商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2025/07/17 |
| JAN | 9784065404997 |
- 書籍
- 新書
「あの戦争」は何だったのか
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「あの戦争」は何だったのか
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商品レビュー
4.1
122件のお客様レビュー
歴史とは解釈であり、見方によって正義は如何様にも存在する。そこを追うのではなく、何かを得るための材料にするのがいいのかな、と思った。 ○あの戦争は何だったのか。 それは、日本という国が近代の激流のなかで何を選び、何を失い、何を残したのかを象徴的に映し出す、特別な鏡である。そこに...
歴史とは解釈であり、見方によって正義は如何様にも存在する。そこを追うのではなく、何かを得るための材料にするのがいいのかな、と思った。 ○あの戦争は何だったのか。 それは、日本という国が近代の激流のなかで何を選び、何を失い、何を残したのかを象徴的に映し出す、特別な鏡である。そこには、われわれが歴史を通じて見つめるべき「現在」もまた映り込んでいる。だからこそ、われわれはこれからも、現在とのつながりを意識しつつ、より妥当な落としどころを模索しながら、その意味や位置づけを解釈しつづけなければならない。 ・大東亜戦争は、どの場面を切り取ってもなかなか止めるのが難しい。植民地政策をしなければならないのは外国からの圧力に対抗するため燃料が必要だったから、燃料を米英に止められてからはジリ貧を打開するための一手を打つ必要があった。国民側も好戦的な意見が多く、民主主義の大隈内閣はそういった世論をうけて好戦的な方向に舵を取ったため現代に至る。当時は戦争は絶対悪とはみなされてなかった、おそらく被害より恩恵の方が大きかったから。教科書でも栄光の歴史と教えられていた。当時は東條英機すら「弱腰」と批判されることもあった。 ・日本は大東亜共栄圏を強くし、米英の支配や差別から逃れることを理念とし、東南アジア各国に会議や訪問を行った。その実、日本を頂点とした支配構造に変わりなくフィリピンなどから批判された。戦争中には占領、弾圧も行っている。 ・シンガポールの人口の7割を占める華人コミュニティに対し、占領後に日本は「大検証」という18~50歳の男性を尋問、半日的・共産主義的思想をもつとされるものを次々と処刑した。犠牲者数はシンガポール側が4~5万人、日本側は5000人と発表している。現在は対日感情は良好だが、歴史的に日本は敵という物語が存在している。 ・シンガポール、インドネシア、マレーシア、中国(長春)などに日本の植民地支配を非難する展示がある。 ・マレーシアのラブアン島では3908名が亡くなった。その中の「サンダカン死の行進」では日本軍が英軍、オーストラリア軍の捕虜2434名を240km離れた収容所へ強制移動させた。飢餓、病気、日本兵による虐待によって、途中で逃げ出した6名を除いて全員が犠牲となった。フィリピン・バターン半島でも米比軍捕虜76000名を100km以上強制的に徒歩で移動させ、17000名以上が命を落とした。 ・現在も大東亜戦争の日本に関する見方は定まっておらず、様々な考えをもつ人がいる。国内の展示もぼやかした曖昧なものが多い。事実ベースで起きた要因に触れられる、今後の教訓にできるような展示があるといいと思った。
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歴史を見る時、少なからず客観的に見る必要があると思う。あの戦争はまだ直に体験された方々がいらっしゃり、評価が難しい。一方でそろそろ概観してもよいのではと思っていた中の本だった。とても俯瞰的に思考されており、戦争の位置付けを自分なりに考えることができた。
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過去と現在ってつながってるなぁとかを再認識したし、ある程度客観性だけじゃなく、主観な所をとりいれつつ、自分なりの歴史観と大事にしたいなと考えたりもしました。現在の色んな国でも歴史観って本当さまざまで何が正解で何が間違ってるのかを導きにくい。だけど、自分で感じとった歴史観が大切で自...
過去と現在ってつながってるなぁとかを再認識したし、ある程度客観性だけじゃなく、主観な所をとりいれつつ、自分なりの歴史観と大事にしたいなと考えたりもしました。現在の色んな国でも歴史観って本当さまざまで何が正解で何が間違ってるのかを導きにくい。だけど、自分で感じとった歴史観が大切で自分の生活にもつなげていく。そんなことが大切だと思ったりした。
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