1,800円以上の注文で送料無料

十字屋敷のピエロ の商品レビュー

3.4

265件のお客様レビュー

  1. 5つ

    32

  2. 4つ

    70

  3. 3つ

    125

  4. 2つ

    25

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2022/07/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本格の雰囲気満載で非常によかった。 ピエロ目線のパートが何かしらミスリードと睨んでいたが、そこまで驚きはなく、こんなものかなと思っていたら、ラストに驚きが…。 こういうドロっとした結末も好みだった。 何より独特な舞台とそれをいかしたトリックがやはりたまらない。

Posted byブクログ

2023/06/10

図書館でフラッと借りてきたつもりが実家にも同じ本がありました。ピエロ目線で物語が進み、ファンタジーであり混乱も誘うものの最後の最後に重要な役どころでした。娘のお慕いもフェイクだったのかな・・・?

Posted byブクログ

2022/07/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

思わぬ伏線が散りばめられていたのと、十字屋敷ならではのトリックが使われていて面白かった。ただ、建物の構造は文章だけだとどうしても分かりづらいと思った。真犯人の動機があまり詳細に語られていないのと、ピエロそのものが単なるファンタジーで片付けられていたのがちょっと残念だったかも。

Posted byブクログ

2022/06/26

殺人事件が起きたところに、必ずいるピエロの人形。 不幸を呼ぶピエロ。 そんなピエロから見える視点も織りまぜながら、話が進んでいく。 十字の形をしたお屋敷。 そこで殺人事件が起こる。 会社社長とその秘書(愛人)が殺される。 その社長の奥さんは、以前自殺をしていた。 でも、その自殺...

殺人事件が起きたところに、必ずいるピエロの人形。 不幸を呼ぶピエロ。 そんなピエロから見える視点も織りまぜながら、話が進んでいく。 十字の形をしたお屋敷。 そこで殺人事件が起こる。 会社社長とその秘書(愛人)が殺される。 その社長の奥さんは、以前自殺をしていた。 でも、その自殺もなんだか怪しくて…。 犯人は誰なのか。 早い段階て犯人が捕まるんだけど、どうやらそれは違うみたいで いろいろと二転三転していく感じか東野圭吾さんっぽかったよー。

Posted byブクログ

2022/06/19

イギリス旅行に来た友達が置いて行ったので読了。やっぱ皆、東野圭吾好きなのにはちゃんと理由があるんですね。普通に面白かったし、一気読みしちゃった。けど胸糞悪め要注意。 私にミステリー読解力が足りないのかもしれないけど、そこまで難解な伏線は見当たらなかったかな…?言葉選びも結構単純...

イギリス旅行に来た友達が置いて行ったので読了。やっぱ皆、東野圭吾好きなのにはちゃんと理由があるんですね。普通に面白かったし、一気読みしちゃった。けど胸糞悪め要注意。 私にミステリー読解力が足りないのかもしれないけど、そこまで難解な伏線は見当たらなかったかな…?言葉選びも結構単純明快で、ラノベ的な感覚で読める文体。少し登場人物のキャラが濃すぎて説得力に欠ける気もするけど、ラノベ補正だと思えば楽しい要素だと思った。

Posted byブクログ

2022/05/29

* 「ーーあれを手に入れた人は必ず不幸になるというジンクスがあるのです。ーー」 * 犯人はピエロの人形の前で犯行を繰り返す。 . 人が多くて関係性もややこしくて家系図を書いて挑んだ!笑 ピエロ人形が事件を目撃してるっていうのが新しい感覚。ミスリードにも持っていかれて凄い仕掛け。

Posted byブクログ

2022/05/09

ピエロの人形目線は面白かった。そして本当の意味での真犯人が判ったときにのぞわっとした感覚が忘れられない。

Posted byブクログ

2022/04/05

「東野圭吾」の『十字屋敷のピエロ』を読みました。 『容疑者Xの献身』に続いての「東野圭吾」です。 -----story------------- ぼくはピエロの人形だ。 人形だから動けない。 しゃべることもできない。 殺人者は安心してぼくの前で凶行を繰り返す。 もし、そのぼく...

「東野圭吾」の『十字屋敷のピエロ』を読みました。 『容疑者Xの献身』に続いての「東野圭吾」です。 -----story------------- ぼくはピエロの人形だ。 人形だから動けない。 しゃべることもできない。 殺人者は安心してぼくの前で凶行を繰り返す。 もし、そのぼくが読者のあなたにだけ、目撃したことを語れるならば… しかもドンデン返しがあって真犯人がいる。 前代未聞の仕掛けで推理読者に挑戦する気鋭の乱歩賞作家の新感覚ミステリー。 ----------------------- ピエロの人形が殺人現場を目撃していて、ピエロが殺害シーンの語り手となる… という趣向は、なかなか面白かったですね。 ピエロの言葉に事件解決のヒントが含まれているのですが、ピエロの言葉が決して真実ではない(嘘はないのですが、ピエロの思い込みや誤解もある)ことを上手く利用して、読者をミスリードに誘うところが巧いなぁ… と感じました。 展開がやや冗長に感じるところと、最初の殺人のトリックが大袈裟なところは、ちょっと間延びした感じがしましたが、、、 実際の殺人犯とは別に、殺人犯自体も気付いていない黒幕がいた… というエンディングは、ぞっとするし、なかなか衝撃的でしたね。 「東野圭吾」にしては、まずまずというところかな。

Posted byブクログ

2022/03/25

イマイチトリックが分かりにくい部分があったけど、犯人が誰か検討がつかず、最後の最後にどんでん返しもあって楽しめた!! 一人称が「あたし」なのも慣れてきたw やっぱ東野圭吾って頭いいんだなぁってつくづく思う。ラストがこんな幾重にも絡み合う展開って!!

Posted byブクログ

2022/02/25

主な登場人物に14名も名前があり、海外小説か!と思いながら、名前と人物を把握するまでしばらく読みずらかった。ピエロの視点が1番面白かった。話せないし動けないながらも、ありのまま見たこと聞いたことを語るのだが、人間のように憶測も混じっていて、そこもまた面白い。落ちはぼかして終わるの...

主な登場人物に14名も名前があり、海外小説か!と思いながら、名前と人物を把握するまでしばらく読みずらかった。ピエロの視点が1番面白かった。話せないし動けないながらも、ありのまま見たこと聞いたことを語るのだが、人間のように憶測も混じっていて、そこもまた面白い。落ちはぼかして終わるのかと思いきや、そこもまたピエロがきっちり落としてくれた。

Posted byブクログ