示しなければならない。またそれによって、将来どうなっていくのか夢を与えなければならない。 それが出来れば、自然と流れは出来ていく。簡単なようで難しい。
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なかなか面白かったです。改革において何が大切か、今後キャリアを積んでいくのと、人生においてとても役立つ内容でした。企業が課題図書に選ぶ理由がわかりました。
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一日で読み終えた。童門さんらしい、いいお話だった。 いい人が幸せになる話。 私も曲がったことが嫌いで、嘘がつけない。 でも、それだけではやっていけない…というかあまりに潔癖すぎると周りにいる人間が悩むとか、うまく表現できないけれど、色々と考えさせられる話だった。 清いことはし...
一日で読み終えた。童門さんらしい、いいお話だった。 いい人が幸せになる話。 私も曲がったことが嫌いで、嘘がつけない。 でも、それだけではやっていけない…というかあまりに潔癖すぎると周りにいる人間が悩むとか、うまく表現できないけれど、色々と考えさせられる話だった。 清いことはしんどいことだ。強くなければならない。 わたくしごとばかりで申し訳ないが、私も潔癖すぎて、周りの方にもう少し視野を広くとアドバイスをいただくことが多々ある。その意見のありがたさは分かるが、沢山の人がいる中で、私みたいな頑なな人間がいてもいいと思っている。 そんな私に、すごく励みになる本だった。
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