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抹殺ゴスゴッズ
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抹殺ゴスゴッズ

飛鳥部勝則(著者)

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抹殺ゴスゴッズ

3,630

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2025/08/19
JAN 9784152104526

抹殺ゴスゴッズ

¥3,630

商品レビュー

4.3

16件のお客様レビュー

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2025/11/25

令和の怪神と平成の怪人親子2軸で進んでいくミステリ。ゴシックの雰囲気とかもあって、仮面ライダーキバが好きな人は好きかも。女の子たちが変なんだけれど可愛い。親友2人も良いキャラで可愛い。てか健気。

Posted by ブクログ

2025/11/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ゴスゴッズ。コドクオ。神は複数。二人で一つのゴスゴッズ。詩郎。木槍。桜。金山。ルーベンス。蠱毒王。令和と平成行ったり来たり。父。利根正也。涼子。ルル。オカルトかと思ったら結構しっかり本格。最後に平成と令和が繋がってすっきり。また好きになってもいいですか。愛。

Posted by ブクログ

2025/11/22

『黒と愛』(2010年)以降、単行本の新作が発刊されず、過去作も絶版、プレミア化していたバイオレンスホラーミステリ作家、飛鳥部勝則。2023年頃から代表作『堕天使拷問刑』を始めとした過去作が書泉より復刊され(後に元の早川書房からも新装版が発売。)、2024年には約14年振りの新作...

『黒と愛』(2010年)以降、単行本の新作が発刊されず、過去作も絶版、プレミア化していたバイオレンスホラーミステリ作家、飛鳥部勝則。2023年頃から代表作『堕天使拷問刑』を始めとした過去作が書泉より復刊され(後に元の早川書房からも新装版が発売。)、2024年には約14年振りの新作単行本『フィフス』(中~短篇)が、書泉より発刊。そして2025年、ついに長編新作が早川書房より発刊される。それがこちら―――『抹殺ゴスゴッズ』。 時は令和。高校生の利根詩郎は、友人である木槍聖夜と空想の神、<怪神>を創り出す。その名は「コドクオ」。ある日、自分に愛の告白をしてきた同級生の西郷寺桜が、暴漢らに襲われているのを目撃する。助けようと介入するが、ドスを取り出した暴漢らに襲われ絶体絶命。「こんな時にコドクオが出てくれたら―――」。そう願い、「コドクオ」と低くつぶやくと、<怪神>はどこからともなく現れ、忽ち暴漢らを制圧してしまうのだった―――。 一方、時は平成。高校生の利根正也は、友人である神門考一の祖父で、地元の名士である神門大善が、何者から脅迫を受けていることを知る。謎の人物から送られてくる写真、小包。それらには「蠱毒王」の文字が。そして、地元の金山坑道を利用した観光施設の完成記念式典で突如、大善の犯罪を糾弾する<怪人>の声が鳴り響き、見世物の人形に混じって死体が見つかる―――。 同じ町、別の時代に現れた「怪神/怪人、コドクオ/蠱毒王」が絡む事件を描いた、バイオレンスホラーミステリ。令和(詩郎)と平成(正也)の二つの時代(視点)が交互に描かれ、事件の真相、そして"意外な"繋がりが明らかになる。648ページと、なかなかの大作ではあるが、読み易いテキストは相変わらずで、さくさく読み進められるのが◎。飛鳥部勝則節全開で、胸焼け注意の「暴力と怪奇」の濃厚な世界を味わうことが出来る。氏の著作は『堕天使拷問』と『鏡陥穽』しか読めていないが、真相が紐解かれていく面白さは(個人的に)本作がNo.1だった。 いやはや、ラストの展開は全然読めなかったなぁ。怪神?怪人?いやいや、そんなものよりもっと恐ろしいものが身近?に潜んでおるんでさぁ・・・。

Posted by ブクログ