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「あの戦争」は何だったのか 講談社現代新書2780
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「あの戦争」は何だったのか 講談社現代新書2780

辻田真佐憲(著者)

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「あの戦争」は何だったのか 講談社現代新書2780

1,155

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2025/07/17
JAN 9784065404997

「あの戦争」は何だったのか

¥1,155

商品レビュー

4.1

100件のお客様レビュー

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2026/03/31

途中、ひたすら大学生の旅行記のような話が続いて辟易。なぜ評価されているのかよくわからなかった。日本が戦争に突き進んだのは仕方なかった、日本も悪かったが列強も悪かった、のような文章を読みたい人がたくさんいるのかもしれない。

Posted by ブクログ

2026/03/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

話題になっており、作者の動画を何個か視聴したので読んでみた。 ナラティブ(物語)が政治に求められている今日本人に共通する物語を見出そうとしている本だと思った。 「戦後」と一言で言っても様々な解釈が存在している。どこから、あの戦争は始まったのだろうか。そして、どこで終わりにすべきなのだろうか。 みんなで考えていくべきはずの題材なのに、国立の博物館等がないなど国としての方針も曖昧にして80年経ってしまっている。

Posted by ブクログ

2026/03/26

■定義できないものを、そのままに模索し続けること  「あの戦争」について大きな見取り図の中で多角的な解釈が示されており、全編とおして充実した探索になった。しかし僕がいちばん「ごもっとも!」と膝を打ったところは、出発にあたり著者が前提とした「歴史観」についての主張だ。  第...

■定義できないものを、そのままに模索し続けること  「あの戦争」について大きな見取り図の中で多角的な解釈が示されており、全編とおして充実した探索になった。しかし僕がいちばん「ごもっとも!」と膝を打ったところは、出発にあたり著者が前提とした「歴史観」についての主張だ。  第一に、歴史は科学ではないということ。ある事実があったとして、その評価は後世になされるものであり、多様な立場、ましてや時代により変化する価値観の中でなされる解釈は様々であるため当然唯一の正解というものは存在しえない。  第二に、イデオロギーを嫌悪、忌避することへの警鐘。合理性を追求し「実証主義」という名のもとに、イデオロギーを否定、排除する新種のイデオロギーともいうべきものが台頭しているようだが、そもそも完全に客観的な歴史観など存在しないという。確かに、合理性、客観性のみで、非合理的で主観的な人間の営みが語れるなら歴史は科学になりえてしまうかもしれない。  これらの主張に大いに同調したい。個人的には、日本の教科書、歴史教育は他国を見習えとまでは言わないけど、当時の日本が置かれた時代背景、またその状況下で自国のためにペンや剣をとった私たちの祖先の主義・主張や思いを少しくらい汲んだものであってもいいのではないかと思う。  さて、完全に客観的な歴史など存在しないという前提に立つと、右か左か、侵略か自存自衛か共存共栄(大東亜新秩序)か、軍部暴走か外交失策か、制度欠陥か人事人材か。起点は真珠湾か、盧溝橋か、満州事変か、第一次大戦(総力戦の衝撃)か、はたまたペリー来航(植民地化の脅威)か。その呼称は太平洋戦争か大東亜戦争かアジア(・)太平洋戦争か十五年戦争か。などなど。これらはすべて立場や視点、切り口の違いから当然に生ずる解釈の違いであり、あれが正しいとかこれは違うとかいう問題ではない。  当たり前なんだけど、歴史にはいろんな側面があり、その切り口、視点によって解釈が変わるのだ。つまり、新しい史実が判明しても、新たな価値観(例えば資本主義に替わる何か?)の時代が到来しても、「あの戦争」はどこまで行ってもつかみどころが難しく、玉虫色であり続けるのだと思う。だとするとそれをそのまま受容できない私たちの側が歴史に対する態度を改める必要があるのではないか?  この点、谷川嘉浩さんは『スマホ時代の哲学』の中で、解決不能な「モヤモヤ」「消化しきれなさ」「難しさ」をそのまま抱え、模索し続けることが大切なのではないかといったことを提唱している。この試みは、なんでもお手軽に「答え」を求めたがるコスパ・タイパ時代にマッチしないかもしれない。だからこそ、いまだ呼称すら定まらないこの究極の「モヤモヤ」を何とか消化しようとする試行錯誤は尊いと思う。  包括的であれ部分的であれ「あの戦争」を探求する方々に、ありがとう!そして今後も力作、期待してます!

Posted by ブクログ

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