ブルータスの心臓 の商品レビュー
情景描写とか交通や地理的な描写とか、とても詳しく書いてある。東野圭吾さんってすごいなー。でも犯人は後半でなんとなく予想がつきました。
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さらっと読めるミステリー。10年くらい前の作品みたいだけど、凄く昭和的な匂いがした。 冒頭のロボット事故の話がどんな関係があるのか、新しい人物が出て来る度に名前を確認した。もう少し早い段階で関係があると分かった方が良かった。
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ロボット開発者が人間よりもロボットを信用する。 ロボットはミスをしない。そんななかロボット工場で監視をしている人間がロボットによって殺される。 物語はそこからスタートする。そしてそのスタートは緻密に隠されつつ最後まで進んでいく。 完全犯罪のリレーは成功したかに見えたが、殺さ...
ロボット開発者が人間よりもロボットを信用する。 ロボットはミスをしない。そんななかロボット工場で監視をしている人間がロボットによって殺される。 物語はそこからスタートする。そしてそのスタートは緻密に隠されつつ最後まで進んでいく。 完全犯罪のリレーは成功したかに見えたが、殺されていたのはなんと計画を言い出した本人だった!そして共犯者も何者かによって殺される。 主人公は次は自分だと思いながら本来殺すはずの女を殺してしまう。彼女は犯人でないのに・・・ 女は4人の男と関係を持っていた。最も、本で語られているのが4人で他にもいるかもしれない。 そして彼女の妊娠した子供は主人公の子供ではなかった。 主人公の歯車はどんどん狂い、そして巻頭のロボット工場での事故に見せかけた殺人にいきつく。 主人公はここでその犯人も殺そうとする。ロボット工場の犯人が計画をした人間を殺したからだ。 しかし主人公は犯人によって逆にロボットによって殺されてしまう・・・ そのロボットの名は「ブルータス」。 ここはやっぱり、「ブルータス、お前もか」で終わるのであった。
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終わり方がテレビの電源を切るように プッツリ終わってしまうので「うおう」と一瞬ビックリする。 まあ、あの最期だとエピローグ必要ないか…。 いっぱい死んでるし。
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こういうの好きー! 犯罪が犯罪を生んでしまうし、さらには予想外の真犯人。。 3人で一人の女(自分の子を妊娠させたかも・・)を殺して完全なるアリバイのもと大阪からリレー方式で厚木まで運ぼうとするが運ばれてきたのは大阪で殺すはずの人で。。 社長の息子なんだけど、結局弱みを知っていたか...
こういうの好きー! 犯罪が犯罪を生んでしまうし、さらには予想外の真犯人。。 3人で一人の女(自分の子を妊娠させたかも・・)を殺して完全なるアリバイのもと大阪からリレー方式で厚木まで運ぼうとするが運ばれてきたのは大阪で殺すはずの人で。。 社長の息子なんだけど、結局弱みを知っていたから利用していた男がいた(機械で一人の女を巡って殺人を犯した) それを明晰な男が解明してくんだけど。。。 結局は機械を作った男が機械で殺されちゃう・・・ 皮肉だけどなんだか自分の欲が生んだ人生の絡まりというか。。そんな感じで読み応えがありました
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産業機器メーカーで人工知能ロボットの開発を手がける末永拓也。将来を嘱望される彼は、オーナーの末娘・星子の婿養子候補になるが、恋人・康子の妊娠を知り、困惑する。そんな矢先、星子の腹違いの兄・直樹から、同僚の橋本とともに、共同で康子を殺害する計画を打ち明けられ・・・。大阪→名古屋→東...
産業機器メーカーで人工知能ロボットの開発を手がける末永拓也。将来を嘱望される彼は、オーナーの末娘・星子の婿養子候補になるが、恋人・康子の妊娠を知り、困惑する。そんな矢先、星子の腹違いの兄・直樹から、同僚の橋本とともに、共同で康子を殺害する計画を打ち明けられ・・・。大阪→名古屋→東京を結ぶ完全犯罪殺人リレーがスタートした!(背表紙より) 貧乏な子供時代から自力でのし上がって、頂点に立とうという、わりとありがちな物語なのに、ぐいぐい引き込まれました。さすが東野作品です!オーナーの娘にとりいって経営者側に行こうという『ジャパニーズドリーム』。そのためには殺人も厭わない。でも最後は・・・・。最後まで第4の男の存在が見えなくて、はらはらしました。彼の存在意味を考えればわかるのに・・。面白かったです。
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小説家にとってタイトルはそれほど意味を持たないのだろうか? それとも、私が読み取れていないだけか。 話の内容はおもしろく、途中は「これで本当にうまいクライマックスに持っていけるか?」と 勝手に心配しながら読んだけど、しっかり落としてくれた。 しっかり読んでいると、それなりに先が...
小説家にとってタイトルはそれほど意味を持たないのだろうか? それとも、私が読み取れていないだけか。 話の内容はおもしろく、途中は「これで本当にうまいクライマックスに持っていけるか?」と 勝手に心配しながら読んだけど、しっかり落としてくれた。 しっかり読んでいると、それなりに先が見える展開ではあるけれど、 人が絡む、現実でも物理的に可能な話は選択肢が限られるから しょうがないっちゃーしょうがない。それでも楽しませてくれるのが、東野作品。
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将来を嘱望されている末永拓也は、オーナーの娘の婿養子候補になるが恋人康子の妊娠を知り困惑しているところに、共同で康子を殺害する計画を打ち明けられる。 第1章でエッ?という展開が用意されていて、後はどういうこと?と思って次々と読める。
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話の主軸となる殺人リレー関連者以外の人物の発言内容を追っていくと、消去法的に犯人は特定できると思います。 最初に殺された人物以外は、「えっ?」と思えるところはなかったのですが、最初から最後まで楽しんで読めました。
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東野圭吾らしくない。 中盤はたいした進展もないままだらだらと進んでいく。 ラストシーンだけちょっと面白かったが、 他に東野圭吾の読んでいない本があるなら、 わざわざこの本を読む必要はない。 —— 産業機器メーカーで人工知能ロボットの開発を手がける末永拓也。将来を嘱望される彼は、...
東野圭吾らしくない。 中盤はたいした進展もないままだらだらと進んでいく。 ラストシーンだけちょっと面白かったが、 他に東野圭吾の読んでいない本があるなら、 わざわざこの本を読む必要はない。 —— 産業機器メーカーで人工知能ロボットの開発を手がける末永拓也。将来を嘱望される彼は、オーナーの末娘・星子の婿養子候補になるが、恋人・康子の妊娠を知り、困惑する。そんな矢先、星子の腹違いの兄・直樹から、同僚の橋本とともに、共同で康子を殺害する計画を打ち明けられ・・・。大阪→名古屋→東京を結ぶ完全犯罪殺人リレーがスタートした!傑作長編推理!
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