ブルータスの心臓 の商品レビュー

東野圭吾【著】

2010/05/30

産業機器メーカーで人工知能ロボットの開発を手がける末永拓也。将来を嘱望される彼は、オーナーの末娘・星子の婿養子候補になるが、恋人・康子の妊娠を知り、困惑する。
そんな矢先、星子の腹違いの兄・直樹から、同僚の橋本とともに、共同で康子を殺害する計画を打ち明けられ……。
大阪→名古屋→東京を結ぶ完全犯罪殺人リレーがスタートした！
傑作長編推理！

2010/05/21

面白い推理小説を読んだという満足感。最初のほうに予想を裏切る展開があるのがよかった。20年ほど前の作品だけど、変な古臭さはあまり気にならずに読めたのは、それだけ話の展開に気が向いていたからかな？

2010/05/09

雰囲気はあるんだけど、主人公の末永拓也がどうしてもリアルな感じがしなかった…追われる側の焦燥感と、追う側の閉塞感。もう少しはまっていってもいいはずなのにと思ってしまいました。

2010/05/04

冒頭は”ナオミ”の不具合から起きた事件から始まる。
暫く後、三人の男は自分たちの保身のため死体リレーを仕組む。しかしその中では他の思惑もあり、冒頭の事件との関連性も明らかになっていく。

結構東野圭吾の作品は読んでいるけれども、その中では比較的さらっと読めました。
ラストは「あぁ、そっちにいくのか」という印象で、いつも味わうような衝撃はなかったように思います。

2010/05/06

東野作品にしては最後がちょっと物足りなかったけど面白かったかな。初期の作品なので、最近の東野作品と違い「人情味」的な要素があまりなく、始終冷たい感じがした。

2010/04/17

　産業機器メーカーで人工知能ロボットの開発を手がける末永拓也。将来を嘱望される彼は、オーナーの末娘・星子の婿養子候補になるが、恋人・康子の妊娠を知り、困惑する。
そんな矢先、星子の腹違いの兄・直樹から、同僚の橋本とともに、共同で康子を殺害する計画を打ち明けられ……。
大阪→名古屋→東京を結ぶ完全犯罪殺人リレーがスタートした！
傑作長編推理！

紹介文より

2010/04/09

2月23日～3月1日
産業機器メーカーで人工知能ロボットの開発を手がける末永拓也。将来を嘱望される彼は、オーナーの末娘・星子の婿養子候補になるが、恋人・康子の妊娠を知り、困惑する。そんな矢先、星子の腹違いの兄・直樹から、同僚の橋本とともに、共同で康子を殺害する計画を打ち明けられ…。大阪・名古屋・東京を結ぶ完全犯罪殺人リレーがスタートした。傑作長編推理。

2010/03/28

結末が全然読めないから最後の最後まで楽しめた本。

最初は【よくあるパターンのトリックもの】かなと思って読んでいた。
けど、話が進むにしたがって徐々に自分の想定を裏切っていく感じがした。
このいい意味での裏切りこそ東野圭吾作品の醍醐味という感じである。
着地点は、自分が考えもしないところに落ちている。

話自体はすっごく面白いしかなり満足だが、何となく他の作品よりは登場人物に対して感情移入がしにくくて、素直に物語に入っていけなかった感は少々ある。（まぁ他の作品がすごすぎるというのは否めないが・・・）
なので☆３つにした。

2010/03/20

A,B,C・・・そしてD。
テンポ良い内容なのに、毎日お風呂で読んでたので読了に意外と時間がかかってしまった。
全体的に、地下の資料置き場みたいなちょっとジメッとした雰囲気。それなりに楽しめた。でも最後は、うーん・・って感じだったけど。

2010/03/19

うーん、この人の著書の中ではイマイチかなあ。色々と謎を引っ張るから、先が気になるのは気になるのですが。
ラストがちょっと……えっここで終わり？という感じ。中途半端感。