真田太平記(一) の商品レビュー
これも長く積んでた。もう読まないから古本屋に売ろうとしたら、古本屋のおじさんに「面白いから読みなさい」って言われてひっこめた。でもそれでもほっといて、ようやく。大河も始まるし、大長編だけれども読もう。面白いです、たしかに。
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来年『真田丸』を見るための予習。 12巻もあるが、冬休みまでには読みたい。 初の池波正太郎作品だったが、読みやすかった。 これならどんどん読んでいけそう。
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真田小説の金字塔とも言える作品。 個人的には“満を持して”という感じで、読み始めました。 この巻は、武田家滅亡から本能寺の変までが書かれています。今後の展開が楽しみです。
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20150415読了。 中村彰彦『真田三代風雲録』、火坂雅志『真田三代』とはまた違った切り口から話が始まる。それぞれの作者がどの面を強く押したいのか違いがわかって読み比べるのも面白い。前の2作品に比べるとより脚色が強く感じられ、草の者たちの動きや色欲が生々しい。
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久しぶりに読むボリュームある歴史物。 人物紹介巻、まだ特に気になるキャラは見つかっていない。 これからどんな凄い物語を読ませてくれるのかと期待。 が、解説にあるキャラクターに関して(虚構パートにおいて)少々のネタバレあり。 文庫版北方謙三「水滸伝」でもあったがシリーズ物の1巻でそうゆうのは本当に勘弁してもらいたい。 文庫版北方「水滸伝」の4巻の解説は酷過ぎた。
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天正10年(1582)3月の武田家滅亡から6月の本能寺の変まで。 武田家に仕えていた真田のお家事情や「草の者」と呼ばれる忍びのものたちの人間関係を上手に表して、ぐっと物語に惹きこませています。 続きが楽しみ!
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私にとって、初の池波作品です。 功名が辻を先に読んで良かった。 一豊さんは、一豊さんでかっこいい部分や優しい部分があって、心をときめかせながら読みましたが、こちらは本当の武将のお話です。 小さい頃に読んだ、幸村を主人公にした漫画の影響からか、かっこよくて、優しいイメージがあっ...
私にとって、初の池波作品です。 功名が辻を先に読んで良かった。 一豊さんは、一豊さんでかっこいい部分や優しい部分があって、心をときめかせながら読みましたが、こちらは本当の武将のお話です。 小さい頃に読んだ、幸村を主人公にした漫画の影響からか、かっこよくて、優しいイメージがあったのですが(笑)、お父さんの昌幸と兄の信幸がめちゃくちゃかっこいいです!!! 本当に頼りがいのあるお父さん。3巻の上田攻めの昌幸の格好よさったら!!!!!! 私も、この時代なら、見合いでもいいです。 知略を用い、敵を卑怯な手で騙すこともしてしまう昌幸だけれど、自分がこうと信じた人には最後まで尽くす。そんな熱い人です。 最初は謙虚に、主人に築城許可を申請しますが、なかなかあぐらかして返事を避ける主人に業を煮やし、築城を始めちゃいます。 圧倒的に不利な状況で、名誉をかけてそれに立ち向かう昌幸。かっこよすぎます。結果、5倍もの兵を戦略で退けます。 自分を100%信頼して、ついてきてくれる家族の前では弱くあれないというようなシーンが垣間見られ、武将とは家来の前でも不安をけどらせぬよう強くいないといけなかったり、本当に武士はかっこいいと思いました。そして、武将とは敵や世情の動きを察知するために、人の心の機微にも長けていなければならず、剛と柔を備えていなければ勤まらなかった大変な役目だたと感じました。 お兄さんの信幸は、冷静沈着で、悩みを外に出さずに抱え込み、なおさら人に優しくできる包容力のある方。 これら真田家に加え、武田家(信玄と勝頼)、上杉家(影勝)、滝川一益、前田利家、加藤清正、浅野親子などの名武将も生き生きと描かれています。それにしても、北条家は嫌われてますね。 秀吉はいい人そうなのもうかがえますが、なんとなく笑、そして家康は狡猾すぎるので、あまりこのおふた方は私はトキメキませんでした。 おじいさんが亡くなっている所から始まりますが、ところどころおじいさんも勇猛な方で、この方から真田家の興隆が起きたことは、昌幸の口などから測り知れます。 2016年の大河ドラマの原作になる火坂作品を立ち読みしましたが、タイトル(真田三代)通り、おじいさまの代から始まる様です。 それはそれで面白そうなので、読んでみたいと思いますが、真田家は周りの勢力や義理への対応が必要な時代を生き抜き、江戸時代へもお家存続を果たしました。 家族内の葛藤もあったでしょうし、2巻では語りつくせないように思えます。 是非、全12巻、渾身のこちらも読んでみてほしいと思います。 でも、真田2代全員、結構女好きでちょっとがっかり。。。(^^;) 歴女と呼ばれる方たちの気持ちが分かりました。 自分のためだけを思うわけではない決断力。心を鬼にして、後で泣き崩れても郎党や家族のために見殺しにしなければならない大切な人。 それに、武将もなんだかんだお見合いで望まぬ姫をつき従う主君から押しつけられたりと切ない。
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読みやすーい。 幸村が主人公かと思い手に取ったけど、違ったようで・・・^^; この方の著書は初めて読んだけど、とても読みやすいまろやかな文体で良かったです。 最終巻まで読了できそう。
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武田家滅亡から本能寺の変直前までの時期を扱う巻。 武士の家に生まれた人々の命が、今聞くと驚くぐらい簡単に扱われることに改めて衝撃を受ける。 次巻に続く。
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書き出しから吸い込まれた。 戦国時代の中で、歴史の主役ではない人びとのリアルな生を描いている傑作。 さすが、一平二太郎の一人である池波正太郎。 人生の一冊になった。
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