どんなにきみがすきだかあててごらん の商品レビュー

サム・マクブラットニィ(著者),小川仁央(訳者),アニタ・ジェラーム

2013/06/26

絵が美しい絵本を探してやっと見つけた本。きちんと描かれ、色彩豊かで、子どもにこんな絵を見て育って欲しいと思いました。ストーリーもとてもかわいらくて、微笑ましくて、お母さんもホッとできるなぁと思い、友達の子どもへのプレゼントとして購入しました。プレゼントした友達も喜んでくれた。

2013/06/26

『どんなにきみがすきだかあててごらん』
直球な、愛情のある作品です。

こんなこと面と向かって言われたら、、
もうそれだけで幸せいっぱいですね。

いつか誰かに言いたい。
いつか誰かに言ってもらいたい。

贈り物にしたい一品です。

（照れずに言ってごらん,世界がきっと変わるから　END）

2013/05/28

子供はみな
親の愛がどれだけ大きく深いかを確かめたがる…。

愛の深さを比べ合う
うさぎたちの物語です。

チビうさきは
デカうさぎのことを
どれだけ好きかを
高く跳び跳ねてみたり、
両手をいっぱいに広げてみたりして、
体全体で表現しようとします。

でもどれだけ頑張って自分の愛情の大きさを示してみても
デカうさぎのジャンプや手の長さには勝てるハズもありません。

それでもムキになって頑張る、健気で一生懸命なチビうさぎが可愛い(笑)。

『ぼく、おつきさまにとどくくらい きみがすき』

そう言うと
大きな大きなデカうさぎの愛に
安心したのか
チビうさぎはスヤスヤと眠りにつきます。

デカうさぎはチビうさぎをベッドに寝かしたあと
優しくキスをして
ささやきます。

『ぼくは、きみのこと、おつきさままでいって、
帰ってくるぐらい すきだよ』

この絵本に関しては
愛を競うとはいかがなもんかと、
日本ではいろいろ否定的な意見も聞くけど、

理屈をこねて
何も伝えられない人間になるほうがコワい。

作者が言いたいのは
『言葉』にして
『ちゃんと伝える』ということなんじゃないのかな。

アメリカの「愛してる」を連発する親子には
確かになんとなく違和感を感じるけど、

日本人は逆に
大切なことになればなるほど
『言わなくても分かるだろう』という部分が
多すぎるように思います。

大人が思うよりも
子供はちゃんと口にして言ってあげないと分からないし、
ちゃんと向き合って欲しいと願ってるもの。

そういう関係を築いていくことが
お互いの信頼にも繋がっていく。

これってただ単に
愛情に限らず、
親子に限らずですよね。

『好き』って魔法のような言葉だから
『ありがとう』と同じく、
言われたほうも、言ったほうも
じんわりとあったかいもので満たされていく。

言葉のチカラって単純だけど
絶対にあると思うし、
目には見えない『心』にも
いい効果をもたらすものだから、
想いはなるべくなら
ちゃんと伝えていきたいな。

そーんな
いろんなことを考えさせてくれて
幸せのおすそ分けが貰える絵本ですよ♪

2013/04/26

シンプルで好きって気持ちが伝わると思いました。
絵柄も可愛らしいです。
前から、気になっていたので購入しました。

書店で働いて居るのですが、プレゼントで渡されている方も結構います。
お孫さんへのプレゼントが多いです。

2013/04/02

ちいさなウサギは、おおきなウサギに聞いてみた。
「どんなに、きみがすきだかあててごらん」

両手を広げたり、精一杯の背伸びをしたり、「こーんなに好きだよ」というのを、なんとか相手に伝えたくってかんがえる。
相手もそれを受け止め、自分もこんなに大好きなんだよと返す。

ちびウサギとでかウサギのやりとりがあんまりにも微笑ましくて、
思わずほっと幸せな気持ちになりました。

友人の出産祝いに買いましたが、出産祝いに限らず大好きな人への贈り物にとても素敵な本ですね。
読み終わった後は、思わず絵本を抱きしめたくなるくらい。
優しい色合いのかわいらしいイラストも相まって、読んだ後には幸せな夢が見られそう。

2013/02/05

幼稚園

この頃よく読みました。続編もよく読みました。特に日本人は大人になるにつれ好きな気持ちを伝えるのが苦手ですが、子供の時にいろんな方法で気持ちを伝えられる経験ができたらと思います。

2013/01/24

友人へのプレゼントを買いに、別の絵本目的で書店へ行って何となく手にとってみた。
予定していた本よりも、こっちに感動してしまって即決。
まっすぐでシンプル、だから心の奥までストンと入ってくる。

絵本でこんなにグッときたのは初めてかも。
自分が素直に好きとか言えないタイプだから余計か。

大事な人に贈りたい一冊です。

2012/11/16

ポップアップの方が良かったかな？
２歳児受けはいまいち。
でも子どもと「こーんなにだいすき」遊びは出来るので、楽しいと思います。

2012/11/05

シリーズになっているみたいだけど、息子に読み聞かせしてたのはこの最初のお話。大好きだよって照れ臭くて言い難かったんだけど…それだけに表現するのって大事なんだなぁって感じた一冊。
小さなウサギと大きなウサギが手を伸ばしたり、飛び跳ねたり、思いつく限りの表現力を駆使して、どんなに相手が好きだか伝えるの。なんて幸せな絵本なんだろうね。
優しい水彩の絵もいいし、日本語のタイトルデザインも絵本にぴったりであたたかい。

2012/10/25

ちいさい兎と大きな兎は仲良し。

お互いのことを好きなのが、どちらが勝っているのかを、どんどん語り合います。

単純なそのやりとりですが、相手のことがこんなにも好き、という言葉を考えて考えて喋り出す兎たちに、読んでいる方はいつの間にか、ほんわかと温かい気持ちになっている絵本です。

ぜひ、お母さんお父さんが読んであげて欲しい絵本。