真田太平記(一) の商品レビュー
図書館で全巻かりられるようなので、読み始めてみました。この人の時代小説はやっぱり読みやすくて良いなぁと。最後まで読み切れるのでだろうか(^^;
Posted by
【読了メモ】35.5才で初めて池波先生を読む、おもしろい、早く次が読みたい、徹夜してでも読みたいと思った。久しぶりに。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
仁科盛信(武田信玄の五男)家臣の向井佐平次がくの一お江に助けられて真田源二郎の家臣となる~本能寺の変まで。 壷谷又五郎と佐平次の親との関係や、源二郎の出生の秘密など、後々明らかにされるだろう伏線が幾つか。 先に真田丸見ちゃったから、真田昌幸は草刈正雄、源三郎は大泉洋、源二郎は堺雅人になっちゃって困る
Posted by
信之(信幸)が! 大人で不憫で仕事ができて、ついでにイケメンなお兄ちゃんが! 大好きだ! 高校時代、隣の席の野球部の男の子が面白そうに読んでいて、貸してもらいました。 全12巻。(ありがたい) 「草」って言葉はこれで覚えた。 できることなら、お江のスピンオフが読みたかった…...
信之(信幸)が! 大人で不憫で仕事ができて、ついでにイケメンなお兄ちゃんが! 大好きだ! 高校時代、隣の席の野球部の男の子が面白そうに読んでいて、貸してもらいました。 全12巻。(ありがたい) 「草」って言葉はこれで覚えた。 できることなら、お江のスピンオフが読みたかった……。
Posted by
全12冊もらいもの。 12冊集中して読めるかなー、途中で他の本読みながらになるかなーと思いながらも読み進んでる。 歴史小説では作者の取材や資料による作者の考察が出ているのが興味深いですね。「〇〇城の跡地は今はこうなっていて…」「この人物はこういう人だったのだろう」などなど。 物...
全12冊もらいもの。 12冊集中して読めるかなー、途中で他の本読みながらになるかなーと思いながらも読み進んでる。 歴史小説では作者の取材や資料による作者の考察が出ているのが興味深いですね。「〇〇城の跡地は今はこうなっていて…」「この人物はこういう人だったのだろう」などなど。 物語は、武田勝頼自刃により武田家は滅亡し、武田家に仕えていた真田家は一族の存続のため新たな道を探る…というところから始まります。 真田家当主昌幸は36歳。知略を尽くして真田家存続を図ります。女性付き合いもなかなか派手で、公家から妻となった正室山手殿とは揉めています。 長男源三郎信幸17歳、年の割には老成して冷静かつ観察力もあり、武略にも優れ…と理想的な嫡男なんだが、お堅いのが苦手な昌幸とはちょっと距離がある。 次男源二郎信繁は16歳。自由奔放天衣無縫。昌幸からは溺愛されています。信繁も父と兄を尊敬し、性格も外見も似ない兄とは言葉を交わさなくても分かり合う信頼関係。 真田家は草の者(真田家における忍者の呼び方)を操り、情報収集や戦の帆さに役立てています。戦とは始まる前にもう決まっている、だから優秀な草の者が必要です。 「真田太平記」では武将たちの活躍とは別に忍者たちの活躍にもかなりページを割いています。そして草の者たちにとっては、自分たちを同等の人間として扱ってくれ、評価してくれる真田家は非常に暖かく、命を賭けるに値する主君としています。 主な草の者は、統領の壺谷又五郎、女忍びのお江(こう)。彼らは戦忍びとして他の藩に潜入したり、戦場で情報収集をしたり、戦を裏から支えます。 草の者ではないけれど近い位置にいるのは源二郎信繁の側仕えの向井佐平次。源二郎信繁に気に入られたり、壺谷又五郎からも目をかけられ、まあ読者に近い目線で真田家を見る役割というところ。 NHKでのドラマは観たことがあります。 原作では「小柄」な真田家当主真田昌幸が堂々たる丹波哲郎さん、 父とよく似た「小柄」な次男源次郎信繁は見目麗しき草刈正雄さん、とは思い切ったキャスティング(笑)。渡瀬恒彦さんが真田信幸というのは、年齢上に堂々とみえ思慮深くあまり感情を出さないという方向性はあっていますね。 壺谷又五郎は夏八木勲さん、お江は遥くららさん。 第一巻の終わりは本能寺の変。副題の「天魔の夏」は、明智光秀が本能寺に主君の織田信長を討ち取ったことを「天魔に魅入られたとしか思えぬ」と記載しています。 天下は誰の物に…真田家の行く末は…
Posted by
2017.1.16 アメリカ出張の飛行機で。 リズムある文章。戦国時代をどう生き抜くか? 2016.6.2 武田氏の滅亡。これは同族経営の後継問題と同じ。あとは家康の恭順ぶりがいいね。
Posted by
大河ドラマ「真田丸」が終わったら読もうと思っていたので、読み始めた。 全12巻(原稿用紙9000枚にわたる大長編!)の1巻目。武田滅亡から本能寺の変まで。 張られた伏線は伏線のまま次巻へ。早く次巻を読みたい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この手の戦国時代、歴史大河長編小説の中では一番好きな作品である。 理由はいくつかあるが、①弱小勢力の生き残りという葛藤、父子間・兄弟間の葛藤に満ちていること、②忍びのいくさが描かれフィクションとしてのアクション的な爽快さがあること、③真田対徳川という、判官びいきに相応しい対立構図なこと、④大坂の陣まで主要キャラクターが登場し続け、戦国の終焉を描きうることなどだろうか。 全体としては武田家滅亡~大阪の陣から、真田家松代転封までが12巻で描かれる。 本巻は、武田家滅亡の序曲、高遠城落城と向井佐平次の退出から、お江が目撃する本能寺の変まで。
Posted by
真田ものの原点といえる本書にとりかかる。 へえーっ、こういう構成というか語り口なのかとちょっと驚く。真田家を草の人間の活躍を通して描くんだね。 (1)は本能寺の変までで、天正壬午の乱の幕あけだ。
Posted by
ご存知真田ものの定番である。 真田丸に合わせて読み始めて、 池波先生の作品は初めて読むけど、 人物描写が鮮やかで魅了された。 主人公の真田幸村がなかなか出てこないが、 向井佐平次という若者と共に主家の武田家が滅亡し、 岩櫃城へ落ち伸びる苦難の道のりを歩むうちに、 ヒロインの女...
ご存知真田ものの定番である。 真田丸に合わせて読み始めて、 池波先生の作品は初めて読むけど、 人物描写が鮮やかで魅了された。 主人公の真田幸村がなかなか出てこないが、 向井佐平次という若者と共に主家の武田家が滅亡し、 岩櫃城へ落ち伸びる苦難の道のりを歩むうちに、 ヒロインの女忍者お江の色香と強さの虜になり、 ついに登場した真田幸村の器の大きさに惚れる。 今後様々な人物が登場するのだろうけど、 どんな描き方をされているのか楽しみ。
Posted by