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ひとめあなたに… の商品レビュー

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68件のお客様レビュー

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2011/08/28

子供の頃読んだのだけど、CREAの有川浩さんのインタビュー記事で新井素子さんのことを触れてらしたので、なんとなく再読(それは「星をゆく船」だったけど) 読んでみて、「確かに有川さん、影響受けまくってるかもね」と思ったり。 「チャイニーズスープ」の話の時は、荒井由美の「チャイニ...

子供の頃読んだのだけど、CREAの有川浩さんのインタビュー記事で新井素子さんのことを触れてらしたので、なんとなく再読(それは「星をゆく船」だったけど) 読んでみて、「確かに有川さん、影響受けまくってるかもね」と思ったり。 「チャイニーズスープ」の話の時は、荒井由美の「チャイニーズスープ」というよりは平松愛理の「部屋とワイシャツとわたし」でした・・・コワイ。

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2011/07/29

高校生の時に読んで、衝撃を受けた。 地球が滅びると知って、別れた恋人に会いに行く主人公。その主人公が出会う人たち。みんな、少しづつ狂っている。極限状態の中で、狂わずにいられる事の方が難しいのだろうか。その人の中にある感情や思いの中で、一番強い思いが、狂気の形になるのだろうか。

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2011/07/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・走り出しちゃったから。加速がついちゃったから、今更とまんないの。今更とめられないのよ。 ・人の名なんて半世紀もてば上等、一世紀もてば奇跡だわ。 ・俺はさ、あんたが思ってくれてるほど、たいした男じゃないぜ。 けど―あんたがそう思ってくれてんなら、本当に、たいした男になりたい。 あんたがこんなとこまで俺のこと考えてやって来てくれたなら、少しでもそれにむくいたい。少しでも―ほんの少しでも、俺に会えてよかったと思わせてやりたい。ここまでやってきて良かったと思わせてやりたい。

Posted byブクログ

2011/05/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新井素子独特の文章。地球があと一週間で滅亡するという状況の中、江古田から恋人のいる鎌倉まで歩いて行くという凄いSF。愛とは、死とは、人生とは!!考えてしまいます。

Posted byブクログ

2011/04/04

中学生だか高校生だかで読んで衝撃を受けた本。 最近、久しぶりに読んだけど、また違う感覚で新鮮に読めた。 新井さんの作品は、独特の語り口だけど、それがまたいい。 こんな風に人を好きになれたらいいなと今でも思う。

Posted byブクログ

2010/10/04

地球滅亡という設定によって、浮きぼりにされる人々の狂気。 けれど、その火種は、もともと持っていたもの。 狂気と正気の狭間で、主人公自身も揺れて、壊れそうになる。 あちら側とこちら側。どちらが幸せかなんて、誰にも分からない。 自分に正直になったら、誰もがどこか狂っているんじゃないか...

地球滅亡という設定によって、浮きぼりにされる人々の狂気。 けれど、その火種は、もともと持っていたもの。 狂気と正気の狭間で、主人公自身も揺れて、壊れそうになる。 あちら側とこちら側。どちらが幸せかなんて、誰にも分からない。 自分に正直になったら、誰もがどこか狂っているんじゃないかなって思った。

Posted byブクログ

2010/07/23

 なっつかしーなーーー。  初めて読んだのは中学1年の時で、大層衝撃を受けたもんだった。そりゃ勿論、シチューの話ね。  主人公、随分お姉さんだと思ってたけど、二十歳なんだ。そしてこれを書いた時の著者も二十歳なんだ。  今改めて読んで「若いなぁ」と思うわけだ。

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2010/04/29

高校生のときに読んだ一冊。 題名のロマンチックな感じとは裏腹に、気の狂った内容が衝撃的。 これは、読んでみなければ分からない衝撃です。

Posted byブクログ

2010/04/28

初読みは高校。 今は亡きOUTの「新井素子特集」で「女の人が旦那さんをチャイニーズスープにする」という解説を読んで、「なんじゃそりゃ!?」と探しまくって手に入れました。 ああ、確かにチャイニーズスープ・・・。 これって「宇宙魚顛末記」のグッピーに食べられるほうの地球なんですよね...

初読みは高校。 今は亡きOUTの「新井素子特集」で「女の人が旦那さんをチャイニーズスープにする」という解説を読んで、「なんじゃそりゃ!?」と探しまくって手に入れました。 ああ、確かにチャイニーズスープ・・・。 これって「宇宙魚顛末記」のグッピーに食べられるほうの地球なんですよね?? 当時は田舎に住んでて分んなかったけど、上京してから練馬から徒歩で鎌倉まで行くちゅうことの大変さがわかりました。でも自分が同じ立場になったら、同じことしそうな気がします。八王子から伊豆まで、自転車で行ったコですから! 狂っていく人を沢山見つつも、「朗に会うまでは狂えない」と鎌倉まで正気でたどり着いた圭子はすごい! でも、私たちが正気と思っただけで、本当は皆狂ってたのかもしれないな。 ダーリンが彫刻やってるので、今読みなおすとそういう意味でもぞっとします。

Posted byブクログ

2010/03/05

別作品の宇宙魚顛末記に出てきたもうひとつの地球のお話。 あと一週間で地球が滅びる事がわかったらこうなりそう。

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