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ニューロマンサー の商品レビュー

3.6

187件のお客様レビュー

  1. 5つ

    37

  2. 4つ

    55

  3. 3つ

    43

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

    8

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2017/06/07

サイバーパンクのバイブルと言われている作品、あんな昔にもそんな壮大な電子世界の奇想があるなんて、尊敬の他は言いようがない。中々酔いまくるな閲読体験…

Posted byブクログ

2017/05/04

昨今の海外でのクールジャパンムーブメントの先駆けとなった、と言えるのが、映画、ブレードランナーとこの、千葉シティが舞台のニューロマンサー。これで逆輸入的にイメージを創り上げたのが、アキラとか攻殻機動隊じゃなかったろうか。

Posted byブクログ

2017/04/21

攻殻機動隊やマトリックスの元ネタだらけ。味がありすぎる訳+想像し辛い話で読み辛く万人にお勧めできないが、この世界観を生み出した著者を評価。意外に疾走感がなく哲学的に感じた。

Posted byブクログ

2017/03/07

言葉遣いが独特すぎてややこしいけれど慣れたら癖になる。軽やかに浮遊するマトリックスの精神世界に対して、20世紀の汚物にまみれながら辛うじて地面を這いずる現実/肉体世界の描写が◎。テクノよりもダブを聴きながら読んでくれ。Jah Love!

Posted byブクログ

2023/05/08

SF。アクション。電脳空間。サイバーパンク。 文章はテンポが良く、爽快感があるけど…。 内容は全くと言っていいほど分からない。 330ページくらいまで進んでも、ほとんど頭に入って来なくて、それ以降はななめ読み。 わかりやすさも大切だよね…。

Posted byブクログ

2016/09/21

最初のうちは読んでいて意味が分からず投げ出したくなりましたが、ネットのレビューで物語中盤まで行けばドライブ感がすごいとあったので頑張って読み進めると確かにものすごい疾走感でした。 何が書いてあるか全くわからないのに頭の中で勝手に立ち上がるイメージ。攻殻機動隊やマトリックスの世界を...

最初のうちは読んでいて意味が分からず投げ出したくなりましたが、ネットのレビューで物語中盤まで行けばドライブ感がすごいとあったので頑張って読み進めると確かにものすごい疾走感でした。 何が書いてあるか全くわからないのに頭の中で勝手に立ち上がるイメージ。攻殻機動隊やマトリックスの世界を言葉で表現するとこうなるのかと実感。 理解できないことを受け入れつつ、勢いを楽しむという読書の醍醐味が味わえます。 好き嫌いが激しく分かれる作品だと思います。

Posted byブクログ

2016/07/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

難しかった……しかし魅力的だ…… 1.登場人物も語り手も、「この世界とは」については寡黙で、行動や描写から読み解くしかない。 その簡素な文体が難しさの理由の1。 2.翻訳。しかしこれは相当な名文なのではないかと思う。 3.様々なガジェット。 しかし、わかりやすかった、すらすら読めた、という小説とはまったく異なり、 何か、それも今の人類には了解し得ない何かを理解しながら読む、何かに触れようともがく、のは快い経験でもある。 もしもブレードランナー(は別だが)、攻殻機動隊、マトリックス、といった影響を受けている作品群に慣れていなければ、何が語られているかすらわからなかったはず。 ケイス「憎む、たって、誰を憎めばいいんだ。教えてくれよ」 ウィンターミュート「誰を愛してる……」

Posted byブクログ

2016/06/11

情報量がすごい、というか世界観が想像の2つ上くらいなので頭をフル回転して読むか、頭を空っぽにして勢いで読むか、な気がします。 後者の読み方であっても、「よくわかんないけどすげぇ!」みたいな快感は得られます。 昔の名作と呼ばれるSFを読む度に思うのだけれど、この時代にこの発想ができ...

情報量がすごい、というか世界観が想像の2つ上くらいなので頭をフル回転して読むか、頭を空っぽにして勢いで読むか、な気がします。 後者の読み方であっても、「よくわかんないけどすげぇ!」みたいな快感は得られます。 昔の名作と呼ばれるSFを読む度に思うのだけれど、この時代にこの発想ができてるってのが素晴らしい。

Posted byブクログ

2016/05/12

すげえものを読んだ、というのが素直な感想。 攻殻機動隊がきっかけでこの本を手にとってみたけど、あのアニメの映像イメージが自分の頭の中に存在してなかったら読み終えるのにもっと悪戦苦闘してただろうなと。そのくらい前衛的で、想像力を全力で振り絞ることでしか辿り着くことの出来ない近未来...

すげえものを読んだ、というのが素直な感想。 攻殻機動隊がきっかけでこの本を手にとってみたけど、あのアニメの映像イメージが自分の頭の中に存在してなかったら読み終えるのにもっと悪戦苦闘してただろうなと。そのくらい前衛的で、想像力を全力で振り絞ることでしか辿り着くことの出来ない近未来。 「現代の人が近未来を舞台にしたSF小説を書いた」って言うよりは、「作中の世界に住む人が書いた小説」として考えた方が読みやすいかもしれない。意味の分からない単語がこれでもかってくらい出てくるけど、それに対して説明的な描写がほとんどないのは、その存在が作者の世界では当然のものとして認識されているから。現代の人が小説を書くにあたって、車や電車を登場させる時に、それについて根本的なところから説明するなんてことがまずないのと一緒なように。 とにかく衝撃的だったと言うほかないけど、だからといって楽しめたかどうかは別。数年後にまたチャレンジしようかな。気が向いたらな!

Posted byブクログ

2016/05/09

灰色なSF。攻殻機動隊のようにネット世界に潜り込む。ゆえに現実とネット世界の区別はところどころつきにくい。と言うよりわざとつきにくくさせて、それを持ち味の1つとしている。擬体もかなり多く取り入れられ、本当にイメージとしては攻殻機動隊。悪くない。

Posted byブクログ