インドでわしも考えた の商品レビュー
ある意味真面目くさっ…
ある意味真面目くさった神妙なインド本よりも、よっぽどリアルにインドをかもし出しているように思います。笑える中にも実は芯のある旅行記です。
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身近な疑問や視点から…
身近な疑問や視点からインドをとらえていて、どんどん読み進められる。また、随所に登場する作者のおもしろ表現が楽しい。読んだ後は、色んな意味でインドに興味をもつはずである。
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インド紀行文。カラー…
インド紀行文。カラー写真もふんだんに使われている。作者はインドで何を考えたか。なぜターバンを巻くのか、いつもカレーを食べているのかなどの疑問についても書かれている。
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椎名誠のインド紀行。…
椎名誠のインド紀行。軽薄な筆致の中にある真面目な疑問
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ちょっとインドのこと知りたいな〜と思って調べたら、有名な旅行記としてこの本が出てきた。 特にインドに行く予定はないし、読み終わった今、この国に行くことはやっぱりなさそうだとも思う(どう考えても女の身で気軽に行ける国ではない)が、それはそれとして楽しかった。 初版が1988年、2...
ちょっとインドのこと知りたいな〜と思って調べたら、有名な旅行記としてこの本が出てきた。 特にインドに行く予定はないし、読み終わった今、この国に行くことはやっぱりなさそうだとも思う(どう考えても女の身で気軽に行ける国ではない)が、それはそれとして楽しかった。 初版が1988年、2023年で49刷だから随分売れているようだ。 おそらく情報としては古いと思うし、文体や話題も(失礼ながら)おじさん感に溢れているが、流石に文章がうまくてするする読める。 だいたい私のインドのイメージそのままだったので、逆に私のインド観って2、30年前のものなんだろうな… 現地の人々のカラー写真が豊富で、どれもとてもいい写真。ただ、本文とは全然連動していない。 旅行のときにテーマを持っていくというのは楽しそうだな〜と思った。
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この本は、作者がインドの色々な都市に行き、そこで出会ったガイドや、体験したことを、ありのままに書いていくストーリー展開となっている。 『三メートル浮かぶヨガの達人』を探すという主題は変わらず色々な都市を三人で歩いていくのだが、読んでいると『くふふ』と笑う場面が多い。 ...
この本は、作者がインドの色々な都市に行き、そこで出会ったガイドや、体験したことを、ありのままに書いていくストーリー展開となっている。 『三メートル浮かぶヨガの達人』を探すという主題は変わらず色々な都市を三人で歩いていくのだが、読んでいると『くふふ』と笑う場面が多い。 1984年に書かれた本。 インドの都市部ではディスコやダンスが出てきたそう。今ではそれは、もっと広がっていると思うが、45度程になる灼熱のインドに行ってみたいと思った。 ちなみに彼はインドに行く前は参考書などをじっくり読むタイプでは無いらしい、、、。 『印象に残ったモノ達』 ・男言葉の美人ガイド、モノを買わせる三角歯のガイド、ホモっぽい丸顔ガイド、、、。 ・都市に横たわる野良牛達 ・ガンジス川のう◯こと死体 ・床に落とした氷を入れるCA
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初版が35年前 当時のインドと今のインドは大分違うのだろうけれど この本は私の知っているインドそのもの インドという国を 嫌がるでもなく好むわけでもなく 作者の体験がそのまま著され 楽しませてもらった
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1980年代のインド旅行記。 「わしも考えた」というが、まぁ、そんなに難しいことを考えているわけでもなく(失礼)、肩肘張らずに読めるのがよい。 得に、訪問先ごとに入れ替わる現地ガイドのインド人の描写が面白かった。 どういうわけか、写真と本文の内容が一致していないのが残念ではあ...
1980年代のインド旅行記。 「わしも考えた」というが、まぁ、そんなに難しいことを考えているわけでもなく(失礼)、肩肘張らずに読めるのがよい。 得に、訪問先ごとに入れ替わる現地ガイドのインド人の描写が面白かった。 どういうわけか、写真と本文の内容が一致していないのが残念ではある。
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「椎名誠」のインド旅行記『インドでわしも考えた』を読みました。 最近、太平洋戦争に関する「半藤一利」作品を4作続けて読んでいたので、気分転換に軽めの作品を読みたくなり「椎名誠」作品を選択… 「椎名誠」作品は昨年の12月に読んだ『風のかなたのひみつ島』以来なので約半年振りですね。...
「椎名誠」のインド旅行記『インドでわしも考えた』を読みました。 最近、太平洋戦争に関する「半藤一利」作品を4作続けて読んでいたので、気分転換に軽めの作品を読みたくなり「椎名誠」作品を選択… 「椎名誠」作品は昨年の12月に読んだ『風のかなたのひみつ島』以来なので約半年振りですね。 -----story------------- インド人は老若男女、朝晩カレーを食べているのだろうか? カースト制度は今もなお生きているのか? なぜターバンをまくのか、そして女性はサリーしか着ないというけどホントか? 以上の3大?の真相を求めてシーナ部隊はインドに飛んだ。 静寂と喧騒の渦巻く混沌の国を半径3メートルの実感で進む面白リアリズムの人間紀行。 カラーたっぷり文庫。 ----------------------- 本作品、十数年前に読んだことがあるのですが、古書店の100円コーナーでみつけて、久しぶりに読みたくなったんですよね。 「椎名誠」とカメラマン「山本カメラ(山本皓一)」と雑誌記者「P・タカハシ」による写真付きインド旅行エッセイで、以下の構成になっています。 ■はたしてインド人は空中3メートルを浮揚するか ■ボンベイふらふら出たとこ勝負 ■じわじわとインドの熱気が迫ってきた ■ク・フフフと富豪のヨガ先生は右頬で笑った ■サリーの秘密はインドの秘密なのだ ■カルカッタの逆上プロレスヨガは目玉で勝負した ■インドの野良牛も地べたにころんで瞑想する ■ガンガーの赤い叫びが川面を裂いた ■死者たちのよろこびをのせてガンガーは今日も流れる ■あやしのワイセツ村カジュラホーでまんまる男がふふふと笑う ■愛と疑問のタージ・マハルにインドの赤い夕陽がおちる ■5千人のメカケをかこうインドの王にわしらは怒る ■さらばデリー さらば不可思議の巨大三角国家よ ボンベイ→マドラス→カルカッタ→バラナシ→カジュラホー→デリーとインドを巡りますが、各地で一行を待ち受け、現地を案内してくれる有難迷惑なインド政府観光局のガイドが、なかなか個性的で面白いですね。 そして、ガイドが案内してくれる定番観光スポットでは飽き足らず、 ○ヨガ行者は3メートル浮かびあがれるのか? ○毎日カレーを食べているのか? ○女性はサリーしか着用しないのか? ○男性はなぜターバンを巻くのか? 等々の疑問・興味を解決するために、インドの熱気にメゲズ、精力的に調査を進めます。 一見不真面目そうなネタに真面目に取り組む姿は「椎名誠」らしくてイイですねぇ。 「椎名誠」の旅行記を読むと、その場所に行ってみたくなります。 訪れた地域を魅力的に描くのが、本当に巧いですよねぇ、、、 濃縮スープのような濃密で絡みつくような空気、濃厚で質量感のあるねっとりとした闇、ガンガーに代表される猥雑で混沌とした雰囲気… 一度感じると忘れられない体験になるでしょうね。 30年くらい前の旅行記なので、現在は随分、変わっているかもしれませんが、他の国にはない独特な雰囲気は残っているんじゃないかな。 踏み込むのには勇気が要るだろうけど、一度、行ってみたいですね。
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まだ海外に行ったことがなかった高校生の頃付き合っていた子にお薦めされて買った。 夏休みの部活の帰り道に古本屋寄って。 真夏に汗かきながら、この椎名っておじさんは一体何者なんだろう?と思った記憶が残っている。 そしていつかインドに行きたいって思ったのも。 大人になった自分はまだ...
まだ海外に行ったことがなかった高校生の頃付き合っていた子にお薦めされて買った。 夏休みの部活の帰り道に古本屋寄って。 真夏に汗かきながら、この椎名っておじさんは一体何者なんだろう?と思った記憶が残っている。 そしていつかインドに行きたいって思ったのも。 大人になった自分はまだインドに行っていない。 インドに行って私も考えたい。 この本は引っ越しで手放した思い出本。 いつかまた読みたい。
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