1,800円以上の注文で送料無料

黒蜥蜴 の商品レビュー

3.9

37件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

舞台化されたことでも…

舞台化されたことでも有名な作品です。怪盗黒蜥蜴の妖しさと愛はまるで媚薬のよう。ラストはとても切ないです。

文庫OFF

美しい女性怪盗・黒蜥…

美しい女性怪盗・黒蜥蜴は、名探偵明智小五郎に挑戦を挑む。ドラマチックです。

文庫OFF

2022/12/06

ちょうど季節はクリスマスの頃。これから読むのにいかがでしょうか。評価は3.5。読者への呼びかけや伏線回収が分かりやすく丁寧なので、入門や子供向けに丁度いいかなと。かなり分かりやすい見せ場や面白さがある。

Posted byブクログ

2022/10/16

小学校図書室にあった少年探偵団シリーズ以外は「D坂の殺人事件」しか読んだことがなく、収録作である「地獄の道化師」があまりにも猟奇的な作品だったのと江戸川作品が好きな方からエログロな作品が多いと聞いていたので敬遠していたのだが、この作品は名探偵明智小五郎が名探偵といわれる所以を認識...

小学校図書室にあった少年探偵団シリーズ以外は「D坂の殺人事件」しか読んだことがなく、収録作である「地獄の道化師」があまりにも猟奇的な作品だったのと江戸川作品が好きな方からエログロな作品が多いと聞いていたので敬遠していたのだが、この作品は名探偵明智小五郎が名探偵といわれる所以を認識される作品で女賊との淡い恋模様のラストもよかった。昭和9年の作品という事を念頭に置いて読む必要があるのだが女賊がボクっ娘だったのには驚いた。実は横溝作品よりソフトなのか?

Posted byブクログ

2022/05/17

昔の作品で読みにくそうって勝手に敬遠してたけど、とっても面白かった! 日本で最も美しい女怪盗納得です!

Posted byブクログ

2021/11/18

美貌の女賊黒蜥蜴と明智探偵が、秘宝のダイヤモンドをめぐって対決。連載時の挿絵付きで昭和なレトロ感にたっぷり浸れます。

Posted byブクログ

2021/12/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

めちゃめちゃ有名な江戸川乱歩の作品の一つ、読了いたしました。今まで自分が読んできた乱歩とはちょっと趣向の違った作品(初期のエグイ短編から後期の通俗小説へ)で確かに賛否両論はあると思いますが(残酷描写とか抑えめでしたしね。エンタメ色が確かに強かったような気もします)、とても面白かった・・・・・・‼ 明智小五郎の意外な一面を垣間見たり、黒蜥蜴の得体の知れなさと妖艶さ、巧みな頭脳をぶつけ合う攻防戦、乱歩自身の語りも盛り上がりを煽って相乗効果、そして儚い黒蜥蜴の最期‼ 劇的で圧倒的! ページをめくる手を止めさせてはくれません! 挿絵の雰囲気もばっちりでしたね! 長編になると、乱歩の作品はワクワクする成分が沢山分泌されるように感じました。そして、結局あっという間に読み終わってしまう・・・・・・‼ あと、『黒蜥蜴』には、流石は江戸川乱歩、と言わざるを得ない意表を衝く最高のシーンも多く存在しました。まず、明智小五郎が「ある小説家」の『人間椅子』を語るシーン。読んでいてニヤニヤが止まりませんでしたね。乱歩だからこそできる、思い切った胸熱展開、たまらない! そして、黒蜥蜴が早苗に、自身の地底のコレクションを見せて案内するシーン。乱歩は一つの場所に理想を詰め込む、ウンダ―カンマー的な場所が好きみたいですね。そしてそれを案内するというシチュエーションは、恐怖こそ感じるもののやはり好奇心が読者を刺激する! 本作でも乱歩の驚異の部屋が覗けて楽しかったです! そしてラスト、三島由紀夫の心を動かした女賊と探偵の友情(愛情)。やはりここに黒蜥蜴が有名な所以そのものがあって、真のクライマックス、ドラマチックの頂点ですよね。自分は初読で驚き、とてもいい余韻にふけれました。ありきたりだと言ったって、今から九十年近く前に乱歩がこの感情を小説にしたのはすごすぎますよね。 ふり返ってみてもとても面白い作品でした。乱歩ほんとにすごい、ハズレがないよなあ、前期の作品も後期の作品もみんな好きです!

Posted byブクログ

2019/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

女賊・黒蜥蜴と名探偵・明智小五郎の対決を描いた小説。ご都合主義ばかりだけれど起伏に富む展開と、登場人物の魅力で一気に読ませてしまう。怪盗であり、猟奇趣味な殺人鬼であり、露出癖があり、1人称に「僕」と「あたし」とが混在するという黒蜥蜴の艶やかな妖しさが印象的。 舞台化された、三島由紀夫版も読んでみたい。

Posted byブクログ

2019/05/02

東京創元推理文庫・その9 コメントは「東京創元推理文庫・その1」でご覧下さい。 2019/05/10 更新

Posted byブクログ

2016/03/14

とびらの締め方とか、どういう姿とかを描写する 表現がすごかった。 こんな風に言葉で表現できるようになったら すてきだなと思った。もっと言葉を勉強したくなった。 ちょっと大人向けだったかな。

Posted byブクログ