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ニューロマンサー の商品レビュー

3.6

187件のお客様レビュー

  1. 5つ

    38

  2. 4つ

    54

  3. 3つ

    42

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

    9

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2018/11/12

スピーディーな展開に若干ついて行けない部分もあったが、将来のマトリックス的世界の想像をかき立ててくれる書である。1986年の本であるが、2013年の現代にあっても、まだまだ未来の想像上の世界という感覚は失われていない。ほんと、SFとは恐るべきものと思う。

Posted byブクログ

2018/11/08

説明足りねぇ! “サイバーパンク”というジャンルの金字塔である名作SFにそういうのも失礼かもしれないが、人物集も用語集も無い中で読み進めるにはかなり困難を伴う読書だった。 ただその上で言いたいのは『超カッコいい』。本作が世に出てから30余年、様々な作品が本作に影響を受けている...

説明足りねぇ! “サイバーパンク”というジャンルの金字塔である名作SFにそういうのも失礼かもしれないが、人物集も用語集も無い中で読み進めるにはかなり困難を伴う読書だった。 ただその上で言いたいのは『超カッコいい』。本作が世に出てから30余年、様々な作品が本作に影響を受けているんだな、と感じるアイデアや描写が詰まっている。それこそ映画「マトリックス」もだし、あれを見ていたから本作の描写が映像的に補完できたりもする。この世界観のカッコよさを味わうだけでも価値のある読書だった。 余談だけど。いきなり作品冒頭から千葉市が出てくるのは、千葉県出身の身としてはなんか嬉しかった!

Posted byブクログ

2019/12/01

・やっと読んだ。普通な印象かつ、かなり描写についていけなかった。 ・印象が普通なのは、やはり時代性。当時は鮮烈だったと思うのだが、「攻殻機動隊」も「マトリックス」も体験した後だと、鮮烈さはなくなる。もちろん、順番は逆。また、当時に読んでたとしたら、多分、全くついていけなくて、メ...

・やっと読んだ。普通な印象かつ、かなり描写についていけなかった。 ・印象が普通なのは、やはり時代性。当時は鮮烈だったと思うのだが、「攻殻機動隊」も「マトリックス」も体験した後だと、鮮烈さはなくなる。もちろん、順番は逆。また、当時に読んでたとしたら、多分、全くついていけなくて、メディアで見てはじめてイメージできたのだろうなと思う、情けないけど。 ・「ディファレンス・エンジン」もそうだったのだが、どうもギブスンとは相性が悪いのか、イマイチ、ピンと来ない。これは理解力の低さなのか感性の老化なのか...。

Posted byブクログ

2018/10/18

【G1000/17冊目】サイバーパンクの祖と名高いこの作品は、2018年の現代をもってしても陳腐さを感じさせない。もちろん現実には作中よりも進んだテクノロジーも存在するのであるが、そのことが却って奇妙なリアリティを持って語られる。また、黒丸氏の訳もSFを知り尽くした者の素晴らしい...

【G1000/17冊目】サイバーパンクの祖と名高いこの作品は、2018年の現代をもってしても陳腐さを感じさせない。もちろん現実には作中よりも進んだテクノロジーも存在するのであるが、そのことが却って奇妙なリアリティを持って語られる。また、黒丸氏の訳もSFを知り尽くした者の素晴らしい訳であり、この世界観を見事に表現している。よく言われる設定の難しさはそこまで感じずにすんなり入ってきたのはただ単に自分がオタク体質だからに他ならないからだと思われる。

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2018/10/08

後世に大きく影響を与えた電脳系サイバーパンクの傑作、攻殻機動隊、マトリクス、秋山瑞人、読むの苦労するけどね、千葉が舞台

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2018/04/28

映画 マトリックスを見た時すぐにこの作品を思い出した。 ストーリーは複雑で終わり方も消化不良の感があるけど20世紀文学における一つの記念碑であることは間違いない。

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2018/10/17

ブレードランナーのような舞台だなと思っていたら後書きを読んでびっくり、全然関係なく、退廃的で先進的な日本(千葉シティ)の設定は作者のオリジナルなのね。 説明がなく読んですぐニューロマンサーの世界に落っこちたものだから、オリジナルな語句、概念、人々、大量にでてきてわけがわからなく...

ブレードランナーのような舞台だなと思っていたら後書きを読んでびっくり、全然関係なく、退廃的で先進的な日本(千葉シティ)の設定は作者のオリジナルなのね。 説明がなく読んですぐニューロマンサーの世界に落っこちたものだから、オリジナルな語句、概念、人々、大量にでてきてわけがわからなくなった。落ち着いて読めば眩いサイバーパンクの世界が展開したのだろうけど、読み返しをせず解説サイトなども読まなかったので、「誰?」「どういう意味?」「敵?味方?」「何をしてるの?」の連続でした。正直、分かる単語は「ケイス」「モリィ」だけです。 仮想の世界への接続、トリップする感覚、電脳との闘い、その辺が新たなSFの道を切り開いたことは分かるのですが。 時間があったらまた読もう。

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2017/12/07

目次:第一部 千葉市憂愁、第二部 買物遠征、第三部 真夜中のジュール・ヴェルヌ通り、第四部 迷光仕掛け、結尾 出発と到着

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2017/06/24

3回目の再読。挫折した。 やっぱり読みづらい。個人的にピークが冒頭の「空はTVの空きスクリーン色だった」だし。 サイバーパンクSFの古典であり頂点で、マトリックスや攻殻機動隊に影響を与えた云々で語られることの多い作品だがそのエキセントリックでよみづらい文体にはあまり触れられていな...

3回目の再読。挫折した。 やっぱり読みづらい。個人的にピークが冒頭の「空はTVの空きスクリーン色だった」だし。 サイバーパンクSFの古典であり頂点で、マトリックスや攻殻機動隊に影響を与えた云々で語られることの多い作品だがそのエキセントリックでよみづらい文体にはあまり触れられていないような気がする。 個人的な感想だけど、これバッチリ読破した人そんなにいるの?って感じてしまった。

Posted byブクログ

2017/06/07

サイバーパンクのバイブルと言われている作品、あんな昔にもそんな壮大な電子世界の奇想があるなんて、尊敬の他は言いようがない。中々酔いまくるな閲読体験…

Posted byブクログ