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爆弾犯の娘
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爆弾犯の娘

梶原阿貴(著者)

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爆弾犯の娘

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ブックマン社
発売年月日 2025/06/24
JAN 9784893089847

爆弾犯の娘

¥1,980

商品レビュー

4.3

39件のお客様レビュー

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2026/02/18

タイトルの爆弾犯というのは、新宿クリスマスツリー爆弾事件などを起こした過激派グループの末端であった梶原譲治のこと。個別wikiはない。 梶原の罪としては、交番のトイレに爆弾を仕掛けたものの爆発もせず怪我人もなく、といったものなので爆弾犯といえるかどうかも微妙だが、とはいえ爆弾犯と...

タイトルの爆弾犯というのは、新宿クリスマスツリー爆弾事件などを起こした過激派グループの末端であった梶原譲治のこと。個別wikiはない。 梶原の罪としては、交番のトイレに爆弾を仕掛けたものの爆発もせず怪我人もなく、といったものなので爆弾犯といえるかどうかも微妙だが、とはいえ爆弾犯という呼び名以外には形容しづらい。爆弾自体は仕掛けているわけだし。 タイトルの娘というのは、梶原阿貴という役者兼脚本家のこと。個別wikiはある。本書は彼女の自伝に近い。 そもそもこの父親は逃亡中は家からも出ず、自首の後は刑務所へ収監され、出所後はわずか2年で家族からは離れ、そのまま25年ほど連絡も取らなかったそう。梶原阿貴の人生の半分は父親と一緒にいないのだから、爆弾犯の娘としての人生以外の生活も多く描かれる。 過激派も含め、学生運動を行っていた人間たちには独特の甘ったれた感覚がある。壊すことは得意だが、変わることも変えることもできない。学生運動は、せいぜいちんけな犯罪を行って悦に浸るだけで革命など達成されなかった。そして本書を読むかぎり、少なくとも梶原譲治に関しては家庭でもそうだったのだろう。 ところで、本書内に梶原阿貴が中学の修学旅行へ行けなかった一節が書かれているのだが、この修学旅行というのが生徒それぞれが行き先を選択できたらしい。国内とか海外とか。先に書いたとおり梶原阿貴自身は行っていないのだが、景気のいい話だと思った。時期的にはバブル期。

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2026/02/17

派出所に張り出してある指名手配犯の写真。 その中の1人が自分の父親だった。 両親との3人暮らしながら、常に父親はひっそりと息を潜めて暮らしている。ある日、その父親が指名手配されていると知る娘の心情をノンフィクションでつづる。 夫を隠して生活する母親、それなりに孫を気遣う祖母、そし...

派出所に張り出してある指名手配犯の写真。 その中の1人が自分の父親だった。 両親との3人暮らしながら、常に父親はひっそりと息を潜めて暮らしている。ある日、その父親が指名手配されていると知る娘の心情をノンフィクションでつづる。 夫を隠して生活する母親、それなりに孫を気遣う祖母、そして何より娘のことを思う父親。 世間を正そうとした、いわゆる「過激派」と呼ばれる人たちの苦悩や、彼らに翻弄される周りの人々の生活が興味深い。

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2026/01/28

純粋に、面白かった 失礼ながら梶原阿貴さんのことも、爆弾事件の事も存じ上げず、逃亡していた父親の名前を聞いてもピンとこなかった 爆弾犯の娘として生きてきた過去が、とてもリアルにコミカルに綴られている 本人は壮絶な思いをして暮らしてきただろうから、笑ってはいけないのだが、笑える...

純粋に、面白かった 失礼ながら梶原阿貴さんのことも、爆弾事件の事も存じ上げず、逃亡していた父親の名前を聞いてもピンとこなかった 爆弾犯の娘として生きてきた過去が、とてもリアルにコミカルに綴られている 本人は壮絶な思いをして暮らしてきただろうから、笑ってはいけないのだが、笑えるポイントが多くて文才のある方だなぁと 一緒に暮らしている父の名前も知らず、転々と住処を変え、成長するにつれ疑問は多くとも明かされないままの小学生時代 そして中高生となり、役者を目指し様々な人々と出会う 出てくる著名人の方々にも驚き、何より同世代なので昭和の駄菓子屋の話や、チェッカーズ、尾崎豊、リバーフェニックスなんかの話は懐かしくもあった 尾崎のエピソードは強い ただ、ここまで告白するには色々な思いがあったであろう 経験してきたマイナスな部分も包み隠さず書いてある 映像化されたら面白いかもな (被害者がいるので、単純に面白いと言ったら不謹慎かもしれないが……)

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