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続「超」整理法・時間編 の商品レビュー

3.7

57件のお客様レビュー

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2017/07/23

経済学者・野口悠紀雄氏が、1993年のベストセラー『「超」整理法』の続編として、タイムマネジメントをテーマに1995年に発表したもの。 発表後20余年を経過し、その間パソコンやスマホの普及により、情報管理ツールは格段に進歩したが、本書のテーマであるタイムマネジメントは依然として難...

経済学者・野口悠紀雄氏が、1993年のベストセラー『「超」整理法』の続編として、タイムマネジメントをテーマに1995年に発表したもの。 発表後20余年を経過し、その間パソコンやスマホの普及により、情報管理ツールは格段に進歩したが、本書のテーマであるタイムマネジメントは依然として難題のひとつであり、本書の内容は今もって有効性を失っていない。 著者によれば、タイムマネジメントには3つの要素があり、それは、①スケジューリング(持ち時間に仕事を割り振る)、②時間節約(無駄な時間をなくす)、③時間増大(使える時間を増やす)であるが、それらに関する様々なアイデア・技術が示されている。 中でも、タイムマネジメントの基本となる「時間を見る技術」として考案された、折り畳み式のスケジュール表「超整理手帳」は、私も一時期愛用したが、非常に優れたツールであった。 野口教授が本書でも引用している、セオドア・ルーズベルトの「知恵の九割は、時間について賢くなることである」は至言であるが、タイムマネジメントの重要性は高まりこそすれ下がることはない現代において、タイムマネジメントの古典として目を通す価値はあろう。

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2017/01/03
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1995年刊行。著者は一橋大学教授。  「超」整理法シリーズ第2弾。第3章、6章が特に参考になった。

Posted byブクログ

2016/11/11

内容(「BOOK」データベースより) 時間がない。現代人の切実な問題―。スケジュールを巧みにつくり、重要な仕事に十分な時間を確保するには。電話に邪魔されずしかも円滑に連絡しあうには。そして、一日を四十八時間にするには。手帳革命によって待ち時間を目で「見える」ようにして管理する...

内容(「BOOK」データベースより) 時間がない。現代人の切実な問題―。スケジュールを巧みにつくり、重要な仕事に十分な時間を確保するには。電話に邪魔されずしかも円滑に連絡しあうには。そして、一日を四十八時間にするには。手帳革命によって待ち時間を目で「見える」ようにして管理する。また、電話を見直してファクスとメモを活用する。これだけで、あなたの時間は驚くほど活性化する。シンプルかつ超効果的な時間管理の新手法。 目次 序章 時間との戦い 第1章 時間を見る技術 第2章 スケジューリングの技術 第3章 連絡時間の無駄をなくす技術 第4章 組織内コミュニケーション革命 第5章 押出しファイリングと時間管理 第6章 時間を増やす技術 第7章 人間の認知・記憶能力とタイム・マネジメント 終章 他人の時間を大事にしよう

Posted byブクログ

2016/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

時間術について固め読みする際にチョイスした一冊。 ハッキリ覚えていないがアマゾンで見て選択したような気が。 熟読し、個人的にタイトルをつけるなら、 「時間節約(増幅)仕事術」 といった具合。 以下各章の個人的見出しつけ(本そのままの章もあり) 序:(現代的(といっても90年代中頃))時間管理 1:スケジュール視覚化、有用性、スケジュール三種の神器解説 2:スケジューリング技術、時間術 3:ファクス、時間順原則 4:組織内コミュ(問題点) 5:押し出しファイリング+時間管理 6:時間を増やす方法、時間術 7:ワーキングメモリー、メモ記述、について 終:著者の社会全体への提案、問題提起 あとがき:何のための時間節約効率化か(それを各々考え、答えを出す) IT普及直前の1995年初版の本であるが、 スケジューリング及び時間節約の本質に迫る著述で、 昨今のノウハウ本にはない深い理解を得られる本。 しかし、要約というかまとめに絞ると、 結局は現代的な他の時間管理本と同様な結論とノウハウ・・・と感じた。 その他ITクラウドスマホなどの普及により解決されている事柄は流し読み、スルー。 (著者は夢の技術と語っているそれらが、現在では完全に現実化。改めてその爆発的普及に思いを馳せる) その中でも、この本で非常に印象に残った点や、この本でしか得られない点などを大雑把に以下列挙 ・タイムマネジメントの3要素 ・連絡と書類探しに重点 ・不確実性への対処法。不足の事態に対処しつつ・・・の点が良かった。 仕事の段取り、最も重要なのは、不確実性への判断と、それへの適切な措置。将来ほど予備日。 ・中断シンドローム・・・ 逆に、現代ではIT過剰発達によるスマホ通知中断などについて考える必要性を思った。 ・時間、順序のやりくりでムダを減らせる ・限界効用=可変する集中力の効果効率とも言える ・超整理法基本原則 フロー情報においては時間順 ・日本型組織の特質 インサイダー社会の特質 ・1995年時点で革新性創造性要求と、いわゆるイノベーションについて言及など先見性(的確) ・出発移動待ち時間 インではなくアウトプット作業 ・ワーキングメモリーはチャンクにかかる (マジカルナンバー7と書かれているが、現在は5プラスマイナス2とか、3とか聞いている。なので、ワーメモの本を読んで更に追求する必要性を感じた) ・集中しすぎても危険 ・わかりにくい道路標識 同意。なるほど。 (しかし現在カーナビ存在) 時間管理etcが意味を持つのは、 それ以前の人生の目的(長期目標)を把握している場合に限られるとありその点に同意。 この本は一応ノウハウ本にとどめると書かれており、 ツール的には他の本と同様な、 視覚化していないために目先の物事に囚われ、 スケジューリングその他を見誤る。という原因対処の為のノウハウ。 簡単に知りたいなら他の本の方が良いかもしれないが、 それ以上に様々な理解を得た読書体験であった。 終章の著者の問題提起、IT革命 科学技術進歩によりそれら問題はほぼ改善されているはず・・だが、 逆に様々な要因や個人主義化などで逆にギスギスあくせくの感が(都会)。余裕がない 空いた時間に更に忙しさをぶっ込んでいる等。 という訳で終章の何のための効率化という個人的答えは、幸せのため、余裕のためと了している。 何十年後かにはそれら混沌が自然と馴染み落ち着き、成熟型の社会になるのではとも想った。 いつかこの著者の、現代のそれらに関する本にも目を通してみたい。 という訳で、自分のコアとなる時間術的事柄に非常にプラスになった本。 (波)

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2016/03/02

サイズの生物学でも触れていたが、人間は時間認識が苦手である故に、時間を空間的にとらえる(針の時計・カレンダー)ことが重要。仕事を重要度・緊急度で分類すること、マジックナンバー7、8割原則などの経験則によるものや、経済学者らしく限界効用逓減法則を応用した時間の使い方や、予定編成のリ...

サイズの生物学でも触れていたが、人間は時間認識が苦手である故に、時間を空間的にとらえる(針の時計・カレンダー)ことが重要。仕事を重要度・緊急度で分類すること、マジックナンバー7、8割原則などの経験則によるものや、経済学者らしく限界効用逓減法則を応用した時間の使い方や、予定編成のリスク管理など、論理的で明快なタイムマネジメントの方法が掲載されている。3,4章のコミュニケーションの諸注意は2016年年現在からすると20年前のこともあり古臭く感じたので流し読みを進める。

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2016/01/06

「超」整理法をベースにした時間管理 前著である「超」整理法をベースにした時間管理方法について書かれている。前著の内容を膨らませた内容であり、既に前著を読んだものには目新しさが欠ける内容だった。

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2016/01/04

続超整理法・時間編 既に書かれてから20年程度経過している本ですので、 今の時代に照らしあわせた時、 合わない、ずれている点はありますが、 それでも野口先生。。 時代を超えて使える様々なノウハウを披露してくれてます。 気付きが多く、早速活用してみたいと思います!!

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2020/12/26

時間と仕事を一覧する 数週間見える予定表 折り畳み式手帳 限界効用逓減の法則 2時間続けて仕事→120の効用 1時間づつ2回→200の効用 ゲラのミス発見の個数 講演の前に予備日 風邪のリスクを回避 ファックスの雛形 ☆メール、礼状、予定表 ファックスにメモ書きし、そのまま返...

時間と仕事を一覧する 数週間見える予定表 折り畳み式手帳 限界効用逓減の法則 2時間続けて仕事→120の効用 1時間づつ2回→200の効用 ゲラのミス発見の個数 講演の前に予備日 風邪のリスクを回避 ファックスの雛形 ☆メール、礼状、予定表 ファックスにメモ書きし、そのまま返信 会議を見直す ①責任逃れ会議②親睦会③暇つぶし会議(ミス発見で喜ぶ参加者)④定例日だから行う会議 主計局の会議 次長、主計官(課長)、担当者の3人だけ 国際フレックスワークフォーラム 定期刊行物 書類→封筒へ 並べるだけ 自動的に使うものは手前へ 人に聞くことで時間節約 人は真実を教えたい→時間の節約 時間泥棒 無能インタビュアー 禁句×文末の「とか」、「一応…しました」 新しいルール 伝統社会的気遣いから都市的配慮へ 講演前主催者との懇談→1人になりたい 列車の席を別々に☆家族旅行でも応用可かもしれない 分かりにくい道路行き先標識 分かりにくいし、デザインも悪いものが多い

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2015/07/04

仕事が発生したその場で片付ける とりあえず8割まで完成させる場合によっては寝かす 予備日を作る過剰に作る余ったのは英語の勉強でもする フロー情報も文書にする。要するに何かを紙面にしてもらう。指示もメモで出す。もちろん時間があれば。 部下は比較優位で使う。 15分の隙間時間を無駄に...

仕事が発生したその場で片付ける とりあえず8割まで完成させる場合によっては寝かす 予備日を作る過剰に作る余ったのは英語の勉強でもする フロー情報も文書にする。要するに何かを紙面にしてもらう。指示もメモで出す。もちろん時間があれば。 部下は比較優位で使う。 15分の隙間時間を無駄にしない。移動時間は邪魔されない動く書斎。アウトプットが向いてる。 普段ならやる気が出ないことやる。 7つ以上の事は判別できない。

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2014/09/23

超整理方の続編として、時間管理術を紹介。to doリスト、手帳の使い方が最も主張したいところかなと。前作に引き続き、思ったより泥臭い方法を提案。(当たり前のことを当たり前のようにやることが難しいが)意外と読みやすい。つまるところ、野口さん作の時間管理手帳を買ってねってこと?

Posted byブクログ