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猫楠(文庫版) の商品レビュー

4.2

58件のお客様レビュー

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2017/01/15

この漫画好きだなぁ・・・!豪快さと繊細さをあわせ持つ熊楠と、熊楠とともに生活していく哲学する猫、猫楠のコンビは最高に魅力的。でも熊楠にも水木さんにも詳しくないけど、熊楠を通した水木論が強い漫画だったりもするのか。

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2017/01/05

南方熊楠がどういう人物か大まかに知れればと、書店在庫が他の熊楠関係本と比べてあったということから購入。

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2016/12/22

世界に誇る民族・博物学者南方熊楠についての本です。 すでに多くの伝記が書かれていますが、熊楠が言葉を越えた神秘の存在とコンタクトをとる世界観は、漫画という表現が一番ふさわしいのかもしれません。 実際に18ヵ国語に通じていたと言われる熊楠ですが、この作品ではプラス猫語を操り、パート...

世界に誇る民族・博物学者南方熊楠についての本です。 すでに多くの伝記が書かれていますが、熊楠が言葉を越えた神秘の存在とコンタクトをとる世界観は、漫画という表現が一番ふさわしいのかもしれません。 実際に18ヵ国語に通じていたと言われる熊楠ですが、この作品ではプラス猫語を操り、パートナーのトラ猫とのコンビが絶妙です。 天才としての姿だけではなく、家族や自然を愛し苦悩する姿や、可笑し味に焦点をあてた作品です。 ペンネーム 六

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2017/10/16

猫にいちいちほっこりした、それにしても長生きな猫ね。熊楠っていまいちなにしたかよくわからなかったけど、これ読んでもやはりよくわからなかった。

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2016/07/15

漱石の猫方式で南方熊楠の日常を描く傑作。 とにかくチンポと反吐まみれ。 研究成果云々ではなく熊楠自身の人間性により曼荼羅が体感できるよう描かれている。 誠実な描き方で、しっかりと伝わってくる。 バイタリティの固まりにバイタリティを上塗りしたような超人的超人。 こういう人...

漱石の猫方式で南方熊楠の日常を描く傑作。 とにかくチンポと反吐まみれ。 研究成果云々ではなく熊楠自身の人間性により曼荼羅が体感できるよう描かれている。 誠実な描き方で、しっかりと伝わってくる。 バイタリティの固まりにバイタリティを上塗りしたような超人的超人。 こういう人に限って「人が好き」なのだ。 しかし長男の狂気は、なんとも辛く苦しい心情に、こちらの胸も潰れそうだ。

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2016/03/26

水木しげるからの視点で描かれる南方熊楠像。猫に語らせるのがまたいい。これと言ったらとことん突き詰めていく探究心、酒好き、豪快さ、子煩悩なところなどなど人間性も、垣間見れて、その偉業さに圧倒。粘菌のことなら一直線な姿、粘菌についての文献を読むのに言語までもマスターしちゃう。本当にす...

水木しげるからの視点で描かれる南方熊楠像。猫に語らせるのがまたいい。これと言ったらとことん突き詰めていく探究心、酒好き、豪快さ、子煩悩なところなどなど人間性も、垣間見れて、その偉業さに圧倒。粘菌のことなら一直線な姿、粘菌についての文献を読むのに言語までもマスターしちゃう。本当にすごい人だ。

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2016/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

我が郷里が生んだ偉人。水木しげる氏によってすばらしく妖怪色を含んだ怪しい偉人に仕上がっていて何度読んでも面白い。

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2016/03/08

キノコに詳しい粘菌学者、という漠然としたイメージしかなかった南方熊楠。この漫画を読んでいかに破天荒でいかに人を、世界を、そして見えざるものを愛していたかよく理解できた。 息子の熊弥との壮絶なシーンで思わず涙が… 水木先生による、水木先生にしか描けなかった熊楠像。この先どの伝記を読...

キノコに詳しい粘菌学者、という漠然としたイメージしかなかった南方熊楠。この漫画を読んでいかに破天荒でいかに人を、世界を、そして見えざるものを愛していたかよく理解できた。 息子の熊弥との壮絶なシーンで思わず涙が… 水木先生による、水木先生にしか描けなかった熊楠像。この先どの伝記を読んでもきっと水木熊楠が浮かんでしまうだろうなぁ。

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2014/07/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2014 6/19(くらい?)読了。 水木しげるロードに行ったりなんだりしているうちにかなり読みたくなっていた、南方熊楠の生涯を水木しげるが描いたマンガ。 ブクログ登録し忘れていた・・・。 日本人で一番、Natureに論文書いてるんじゃないかという熊楠・・・なんだけど、水木しげるの手によるからなのか史実なのか、とんでもなくパワフルでけっこう品がない(笑) 経歴を全然把握していなかったので勉強にもなった。

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2014/06/12

水木版南方熊楠の伝記。主として留学から帰国後の歩みを描いている。熊楠は猫好きだったとのことで、猫を熊楠の相棒として登場させている。熊楠には息子と娘がいたが、いずれも子をもうけなかったのでこの破天荒な天才の血は途絶えてしまった。日本はもちろん、もしかしたら世界にとっても大損失のよう...

水木版南方熊楠の伝記。主として留学から帰国後の歩みを描いている。熊楠は猫好きだったとのことで、猫を熊楠の相棒として登場させている。熊楠には息子と娘がいたが、いずれも子をもうけなかったのでこの破天荒な天才の血は途絶えてしまった。日本はもちろん、もしかしたら世界にとっても大損失のような気がした。

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