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ジェイムズ
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ジェイムズ

パーシヴァル・エヴェレット(著者), 木原善彦(訳者)

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ジェイムズ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2025/06/27
JAN 9784309209289

ジェイムズ

¥2,750

商品レビュー

4.3

105件のお客様レビュー

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2026/10/07

非常に良かった。読みやすい内容なのだが、かつてのアメリカ、もしかしたら現在でもアメリカ、さらにもしかしたら世界に広がる人種差別の批判を通底するトーンとして、黒人の視点から見た白人社会の理不尽さを描き出している。

Posted by ブクログ

2026/10/05

マーク・トウェインの『ハックルベリー・フィンの冒険』を下敷きに、ハックの「友達」である奴隷のジムを主人公にした物語。 当時のアメリカでは、奴隷は「白人の所有物」とされ、個人としての人格は認められていなかった。だからこそ、ハックがジムを「友達」と認めたことは画期的だったと思う。た...

マーク・トウェインの『ハックルベリー・フィンの冒険』を下敷きに、ハックの「友達」である奴隷のジムを主人公にした物語。 当時のアメリカでは、奴隷は「白人の所有物」とされ、個人としての人格は認められていなかった。だからこそ、ハックがジムを「友達」と認めたことは画期的だったと思う。ただ、マーク・トウェイン自身が、あの時代にどこまで黒人を白人と対等な人間として捉えていたのかは測りかねる。 『ジェイムズ』のジムは文字も読めるし、書くこともできる。それどころか、ロックやルソーの思想に精通している! 己の置かれた立場を哲学的に考え、自分が生きる世界の矛盾を見つめている。 『ハックルベリー・フィンの冒険』でも、飲んだくれや暴力、詐欺、上流階級同士の殺し合いなど、ろくでもない白人ばかりが出てくるそうだが、『ジェイムズ』でもそれは同じ。こちらでは奴隷に対するレイプの実態まで描かれる。本当に当時の白人社会というのは……傲慢と偽善に満ちていたのだなと思わずにはいられない。 『ハック』では主人公が白人だから「冒険譚」になる。でも『ジェイムズ』では、主人公は脱走奴隷で、殺人の疑いまでかけられている。同じ出来事を描いているのに、立場が変わるだけで、こんなにも切迫した「逃避行」になるのかと思った。 最後までハラハラドキドキしながら読んだ。

Posted by ブクログ

2026/09/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

白人たちが描く黒人像を演じることで優越感を感じさせ、本当に支配していたのはジムたちなのかもしれない。そして最後まで鉛筆とノートを大切にしていたのはこれからは自分の意思を刻み込むんだという感じがして胸に残った。

Posted by ブクログ

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