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恋文 の商品レビュー

3.9

87件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    37

  3. 3つ

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  4. 2つ

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2015/01/23

奥行きのある大人の物語。 便利な時代の饒舌な絆ではなく、誰かの存在や人生をじっくりたどるような、やさしさに満ちあふれている。 昭和という時代背景に、憧憬すら覚えた。

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2013/01/17

『恋文』★★★勝手な男と勝手な女と勝手な女/『紅き唇』★★★★いのち短し恋せよ乙女/『十三年目の子守唄』/★★★無様な男と母と子と義父/『ピエロ』★★★★★お前もう一人前だよ、浮気できりゃ女は一人前だよ/『私の叔父さん』★★★★あいつ、とうとう借金のカタにあの赤ん坊を俺に置いてい...

『恋文』★★★勝手な男と勝手な女と勝手な女/『紅き唇』★★★★いのち短し恋せよ乙女/『十三年目の子守唄』/★★★無様な男と母と子と義父/『ピエロ』★★★★★お前もう一人前だよ、浮気できりゃ女は一人前だよ/『私の叔父さん』★★★★あいつ、とうとう借金のカタにあの赤ん坊を俺に置いていきやがった

Posted byブクログ

2012/12/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ブックオフで見つけて読みました。 小説だからあり得る話なのかなと思いました。 現実とはかけ離れているけど。 そして、私の夫なら絶対理解できないようなストーリーですね。説明しても、私の言葉足らずなのか、話に共感されませんでした;; とにかく、私とまったく違う世界のお話でした。 でも、次の短編も気になって結局最後まで読み終わりました。 優しい主人公たちが出てくるので、人の温かみや思いやりなんかを感じさせられます。

Posted byブクログ

2012/10/22

泣いちゃいました。 あまーい、あまーい恋愛のおはなしではなく、 何かしらを抱え、でも流れる日常をそれなりに過ごす大人たちの物語。 最近、恋愛ものを読むたび、辻仁成のサヨナライツカを思います。

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2012/08/27

映画化されたと聞いて再読。 男と女が難しいのか、人間同士だから難しいのか。 それぞれになかなか共感しにくいのですが、 私の叔父さんの娘さんはそれでいいのかなあ、とやっぱり思った。 叔父さんと彼女、父親の覚悟や気持ちには考えさせられたけど、 娘さんの想いはそこにはないだろうに。 紅...

映画化されたと聞いて再読。 男と女が難しいのか、人間同士だから難しいのか。 それぞれになかなか共感しにくいのですが、 私の叔父さんの娘さんはそれでいいのかなあ、とやっぱり思った。 叔父さんと彼女、父親の覚悟や気持ちには考えさせられたけど、 娘さんの想いはそこにはないだろうに。 紅き唇で、祖母を思い出しました。

Posted byブクログ

2012/07/29

ミステリーの手法が存分に活かされた、間違いなく名作短編集。 夫婦とか家族とか、身近に感じる人生模様の中で、ハッとさせられる展開が待っている。「十三年目の子守唄」のどんでん返しにやられ、「紅き唇」の口紅、「私の叔父さん」の五枚の写真、小道具の罠にはまる。 これは巧妙…どの短編も心に...

ミステリーの手法が存分に活かされた、間違いなく名作短編集。 夫婦とか家族とか、身近に感じる人生模様の中で、ハッとさせられる展開が待っている。「十三年目の子守唄」のどんでん返しにやられ、「紅き唇」の口紅、「私の叔父さん」の五枚の写真、小道具の罠にはまる。 これは巧妙…どの短編も心にのこる。

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2012/07/22

「なんで」と思いながらも、そうせざるをえなかったのもなんか分かる男女の物語5編。全部切ないですが個人的に「ピエロ」が特に。

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2015/05/12

もっとも印象に残ったのは「私の叔父さん」でした。 ミステリー的というか、後になってから分かる驚きがあります。 この作品全体にあるのは大人の恋愛だと思います。分かっているけれど出来ないとか、分かっていながらそうしないとか。 けれど、その奥には相手への愛情があって、それは時にタブー...

もっとも印象に残ったのは「私の叔父さん」でした。 ミステリー的というか、後になってから分かる驚きがあります。 この作品全体にあるのは大人の恋愛だと思います。分かっているけれど出来ないとか、分かっていながらそうしないとか。 けれど、その奥には相手への愛情があって、それは時にタブーと言われるものだったりします。 感動はしたけれど、いろいろ思うところがあって整理しきれないのが正直なところです。

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2012/04/18

期待してた分ちょっとがっかり。 けっこう古い感じの印象を受ける。どことなくうまく書きすぎているというかロマンチストすぎるような。あまりリアリティが感じられない。 私はどちらかというと、微妙な加減の描写や微妙な加減の起承転結に心が動くのだなと再認識。 あんまり語られすぎると読む必要...

期待してた分ちょっとがっかり。 けっこう古い感じの印象を受ける。どことなくうまく書きすぎているというかロマンチストすぎるような。あまりリアリティが感じられない。 私はどちらかというと、微妙な加減の描写や微妙な加減の起承転結に心が動くのだなと再認識。 あんまり語られすぎると読む必要を感じなくなる。 ということで途中で断念。

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2012/03/19

お友達のおすすめにて読みました。 すべての短編において せつない想いが残りました。 人生のほろ苦さを感じたというか・・余韻が残りました。

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