1,800円以上の注文で送料無料

ホテル・ニューハンプシャー(下) の商品レビュー

4.2

54件のお客様レビュー

  1. 5つ

    23

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

エピローグが最高に良…

エピローグが最高に良い。熊の描写で泣きました。

文庫OFF

テロリストと対決した…

テロリストと対決したり、レイプの復讐をしたりさまざまな出来事が起きますが、個性的な家族のユーモアのあるやりとりにいつもニンマリとしてしまいます。最後はある意味ハッピーエンドなのでしょう。

文庫OFF

2025/12/14

読み終えるまで数ヶ月かかった。 楽な、読みやすい、単純におもしろい本ばかり読んできたせいか、特に上巻はなかなか読み進まなかった。下巻になって、いろんなことがいつの間にか進んできてページをめくる手も進んだ。 「開いた窓の前で立ち止まるな」 世界は危険に満ちている。 だけど、恐怖...

読み終えるまで数ヶ月かかった。 楽な、読みやすい、単純におもしろい本ばかり読んできたせいか、特に上巻はなかなか読み進まなかった。下巻になって、いろんなことがいつの間にか進んできてページをめくる手も進んだ。 「開いた窓の前で立ち止まるな」 世界は危険に満ちている。 だけど、恐怖の前で身動きが取れなくなることこそが、最大の危険だ。 危険があることを前提に、動き続けよ。 と、このことを繰り返し繰り返し、叫び続けていたように思う。 名作として有名で評価も高い、しかも村上春樹推しのジョン・アーヴィング。 また再読すべきか。

Posted byブクログ

2025/12/09

2年ほど前だったか、1度「ホテル・ニューハンプシャー」を読みはじめて、結局少し読んだところで読むのを断念した。読みはじめた本を途中でやめてしまうというのは学生時代はまずありえなかったから、ちょっと戸惑い、けれどもそんなことが増えてしまった。 上巻の127頁のところに栞が挟まってい...

2年ほど前だったか、1度「ホテル・ニューハンプシャー」を読みはじめて、結局少し読んだところで読むのを断念した。読みはじめた本を途中でやめてしまうというのは学生時代はまずありえなかったから、ちょっと戸惑い、けれどもそんなことが増えてしまった。 上巻の127頁のところに栞が挟まっていた、ということはそこまで読んだということだろうか。再読してみて熊のアールのことなんかは覚えていたけれど、それ以外のことはからっきし。この辺りを読んでいるときはまた断念するのかもなとぼんやり考えていた。 浅利に、この本を読んでいることを前に伝えた覚えがある。はじめて読んだとき。つまり、2年前のことだ。途中でやめちゃうかもといったことを伝えると、彼は「そういう本(ホテル・ニューハンプシャーのような本を指して言った)ってつまらないからな」と言った。 なんにせよ、2年間も経ってしまったのだ。再読し終えるのには1ヶ月以上かかった。段々と寒くなってくる航空公園のベンチで毎日こつこつと読んだ。昼ごはんの菓子パン2つと缶コーヒーを横に置いて、数ページずつ。今朝の東京はもう厚着のアウターを着ないと耐えられない寒さだから、もう昼に公園で本を読むのは難しいかもしれない。 この本には5人のきょうだいが出てくる。フランク、フラニー、ジョン、リリー、エッグ。フランクはゲイで、フラニーとジョンは互いに愛し合っており、リリーは小人症、エッグは難聴といった具合である。(あらすじを参照) 父は夢想家で、この「夢」というのが何か、最後まではっきりとは分からなかったのだけど、でも父は母と出会った場所、アーバスノットホテルに戻ってくる。目はフロイトと同様見えなくなっており、まるでそのことが彼の区切りになったかのように。 彼は客のいないホテル----かつての思い出の場所に戻ってくる。そこで一緒に暮らすのはジョンとスージー。スージーはウィーンのホテル「第2次ホテル・ニューハンプシャー」でフロイトのそばで"熊"を全うしており、ベリー家が初めてウィーンを訪れたとき、アールの再来だと感動したほどだった。そのウィーンにベリー家が向かう際に、母とエッグだけは飛行機事故に遭い、命を落としている。上巻の最後、母とエッグの死が転換となって、次に向かうこの話にかなり強い印象が残った。この本を読みきるだろうとはっきり思った。 僕は父の父、アイオア・ボブがいちばん好きだった。「開いた窓の前に立ち止まってはならない」「我々はこのホテルに釘付けにされていて動けない」など、要所要所でいい言葉を喋る。何よりジョンに重量挙げを教えたのはアイオア・ボブだ。重量挙げをするようになるのが彼のアイデンティティを成すようになるのだが、彼が重量挙げをしながらアイオア・ボブを想起する場面がよかった。彼はニューヨークで憎きチッパー・ダブを持ち上げるまでに至る。 ありがとう、ホテル・ニューハンプシャー。語ればキリがないけれど、いい日々だったよ。

Posted byブクログ

2025/10/25

それぞれの熊、きっと熊じゃなくても良いのだろうけど、、そこだけ馴染まなかった。 色々あったが、フェールゲブールトが忘れがたい。

Posted byブクログ

2025/07/07

●2025年7月7日、グラビティの読書の星で紹介してる男性がいた。 《質問:生涯この本だけは読んでおいたほうが良いと思う、とっておきの、小説を教えて下さい!》に対する回答 「国語入試問題必勝法/清水義範↓ ガダラの豚/中島らも↓ 果てしなき流れの果てに/小松左京↓ アルジャーノ...

●2025年7月7日、グラビティの読書の星で紹介してる男性がいた。 《質問:生涯この本だけは読んでおいたほうが良いと思う、とっておきの、小説を教えて下さい!》に対する回答 「国語入試問題必勝法/清水義範↓ ガダラの豚/中島らも↓ 果てしなき流れの果てに/小松左京↓ アルジャーノンに花束を/ダニエル・キィス↓ ホテル・ニューハンプシャー/ジョン・アーヴィング 悪童日記/アゴタ・クリストフ↓ 消去/トーマス・ベルンハルト」

Posted byブクログ

2024/10/24

・上巻のレイプ事件がここまで重大なテーマになるとは思わなかった。仕返しの方法はかなり好き。 ・話の展開が気になって一気に読んでしまった。  下巻はかなり雰囲気が変わるというか、ウィーンでのテロものになるとは思わず。そこからの一家の成功、リリーの自殺、ジョンの過ごし方…。 リリーの...

・上巻のレイプ事件がここまで重大なテーマになるとは思わなかった。仕返しの方法はかなり好き。 ・話の展開が気になって一気に読んでしまった。  下巻はかなり雰囲気が変わるというか、ウィーンでのテロものになるとは思わず。そこからの一家の成功、リリーの自殺、ジョンの過ごし方…。 リリーの最後は悲しかったけど、読み始めた時には想像もしなかった、私にとってはわりと良い終わり方だった。ちょっと胸がホッとする感じ。 ・パパはやっぱりホテルなんだ……となてり。第二次の先があるとは。パパがついに理想の一流ホテルのオーナーとなれたこと、それが想像の世界であること、でもレイプ被害者センターとして有効に活用されていて本人も良き被害者の話し相手となれていることが、なんだか切ないけれども良かったね…という気にさせられた。 ・上巻と打って変わってフランクが超いいやつになってて感動。キモイとか言って申し訳ない 開いた窓のそばで立ち止まるな

Posted byブクログ

2024/07/19

読み終わった後に,時間を置いてなんかじわじわきます。読んでよかった。寓話のように感じました。 家族の長い歴史の中で,悲劇が幾つも訪れますが、なんとか気乗り切っちゃうみたいな。

Posted byブクログ

2024/06/03

人生はおとぎ話。愛する人のために演技をするのもおとぎ話には大事なこと。辛い経験もしながら幸せを見つける登場人物たちが愛おしい。

Posted byブクログ

2023/06/05

上巻も良かったが、下巻の怒濤の展開。 まさに息つく暇も与えず、一気に最後まで読ませた。 物理的に、精神的に、大切なものを失った家族の物語。 上巻もひどい喪失の話であったのだが、下巻も下巻でなかなかに悲壮な展開が待ち受けている。 ただ、それを単に悲劇的な雰囲気としないのが、上巻であ...

上巻も良かったが、下巻の怒濤の展開。 まさに息つく暇も与えず、一気に最後まで読ませた。 物理的に、精神的に、大切なものを失った家族の物語。 上巻もひどい喪失の話であったのだが、下巻も下巻でなかなかに悲壮な展開が待ち受けている。 ただ、それを単に悲劇的な雰囲気としないのが、上巻であれば犬のソローであったり、下巻であれば熊(に扮したスージー)の絶妙な割り込みにあり、この設定は読み終わって全体を思い返して、あらためてすごいなあ、と。 色々な喪失を乗り越え、最後は再生に向かっていく。 途中の破天荒な展開からのこのおだやかな結末よ、という突っ込みはありつつ、でもほろりとさせられる。 アメリカ文学の金字塔、なるほど、堪能。 よかった。

Posted byブクログ