商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2025/09/18 |
| JAN | 9784065411957 |
- 書籍
- 新書
カウンセリングとは何か
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カウンセリングとは何か
¥1,540
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商品レビュー
4.6
326件のお客様レビュー
新書大賞2026受賞は伊達じゃなかった。 目に見えないココロを扱うカウンセリングがどういったものなのか、何となくだけどわかるようになる。カウンセリングを生活と人生のどちらに効かせるかで学派が変わってくるというのは、ちゃんと考えてみればそりゃそうという話なんだけど、思ったこともな...
新書大賞2026受賞は伊達じゃなかった。 目に見えないココロを扱うカウンセリングがどういったものなのか、何となくだけどわかるようになる。カウンセリングを生活と人生のどちらに効かせるかで学派が変わってくるというのは、ちゃんと考えてみればそりゃそうという話なんだけど、思ったこともなかった。 また、臨床心理士が人間の心をどう捉えるのか、その一例が書かれているのも面白い。もちろんそこに答えはないんだろうけど、本書のようにモデル化してみると、色々と辻褄が合うなと思う点があった。 例えば、本書に出てくる「スライムと鎧」の話。スライムを表に出すために心を揺らすというのは、人によっては家族や恋人との間で自然とやってきていることで、それを重ねることでスライムが育ち、鎧とのズレが減って生活しやすくなる、というケースもあるんじゃないかと思う。 実際、本書のリアリティのあるカウンセリングのシーンを読んでいて、自分が心を揺らした経験をいくつか思い出した。ああいうスライム同士のぶつかり合いを経験しているかどうかで、意外とスライムと鎧のフィット感も変わったのかもなと思う。 そうやって自分の内側にあるものをそのまま出して、それを誰かに受け止められたり、逆にぶつけ返されたりするのって、年を取るとそうそうできる経験じゃない。だとすると、それをお金を出して、ある程度ガードレールがあるなかでやることが、冒険的なカウンセリングの一つの目的なのかなと思ったりした。 そう考えると、内側のスライムと鎧のズレが大きくて、同じような不具合が人生で繰り返される場合には、冒険的なカウンセリングを受けるのも悪くないのかもしれない。私は自己開示があんまり好きではないので、できれば避けたいけれど。 本書に出てくるハルカさん(仮名)の後半のカウンセリングは、そのピリッとした空気感が伝わってきて、一気に読まされてしまった。カウンセリングという目に見えないものを描き切ったこと自体がまず素晴らしいが、このリアリティのあるカウンセリングのシーンも、本書の白眉だと個人的には思う。
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なぜこんなにも興味のなかった分野の専門書を夢中で読めたのか。 読み進めるにあたり心が開かれるような、生きていながら死んでいる心に出会えたような感覚になった。 生きにくい世の中なのだろう、生存が実存を犠牲にする現代。 実例がおもしろすぎる。本気でやっている人にしか書けない面白さ、カ...
なぜこんなにも興味のなかった分野の専門書を夢中で読めたのか。 読み進めるにあたり心が開かれるような、生きていながら死んでいる心に出会えたような感覚になった。 生きにくい世の中なのだろう、生存が実存を犠牲にする現代。 実例がおもしろすぎる。本気でやっている人にしか書けない面白さ、カウンセリングというベールを剥がしてくれた一冊。 聞き上手は聞くことが上手い人じゃないということ。
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文句なしの5点満点。これまで読んだ新書で1番面白かった(さすが新書大賞)しスラスラ読めた。それは①文体が自然体②ユーモラスな表現が多々③具体と抽象のバランスがちょうどいい、という3つが要因と感じた。 カウンセリングは敷居が高いものに感じるけど、誰でもやってるという容疑がある前提...
文句なしの5点満点。これまで読んだ新書で1番面白かった(さすが新書大賞)しスラスラ読めた。それは①文体が自然体②ユーモラスな表現が多々③具体と抽象のバランスがちょうどいい、という3つが要因と感じた。 カウンセリングは敷居が高いものに感じるけど、誰でもやってるという容疑がある前提に立つと、身近なものでもあるからこれだけ評価が高いのだと感じた。もちろん学びや気づきもたくさんあった。 子育てや、仕事における悩みが出てきた際に悩みを構造化して理解することにもつながると思った。 昔観たマットデイモンが出演してたグッドウィルハンティングを観なおしたくなった。確かあれカウンセリングの話だった気がする。 "社会に「主流」しか存在できなくなるとき、その社会は不自由で人工的な密室になります。傍流が「傍流」として、豊かに存在することこそが、自由で、そして自然な社会の条件です。" これ今年読んだ文章の中でトップクラスに良くてハッとさせられた。 "順番が大切で、自己の世界にまずは適切な対処をする。その上で心の出番がやってくる。心の力を過大評価せず、過小評価もしない。プロのカウンセラーとはふぐを繊細に捌くように、問題を慎重に、丁寧に見定めてどこの問題にどれだけ介入するかを判断できる人。" カウンセリングをふぐ調理に例えるところユーモラスで良かったなぁ。 "勇気が出るのは、見守られているとき。自立できるのは孤立していないとき。 ついてきてくれるなら行きましょう。 何もしないことに全力を注ぐ。すると、心の底で深いものが動き出す。" カウンセリングは変化することで、カウンセラーは変化する勇気を与える人なんだなぁ。 ---------------- 喫茶店で本読んでる時に隣のお客さんが「ポケモンダイパで殿堂入りまでドダイトスに体当たり覚えさせてたwww」と話してて思わず吹き出しそうになったwww
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