皇国の守護者(1) の商品レビュー

伊藤悠(著者)

2013/04/12

佐藤大輔によって書かれた架空世界を舞台とする戦記小説、の漫画版。
主人公の新城直衛がなにかかっこいい。
三白眼・・・というか、黒目が点でしかないこの主人公、妙な迫力が合ってイカス。
独自の単語や戦記的な表現が読みづらいとは思うが、世界観や雰囲気は抜群にいい感じ。
ちなみに漫画担当の作家は女性なのね。

2013/03/24

圧倒的な軍事力を持っている帝国と主戦力を逃がすために決死の任務に就く皇国の部隊長、新城との戦術の違いが面白かった。どうやら打ち切りで終わってしまったようなのが残念。龍と帝国とのバトルも見てみたかった！

2013/01/01

で、その漫画版。
描写力と感情表現が素晴らしい。
新城少佐が突撃の声をあげる。
さあ征くぞ。みんなで一緒に突撃だ。蛮声をあげて走るんだ。銃剣の切っ先を、仲間を殺した奴に向けて力の限りに握り締め、ぶすりとあの腹に。隣の仲間の頭穴が空いた。血は温かい。あ、また誰かが悲鳴を上げたな。誰だろう敵かな味方かな？誰だろう？だれでもいいや。数が減っただけ。突撃だ突撃だ。僕はまだ走れる。まだ足りないんだ。まだ殺し足りないんだ。ぼうりょくだぼうりょくだ。もっともっともっともっとぼうりょくを。たたくんだ。つぶすんだ。ふむんだ。ほえるんだ。たのしい！！たのしいなぁ！！！

そんな、脳が痺れる程に暴力の快感を味わった事がある奴なら誰もが理解し、共感出来る様な描写をして下さっている。
良い漫画です。
暴力だ！暴力だ！楽しいな！！

2012/11/13

猫が可愛い。設定も面白いし、登場人物も魅力的。ストーリーもこの先がきになる。なんでこんな中途半端に終わってしまったかな。残念でならない。原作には手を出してません。

2012/08/09

素晴らしいコミカライズなのですが、残念ながら途中で連載が終了してしまいました。再開を切に願っております。

2012/05/30

絵柄がすごくストライク。特に主人公の顔がど真ん中で好きだが、キャラには合ってない気がする……非常に読み進みにくいが価値はある

2012/03/27

＜全巻読了＞
＊原作未読です
戦争シーンの臨場感と、決してハッピーエンドではない終わり方、キャラクターの最期、どれをとっても結構「悲惨」な作品ですが、読後感は不思議と悪くなかったです。そして読めば読むほどじわじわくる感じ。
戦争漫画とはいっても虎、龍の存在とか非常にファンタジー色も濃い作品ですが、それ以上に人間臭い良い作品でした。
女性がこれ描いているというのにも驚きました。う～ん、すごい！

2012/03/19

これ、惜しい！！
多分原作の内容がぎっしりで、まとめるの大変なんだとお思います。

荒岩さん（だっけ？鋼練の。）とか浦沢さんが作画したらもちょっとわかりやすかったのかも。

まあ浦沢さんの描く竜とかやですけどね。

最後まで読んでないのでなんとも言えませんが、
とりあえず内容は面白い。

あとはやっぱりキャラに魅力が足りない、かなぁー。

2011/10/22

以前、先輩に借りてからずっと忘れられないマンガになった。この世界観、戦の状況描写とその高揚感。大人になっても、マンガでこんなにワクワクできるなんてね。ホントにすごいな〜。

2011/10/02

現代日本と似てるけどちょっと違う歴史ファンタジー。
サーベルタイガーが軍にいれば、竜も空を飛ぶ。

伊藤さんの絵はすごい。
劇画をみているような感覚。
女性が描いているとは毎回思わないのだけど、いや、すばらしい描写力。言葉では表せないの自分の語彙のなさが哀しい。

戦争の悲惨、冷たさ、無慈悲さ、理不尽さはどの世界であろうと共通です。

戦争は大嫌いですが、大好き。