猫楠(文庫版) の商品レビュー
傑作です。 熊楠の偉業、茶目っ気、コミュニケーションのタイミングの取り方とかまで精緻に水木先生が再現しておられます。 好きなことをやりとおして周りを巻きこんでいく強さと、素直に愛し愛される弱さのようなものとがすんごく丁寧に記述されてて、猫とかめっちゃかわいいし、もう最高に面白い...
傑作です。 熊楠の偉業、茶目っ気、コミュニケーションのタイミングの取り方とかまで精緻に水木先生が再現しておられます。 好きなことをやりとおして周りを巻きこんでいく強さと、素直に愛し愛される弱さのようなものとがすんごく丁寧に記述されてて、猫とかめっちゃかわいいし、もう最高に面白いです。
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熊楠の数ある伝記の中で 一番忠実で 人間くさくて、熊楠に対しての愛がいっぱい感じられる本。 熊楠と仲良しの猫の視点から 書かれてます。 水木しげる先生と熊楠の強力タッグ! 二人とも 人間のような妖怪のような、、、、 この本を読んで 時代遅れと思われるアニミズム的思想がこれからの...
熊楠の数ある伝記の中で 一番忠実で 人間くさくて、熊楠に対しての愛がいっぱい感じられる本。 熊楠と仲良しの猫の視点から 書かれてます。 水木しげる先生と熊楠の強力タッグ! 二人とも 人間のような妖怪のような、、、、 この本を読んで 時代遅れと思われるアニミズム的思想がこれからの時代に一番大切になるだろうと学べました。
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出版社/著者からの内容紹介 博物学・民俗学・語学・性愛学・粘菌学・エコロジー…広範囲な才能で世界を驚愕させた南方熊楠。そんな日本史上最もバイタリティーに富んだ大怪人の生きざまを描く。(荒俣 宏・中沢新一)
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猛烈に生きた人は数え切れないくらいいるだろうが、 猛烈に生きて、それを特定のフォームで(結果的に)広く知らしめることができた人は、残念ながら一握りです。 水木しげるは(幼少の頃からの愛着をこめて「水木先生」と書きたいところですが)、個人的には、山のように偉大です(…分かりにくい表...
猛烈に生きた人は数え切れないくらいいるだろうが、 猛烈に生きて、それを特定のフォームで(結果的に)広く知らしめることができた人は、残念ながら一握りです。 水木しげるは(幼少の頃からの愛着をこめて「水木先生」と書きたいところですが)、個人的には、山のように偉大です(…分かりにくい表現ですが。水木しげるのことを考えると、山脈を眺めるような心地になる、と。…出自はO・ヘンリの作中描写より)。 私の頼りない体の底にストレートに落ち着く著名人・作品・出来事等々、人並みにいくつかありますが。 (ある部分での)共通性に『軽やかさ』を挙げることができます。 水木しげるの軽やかさ。重厚なことを、サラリと上品に(余韻を過剰なくらい下品に残さず)描き上げる筆致。 かくありたい、と、遠くの小さな岸辺に立ちて思う私です。
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ガキの頃は漫画を読むとやたら大人に怒られた。 その癖で、堂々と漫画雑誌を読んでいるサラリーマンを見ると幼稚に見えて仕方が無いのだが〜 近頃は読書人口が減って若年層は漫画も読まないそうだ。(←これも読書と言えば読書か) そんなガキの頃、隠れて読みあさったのが〜水木しげる先生だ! 先...
ガキの頃は漫画を読むとやたら大人に怒られた。 その癖で、堂々と漫画雑誌を読んでいるサラリーマンを見ると幼稚に見えて仕方が無いのだが〜 近頃は読書人口が減って若年層は漫画も読まないそうだ。(←これも読書と言えば読書か) そんなガキの頃、隠れて読みあさったのが〜水木しげる先生だ! 先生の描く人物、景色は昭和の匂いがプンプン、臭ってきそうだし、大衆、群像は最高に魅力的だ。 もはや平成の妖怪と化した先生の最高傑作は本書だと思う。 面白くなかったら、逆立ちして3回廻ってワンってやってもいい。 (乙画廊オーナー中身保証。よって、内容は書きません)
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タイトルからも分かるように南方熊楠伝記。 とてつもない破天荒ぷりにただ驚愕するばかり。 一方で、晩年の悲哀は落差が大きい分だけ切ない。 独自の人生観を持った猫が良い味。
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漫画家・水木茂しげるが、熊楠が可愛がった猫たちの目を通して熊楠と彼を取り巻く人々の姿を描いた伝記漫画の秀作。 主要なエピソードもほぼ史案に沿って押さえられており、熊楠の人生を知るのに最もわかりやすく楽しい一冊。
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おじさん・・・アメリカ・・・ ↑これがツボでした。 ちんこにフマキラー注入して大丈夫なんだろうか。
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きょーれつ。 南方熊楠を水木しげるが描いたんだけど、水木しげるでさえ扱いきれなかった感がでてる。 こ、これは…「無能の人」を読んだときにも似た衝撃。 働かない天才。 日ごろ「働かないで生きてくってどうにかしてできないかな?」と考えてる鈍才の私はとても考えさせられた。 そして、読...
きょーれつ。 南方熊楠を水木しげるが描いたんだけど、水木しげるでさえ扱いきれなかった感がでてる。 こ、これは…「無能の人」を読んだときにも似た衝撃。 働かない天才。 日ごろ「働かないで生きてくってどうにかしてできないかな?」と考えてる鈍才の私はとても考えさせられた。 そして、読んだ後、「働かないで生きてくのは無理だ」という結論に達した。絶望。
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おもしろい!! 南方熊楠は、こんなに凄い人なのになんでメジャーではないのかが不思議。 粘菌学にも熊野にも興味がわいて来る本。 伝記、入門編としてお勧め☆
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