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黒蜥蜴 の商品レビュー

3.9

38件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2011/10/17

女盗賊黒蜥蜴と探偵明智小五郎の対決。 これって探偵小説だけど、淡い恋物語では・・ともとれるセリフがいくつか。黒蜥蜴が女性だからかもしれないですが。 むかーし流行った「怪盗セイントテール」・・で題名あってるか自信ないですが・・を思い出しました(笑)

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2011/06/27

これのプロローグで黒蜥蜴が登場する場面はかなり印象的です。三島由紀夫などが舞台脚本をするには納得します。一度舞台でも見てみたい話です。

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2011/04/17

なかなかいいね 女賊と明智との攻防ははじめてです ちょっとマイルドな内容ではあるが、他の乱歩作品にはない魅力があります

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2015/03/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

明智小五郎シリーズ 「黒蜥蜴」の刺青をいれた女。殺人を犯した男・雨宮を別人に仕立てあげ部下にする。大阪の富豪岩瀬氏の所有するダイヤ「エジプトの星」を狙う黒蜥蜴。「エジプトの星」を奪うために岩瀬氏の娘・早苗を誘拐しようとする黒蜥蜴。護に当たる明智小五郎。東京のホテルでの対決。緑川婦人として岩瀬氏に近づく黒蜥蜴。早苗の偽物をベットに寝かせて誘拐に成功したかと思われたが明智小五郎の勝ち。怪しい老人に仕事を依頼される桜山葉子。ある女性に変装して屋敷に入り込む。屋敷から早苗を誘拐する「黒蜥蜴」。屋敷に現れた酔っぱらい。長椅子に寝転び暴れる酔っぱらい。部屋から運び出された長椅子。明智小五郎の追跡。船上の対決。長椅子の中に閉じ込めれたまま水葬される明智小五郎。「黒蜥蜴」のアジトの剥製たち。監禁された早苗。黒蜥蜴一味の侵入者。水槽に入れられたはずの早苗が帰還したと報じる新聞。水槽に入れられた剥製。雨宮潤一の裏切りか?黒蜥蜴と明智小五郎の対決。  2010年12月12日再読

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2010/07/22

緑川こと女怪黒蜥蜴と明智小五郎の対決です 双方、変装の勝負という感じでした。 ささやかな恋の雰囲気も期待したのですが、私には物足りませんでした。 大暗室の方がまだ読み応えがありました。 正義の男と悪の男、二人の異父兄弟が戦います。

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2010/04/08

名を知らぬものはないであろう、推理小説界の巨人江戸川乱歩の一著作である。 本作は「日の出」という雑誌に連載された小説である。 「黒蜥蜴」と称す女怪盗が、自らの欲望を満たさんとし、様々な悪事を計画し、それを実行するものの、ことごとく明智小五郎に阻止される。 筋はおおかたそのような...

名を知らぬものはないであろう、推理小説界の巨人江戸川乱歩の一著作である。 本作は「日の出」という雑誌に連載された小説である。 「黒蜥蜴」と称す女怪盗が、自らの欲望を満たさんとし、様々な悪事を計画し、それを実行するものの、ことごとく明智小五郎に阻止される。 筋はおおかたそのようなもので、乱歩の作品には珍しくない、大衆通俗的筋である。 ゆえに、「推理を楽しむ」という感覚で本作を読めば落胆するのは目に見えている。本作を読むときは、明智が「推理する」を見て楽しむのが精神衛生上いいと思われる。乱歩の連載小説というのは、全部が全部というわけではないが、筋の破綻が多からず少なからず程度の違いはあれど散見されるからである(連載小説ゆえに仕方ないのかもしれないが)。だから、論理的にそれは少々不自然である、と指摘したらキリがないようにも思われるため、上のように言っておく。 また、本作品の個人的見所は女怪盗「黒蜥蜴」その人の心模様であると思われる。 彼女の心がどのように揺れ動いていくかは本作品を読んでいただくとしよう。私の場合は、読了してから何とも言えない虚しさに襲われた。 最後に評価について述べて締めよう。 星四つとしているが、これはあくまで個人的嗜好を抑えての評価である。 五つにするにはやはり稚拙な部分も見られるため、星四つなのであるが、私としては星六つは与えたいくらいの作品であると思っている。 ぜひ、読んでみていただきたい。

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2010/03/24

挿絵が乱歩作品に流れるなんとも言えないノスタルジックさを割増にしてくれていていい。 黒蜥蜴が自分を「僕」と言う所がお気に入り。

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2010/02/21

明智先生を窮地に追い込む黒蜥蜴!…かと思いきや、全体を通して黒蜥蜴の用いるトリックが読めてしまったちょっと残念な作品。 勿論明智先生の裏をかいた行動は流石ですが、その割に明智先生に勝負を挑む黒蜥蜴はいまひとつでしたねぇ…。 最後の黒蜥蜴の一言は、今でいうツンデレかも!

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2009/10/11

びっくりするほど進む・進む 半日で読み終わった。 嫌いではないけど、ちょっとイメージと違ったかな。 今度は三島由紀夫の脚本の方を読みたい。

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2009/10/04

舞台化されるだけの価値がある。 女帝、黒蜥蜴の華やかさ、 そして、明智小五郎と黒蜥蜴の駆け引き… 作品全体に乱歩の魅力が詰まっていた。

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