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ビジョナリーカンパニー の商品レビュー

4.2

356件のお客様レビュー

  1. 5つ

    138

  2. 4つ

    121

  3. 3つ

    52

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

    3

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2024/03/27

サンプルの企業はかなり古いが、書かれていることは今に通じるところがたくさんある。古いからといって捨ててしまうのはもったいない。

Posted byブクログ

2024/02/29

◆すばらしい意図を持ち、気持ちを奮い立たせるようなビジョンを持っているが、その意図を活かす具体的な仕組みをつくるという不可欠な手段をとっていない組織が少なくない。 ex.ディズニー大学生 ◆カルトのような文化 ・先見性(ビジョナリー)とは、やさしさではなく、自由放を許すことでも...

◆すばらしい意図を持ち、気持ちを奮い立たせるようなビジョンを持っているが、その意図を活かす具体的な仕組みをつくるという不可欠な手段をとっていない組織が少なくない。 ex.ディズニー大学生 ◆カルトのような文化 ・先見性(ビジョナリー)とは、やさしさではなく、自由放を許すことでもなかった。事実はまったく逆であった。ビジョナリー・カンパニーは自分たちの性格、存在意義、達成すべきことをはっきりさせているので、自社の厳しい基準に合わない社員や合わせようとしない社員が働ける余地は少なくなる傾向がある。 《カルトと共通する点》 * 理念への熱狂 * 教化への努力 * 同質性の追求 * エリート主義 ・個人崇拝のカルトをつくるべきだということではない。それは、絶対にやってはならないことである。学ぶべき点は、基本理念を熱心に維持するしっかりした仕組みを持った”組織をつくる”ことである。 ・カルトのような文化は、基本理念を維持するものであり、これとパランスを取るものとして、進歩を促す強烈な文化がなければならない。

Posted byブクログ

2023/12/01

ビジョナリー・カンパニーとは、ビジョンを持っている企業、未来志向の企業、先見的な企業であり、業界で卓越した企業、同業他社の間で広く尊敬を集め、大きなインパクトを世界に与えてきた企業と定義されている そんな企業に必要なのは、いつ、いかなる状況においても不変の理念を持つこと、そして...

ビジョナリー・カンパニーとは、ビジョンを持っている企業、未来志向の企業、先見的な企業であり、業界で卓越した企業、同業他社の間で広く尊敬を集め、大きなインパクトを世界に与えてきた企業と定義されている そんな企業に必要なのは、いつ、いかなる状況においても不変の理念を持つこと、そして、それに対して一貫性を持つこと、それを基軸にしてやれることは何でもやること、そこにカリスマ指導者だったり才能だったりはいらないと すごく励まされる内容だ 自分にはカリスマ要素も才能もないけれど、そんな自分にも理念やそれに対する責任を持てば、自分のビジョナリー・カンパニーを創設することができるんだと思えた 反面、この理念をどう設定するかが現状の課題でもある どんな状況においても、いついかなる時も変えることのない理念 それは個人レベルでは使命ともいえよう 自分はここが圧倒的に薄いと感じる 自分の使命は何だろうなぁ

Posted byブクログ

2023/11/11

感想 勝利に英雄は必要ない。凡人が足並みを揃えて一心不乱に進んでいける仕組みだけ。企業理念から毎日のルーティンを築き上げる。それが秘訣。

Posted byブクログ

2023/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

真に優れた会社とは何か、を論理的に突き詰めた伝説的ビジネス書。長く売れている本というのはやはり安定して面白い。 結局ビジョナリーカンパニーってのは「長く大当たりをしている会社」なんだよな。そういう意味で「卓越した指導者」というのは必要ないし、むしろ邪魔になってしまう。大事なのは一つの方向に進め続ける『会社の仕組み』なんだ。 それを端的に表したのが「時を告げるのではなく、時計をつくる」というフレーズで、個人的にだいぶ気に入っている。 社会人として生きていると、思っていた以上に内部の争いが多くて辟易する。実際人が人を管理するのは一定数を超えるとだいぶ厳しくなってしまうため、もしビジョナリーカンパニーのような『統一性(思想の立脚点)』があればすごい楽だろう。そして変な方向に行かずにも済む。 今でこそ会社のビジョンやパーパスなんかが注目されるようになったけど、ガワだけ真似るだけじゃ意味がないってことをキチンと学べた。 ……自分の会社では全く出来ていないことを悲しく思えたのはナイショだぜ?

Posted byブクログ

2022/11/19

時を告げるのではなく、時計をつくる 利益を超えて 基本理念を維持し、進歩を促す 社運を賭けた大胆な目標 カルトのような文化 大量のものを試して、うまくいったものを残す 生え抜きの経営陣 決して満足しない 目次の書写しだが、ほぼ本書の内容を表している。 ビジョナリーカンパニー は特...

時を告げるのではなく、時計をつくる 利益を超えて 基本理念を維持し、進歩を促す 社運を賭けた大胆な目標 カルトのような文化 大量のものを試して、うまくいったものを残す 生え抜きの経営陣 決して満足しない 目次の書写しだが、ほぼ本書の内容を表している。 ビジョナリーカンパニー は特別なものではなく、普通の人間が作り上げたものであると。 ここからは感想を。名著なのだろうが馴染みのない企業ばかりでかなり読みにくかった。洋書特有の周りくどい感じが遺憾なく発揮された感じ。もう少しスマートにまとまっていれば良かった。

Posted byブクログ

2022/10/30

お客様(=社長)が「自分の会社経営はこの本を参考にしてる。というより、この本から経営の考えもらってる」と言ってたから、商談前に一読。 「世代が変わっても、長く続く会社の特徴」を、そうじゃない会社と比較しながら書いてるやつ。具体的な、事実がベースだから結構へぇ~てなる。 うちの...

お客様(=社長)が「自分の会社経営はこの本を参考にしてる。というより、この本から経営の考えもらってる」と言ってたから、商談前に一読。 「世代が変わっても、長く続く会社の特徴」を、そうじゃない会社と比較しながら書いてるやつ。具体的な、事実がベースだから結構へぇ~てなる。 うちの会社もビジョナリーカンパニー目指してんのかな、歴が足りてないだけで、特徴はすごい当てはまってると思う。 -- 雇われの身としては、ビジョナリーカンパニーの社員は勘弁...ほんまに理念にビシィィって価値観合えば最高なんやろうけど、そうじゃない(=8割共感、理解はできるよという)場合はしんどすぎる。 カルトって書いてたのはまさしく。 一般底辺社会人の私には早すぎた! 自分のサービスちゃんと作って、仮に人にお仕事お願いする立場になったら再読!!!

Posted byブクログ

2022/10/24

前々から「読まなくては」と思っていた本です。 ようやく読みました。 自分が想像していた内容とは違っていましたが、会社のあり方を考える上で、参考になりました。 とはいえ、ビジョナリー・カンパニーへの道は、なかなか厳しくて険しく、そして遠そうだということもわかりました。 個人的に...

前々から「読まなくては」と思っていた本です。 ようやく読みました。 自分が想像していた内容とは違っていましたが、会社のあり方を考える上で、参考になりました。 とはいえ、ビジョナリー・カンパニーへの道は、なかなか厳しくて険しく、そして遠そうだということもわかりました。 個人的に気になったのは、この本の内容が、本当に成功の法則といえるのかどうか、という点です。 巻末に、この点に関する補足がありましたが、説明になっているような、いないような…。 この辺り(再現性の立証の難しさ)が、経営学の難しさなのかも、と改めて思いました。 とはいえ、会社の経営を考える上で、よい本であることは間違いないと思います。

Posted byブクログ

2022/09/25

概念として4つ ①時を告げる予言者になるな。時計をつくる設計者になれ。 ②ANDの才能を重視しよう。 ③基本理念を維持し、進歩を促す。 ④一貫性を追求しよう。 かなり古いものではあるが、確かに同じようなことをしていた日本企業もある。理念をつくるなど。 ただ、現在では時を告げる予...

概念として4つ ①時を告げる予言者になるな。時計をつくる設計者になれ。 ②ANDの才能を重視しよう。 ③基本理念を維持し、進歩を促す。 ④一貫性を追求しよう。 かなり古いものではあるが、確かに同じようなことをしていた日本企業もある。理念をつくるなど。 ただ、現在では時を告げる予言者がトップの企業も多く、カリスマ性に溢れる経営者もいる。 少し時代のズレがあるため、シリーズを読んでみたくなった。 そのような経営者たちに、どのような考えを持っているのだろうか。 説明 企業の使命として株主への利益還元がさけばれて久しい。しかし、ジョンソン・エンド・ジョンソンのように企業が奉仕する優先順位として1に顧客、2に社員、3に地域社会、最後にようやく株主という基本理念を掲げる企業がアメリカの経営者から尊敬を集めているのも事実だ。 本書は、アメリカの主要企業のCEOから採ったアンケートによって選び出された18社の歴史に対する6年間の調査から生み出されたレポート。企業を組織する人間が企業内に活力を生み出すのは、カネでは計れない動機づけにあるというシンプルな「真理」が、ライバル企業と比較された各社の資料、エピソードから浮き彫りにされる。著者の1人であるコリンズはコンサルティングも手がける大学教授であるためか、随所に抽象化された概念と企業が取るべき方策が図を合わせて示される。しかし、経営指南よりも、世界を代表する大企業の決断の歴史が斜め読みできる魅力の方が大きいだろう。(青木 明)

Posted byブクログ

2022/07/31

400ページ近い大著であるが、ビジネス書でもあり、誰でも知っている大企業を例に挙げているので、また訳も良いのだろうが、サクッと読める。ビジョナリーカンパニーの定義として業界で卓越した企業、私たちが暮らす社会に消えることのない足跡を残しているなど、があげられているが、長い間、繁栄し...

400ページ近い大著であるが、ビジネス書でもあり、誰でも知っている大企業を例に挙げているので、また訳も良いのだろうが、サクッと読める。ビジョナリーカンパニーの定義として業界で卓越した企業、私たちが暮らす社会に消えることのない足跡を残しているなど、があげられているが、長い間、繁栄している企業と考えられる。いわゆる100年企業というものだろうか。それらの共通した項目をあらわしたものである。「ビジョナリーカンパニーになるためには、基本理念がなくてはならない。また進歩への意欲を常に維持しなかればならない。そして、基本理念を維持し、進歩を促すように、全ての要素に一貫性がとれた組織でなければならない」と、基本理念の重要性を強調している。その意味で自分達のお式を見直すと、100年企業への道が見えてくる。息が長くベストセラーたるべき書物だと思った。

Posted byブクログ